デレマス初心者大喜利会ガチガチ男

こんにちは、屋良斗と申します。
先日デレマス初心者大喜利会なるものに興味を持ったところ、捕捉され、お誘いを受け、ままよと参加することを決意しました。

居住地域からは遠征となるので、大喜利前日にはちょっと観光がてらに好きなところ行ったり、当日だってさほど気負ってはないなー、などと思いつつ、ある程度リラックスした状態で臨んでいたとは思ったのですが、気が付いたらえらい震えてましたね。

はい、緊張しやすい性質なんです。
塩ひとさじを水筒に運ぶ程度の動作でも、震えで塩を全部落とすとかいう事もたまのたまにあるんです。本当にたまのたまにです。

そんな自分が大喜利という衆人環境に向かったわけです。まあ何も影響ないわけありませんでした。多分一番初心者ムーブしてたんじゃなかろうか。でも実際かーなーり楽しめました。
という事でガチ勢もとい緊張でガチガチ勢が、どの辺に緊張して、どう楽しめたか、ちょこまかと自己分析しつつ文に起こそうと思います。

さて、まず自己紹介と担当アイドル紹介からだったんですが、第一問題、
「ペンが持てない!!!」
震えで屋良斗の屋の字の屋根がぐしゃぐしゃに。落ち着いて字が書ける感じじゃあ無かったので、もう勢いで、流すように、文字を書いてました。
文字を書く苦労からすでに印象に残っています。
そんな中私は岸部彩華Pを名乗りました。理由は、好きと言える所が今の自分にとってすぐ出せそうなのと、大喜利どこか(主にこの後ある憑依大喜利)で彼女を使ってみたかったのでその保険の意味を兼ねての紹介、辺りがありました。

手ガタガタの中「担当の好きな所」を回答
「レッスン帰りに声をかけると『ご指名ありがとうございま~す』」
「『出来ない』事は『やらない』理由にならないという台詞、芯の強さ」

前者で、まずウケたのが大分支えになりました。
というよりもうみんな何らかのウケにつながる回答してるのなんなん!
さておき、彼女の明らかに何らかの何かを包み隠す気がない所が「面白い」と思っていたので、「面白い」の項目をこの場で選択出来て、ウケたのは精神的にも良かったです。
後者は自分への鼓舞にもなりました。
まあそもそもやる気満々では来たんですけど、いざ来てみるとこうで、途中退出する可能性も頭をよぎっていたので、「そういえばこういうこと言う子だったな~」と助けられました。ありがとう岸部彩華。

「ペンがうまく持てない!」という状況は次の通常大喜利からさらにその次のスカウト大喜利まで続きました。文字を書く事自体への身体コストに加えて大喜利という脳の瞬発力を要求される行動。
「頭が回らない!!!」
多分マンガだったら目がぐるぐるの渦巻きになってました。ただ、「こんな自分はダメだー」みたいにはなってなかったと思います。
まずどんな回答でもある程度反応があった事。これ、すごく、嬉しい(片言)
反応があれば「何かがもっと当たるかも!」という希望が持てます。
それと他の方の回答で笑える事。こちらも多分マイナス思考にならない大きい要因の一つなんじゃないかと思います。同じブロックの回答を聞くのは中々難しかったですが、他の方の回答で笑えればえ笑えるほど、自分の不甲斐無さへの目を向ける自分はどこかに消えました。楽しい気分づくりってえのは本当に大事ですね。
特にスカウト大喜利では何度か咳込みつつも、なんとか回答できました。
緊張が喉に来ると咳込むこともあります。少なくとも私はそうでした。
そんな時も回答一回休みとかで気を遣って頂いて本当にありがとうございます。
そんな感じで、自分を徐々に、本っ当に徐々に慣らしていきました。慣らす事が出来ました。

そうして憑依大喜利に移った時には、ペンは持てるようになってました。記憶が間違いじゃあなければな!!!喉も整ってた方だと記憶してます。
頭はぐるぐるでした。が、この辺から思考回路の記憶も比較的鮮明です。
アイドルになりきって大喜利に回答する憑依大喜利は勝ちトナメ負けトナメで分かれるトーナメント式。

最初のお題は「地球上に男性がプロデューサー1人になってしまった世界
ここではどんな回答にするかビジョンが立たず、とりあえず一番台詞を作りやすそうだなあ、という所で南条光を選択。一応南条光を一番長く担当しているので、困ったときには付き合いの長い奴が助けてくれる事もあるんだなあ、と思いました。(後々考えれば絶望的状況に南条光を置かせたがるの、自分の無意識が出てるなあ)
「アタシとこの世界を守っていこうな!(『マモレナカッタ…』と書いたボードを上げつつ)」
行くぞ、地球マン1号!
という感じで数回ほど回答しましたがあまりウケず。追い詰められつつも、絶望感とサイコ感の方面で伸ばせるかなあと回らない頭を回しましたが、なかなか難しい。でも地球マン1号の回答で「ジョージ秋山っぽい」ってガヤが飛んできたのは嬉しかった(好き)。

次のお題は「エレベーターに閉じ込められてしまったアイドル
これも選ぶのに苦しみましたが、「密室で何か物事を成し遂げそう」な感じ→何かの趣味人、といったルートで思考がつながり、エスカレーター→壁→壁画→吉岡沙紀とつながりました。とりあえず第一答を確定させようという意識が強かったです。ここから「いやあ描けちゃうもんすね、ゲルニカ」と答えが出ました。他、何か装飾する方向で行こうかと考えましたが、ゲルニカを描ける吉岡の画力が高すぎて、画力方向でこれ以上いじれないかもな、となりました。なら、芸術家だし何かを観察する方面で考えた結果、エレベーターの▷|◁(閉じるボタン)に注目して「あれセンスいいっすね」と回答。こっちがかなりハネて嬉しいより先に驚きがありました。後々、いろんな方からお褒めを頂いてありがたい限りです。
こう文字に起こしてみると緊張してたにしては、思考によくパスが通ってるなあと思いました。吉岡の回答については、妙なリアル感があったとの言葉を頂きましたが、確かにこうして筋道立てたのが上手くハマってくれた例なんだろうかなあとも思いました。結果このお題では勝ち進む事が出来ました。

次のお題は「アイドルがゲーム実況したらこうなる
夜→暴力→目撃者、の方向で伸ばせそうだなと作戦を立てていた岸部彩華が使えるなあ、と、やっと岸部を選びました。「灰皿で殴るの見た事ある」「酒瓶を持った相撲取り(エドモンド本田)」あたりも事前に考えてたものの中にありました。ある程度決め打ちの素材を持っていて良かったです。
基本、ここまで来ると夢中過ぎて他の方の回答を聞けていなかったのですが、このお題に関してはプリンゴさんの「バーニングファイトRTAをするヘレン」で笑い過ぎて回答不能になるかと思いました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31498605 ←バーニングファイトRTAの一例
それと最後になって、実況と言えば締めの挨拶かなあ、と考え岸部だし「またのご指名をお待ちしておりま~す」と締める事が出来ました。「ご指名」に関しては自己紹介の件もあり、ネタの通りも良くなったのかなあ、とも思いました。決め打ちはありましたが伸び伸びと岸部彩華出来て楽しかったです。結果は決選投票まで進みましたが惜しくも敗退でした。
正直この辺りで暑さもあり体力も限界でした。

こんな感じで繰り返しになりますが、徐々に、本っ当に徐々に自分を慣らしそして楽しむ事が出来ました。短い思考時間で何かを考え、発表するという工程が凄く大変でした。特に自分は発表する段階に不安が集まるらしく、それが震えや咳込みにつながってるようです。こういう瞬発力が鍛えられたらもっと回答できるのかなあ。それに少なくともデレマス大喜利に関しては知識や自己解釈の幅とかもかなり武器になりそうですね。
何が言いたいかというと「おもしろいこといっぱい言える人すごい」です。
ここまで来てそれか。
でも緊張してても頭回らなくても、武器があればなんとか戦える道が開く可能性はこの初心者大喜利会にはあったのかな、と思いました。本当にいい精神鍛錬になりました。こうして喋れた事はこれからも自信になります。
運営ならびに参加者の皆様には本当に感謝しております。

また参加する機会があったとしたら3歩進んで2歩下がった状態になってるのかなーと思いつつやっぱり参加してみたい気持ちもあり、また他にも観覧もしてみたいと思いました。

デレの知識さえあれば引っ込み思案でも戦えるぞ!多分!

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