安倍晋三氏の靖國神社参拝は個人の信教の自由


ドイツの30年戦争にて人口の3分の1が亡くなるカトリックとプロテスタントの宗教戦争を経て、ウェストファリア体制が確立されたことで最初に保障された権利ないし人権が、信教の自由である。

この権利を侵害したり、形骸化する国や人々は、暗黒の中世に生きる野蛮な人々と形容しても差し支えない。

我が国でも例外なく、憲法20条で保障される権利として明文化されている。それにも拘わらず、なぜNHKは政府(権力)に安倍晋三氏個人の信教の自由について問うような野蛮で未開で非文明国的で共産主義的な質問を投げ掛けたのか心底疑問でしかない。

余談だが、このウェストファリア体制の信教の自由とセットでスイスがプロテスタント国家として樹立してセットで政教分離が保障された。主権国家の誕生史でもある。

それ故に、信教の自由を保障することが目的であり、政教分離は手段でしかない。この手段と目的が逆的しないように説いたのが、津地鎮祭による信教の自由と政教分離の最もスタンダードな最高裁判例である。

NHKの職員は憲法の条文や最高裁判例を通読しない人物が腕章を着けてお仕事しているのかな?


httpsn-jp.com/archives/17178

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