C97バロガーさんの所(うごめき隊)の本感想

大分時間が経ってしまった……バロガーさん(Twitter:@vabaloro)の特撮×アイマスのクロスオーバーの仕方滅茶苦茶好きなんですが、オフセでデレマス本出し始めてからなかなかコミケに行けなくて、ようやく今回C97、本を買えました……直接ご挨拶にも伺えました……これを140字で文字感想まとめるの絶対にもったいないと思ったので、もうnoteにまとめちゃおうと思った次第です。戦利品のエモみの力、お借りします。

あのヒーローを呼んでみよう~みんな大好きなウルトラマン~

バロガーさんの1

もうこのタイトルでオーブダーク(略)の話って時点で優勝なんですよね(すぐに優勝する人)

やっぱり純粋にヒーローのメッセージ性といったら画面を越えて、作り話を越えて、どこかに「いる」と思えるからこそ、見守ってくれてるなら戦える、そしてそれを越えていくみたいな所だと思うんです。そんな願いの形を確実に昇華されていて、でオーブやルーブを知ってるともうヒーローのオタクとしては感涙モノでした。

近年のウルトラマンの並行世界設定はそんな願いにかなりマッチしたものだとも思うんですが、もう使いこなしがすごい。物語をメッセージ性でトレースしてるんですもんね……南条の願いが、あの愛染、チェレーザに力を与えてくれるとかもうそのそれで……愛染自体、ルーブ本編でもかなりポテンシャルのあるキャラで、もうちょっとこう、テレビでオーブの姿を真似るものとしてのカッコいい所?を見てみたかったなって気持ちはありました。でもあの本筋にそれを挟むとちょっと難しかったのかなあ……っていうのもあったので、まあ、ヨシって感じでしたが(EXPOでチェレーザのその後の話があるんでしたっけ?見れてないので情報に欠けはあります…)これならあいつは救える!!!バロガーさんのクロスオーバーってそういう所が好きで、特撮作品におけるキャラ前提と、デレマスにおけるキャラ前提の上での話で組み立てるのが上手いので、物語のその後や並行世界での救いとしての強度が滅茶苦茶に高いんですよね……あっ!!!二つの力で戦ってる!!!ガイさん……駆けつけてくれてよかったね……「神秘性」の話で通信簿を踏まえてくれてる所までほんとガイさん……

特撮側の話ばっかになったけどデレマス側の解釈も本当に良いですよね……憧れになりふり構わない光に、危機に際して体が動く麗奈、戦力差の把握が早い紗南とか……イグゼロはほんと馬鹿野郎どもだなあ(誉め言葉)……しっかりヒーローがピンチになるから、彼女たちの心の動きからの「がんばれー」の映えもまた良いんですよね……あとアレ、マメ丸ですよね!?あっ、表紙の光、なんかむちっとしてていいですよね……

あと細かい所だと

・いっつも謎のパワーアップをする敵

・超闘士OVAとはまたマニアックな……

・おまピト(擬音)

・背中で光線をかばう構図でサンダーブレスターを思い出す……

そして改めてタイトルを見て、最高だなあって、なりました

そんな感じそんな感じ(夢をのぞいたら)です

迷い猫のブルース

バロガーさんの2

表紙~~~~~~~~~ニセモノのブルースが下敷きにあるけど、結構あのタイプのババルウと麗奈の同類感というか親和性でまた別の深みが出てる感じがしました。公衆電話のコマ好き。コピ本の限られたページで話を円滑に進めてくれるレッドマンさんマジ半端ないっす。ちゃんと勝利後に例のポーズも取ってる。

君は光になる

バロガーさんの3

夏コミの本ですけど丁度今、お嬢様アイチャレ復刻してますね……何の因果か……

「『ロボットなら池袋晶葉さん!』という安直な…」とあとがきにありましたが、いやロボットだからこその晶葉でこの物語だ!!!とはあえて言いたいです。苦悩を書いてらっしゃいましたが、滅茶苦茶芯のある晶葉と琴歌だったと思います。特に晶葉はちゃんと「アイドル」でロボット博士って面を両方しっかり描かれていて、すごいなって……発声装置のデザインも「らしい」ですよね。

こっちもなんですけど、心の触れ合いからのピンチが本当に特撮の本筋ぐらいのセンスで、特にクロちゃんのボロボロ具合は本当に「これどうするんだ……」ってなりましたし、そんな絶望を乗り越えていく鍵がアイドルたちのキャラの前提や心の触れ合いを通して得たものだったりするの、クロスオーバー二次創作としてこんな美しい事あるか??????って思います。晶葉の技術力ほんとこんぐらいの事出来そうだもんな……

すごいと思ったのは、特撮って仮面劇な訳で表情を作れない分感情を表現するのは動き、立ち居振る舞いな訳じゃないですか(メタルダーが好きなのもそういう表現の比重が特に大きいからで)。その動かし方が、顔の構造上、漫画でも表情の猶予がないロボットであるダークロプスにも生きてて、なんというか、顔が変わらないのにすごく表情があるし、ラストなんかは本当に笑ってるように見えました。これはなんか、物語という面でも、特撮を吸収してきたバロガーさんが成した事としても感動しました。

その上でやっぱりタイトル上手いなあ……って思いました晶葉であり、͡琴歌であり、クロちゃんであり……輝きを宝石に喩えるシーンで、各マスのジュエルが出てきたのはクスっとしつつ、あれをそんな風に落とし込める小ネタの使い方もまた素敵だと思いました。このメッセージ性ならガチャ石のシステムも許せる!……そうはならんが?

あっ、想像上とはいえジェットパックはあのデザインなんですね

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なんであんな判断したのか分かりませんが全然残部あったのにいつものピンチに駆けつける本買わずに行っちゃった……持ってる奴と同じと判断しちゃったのかな……そんなわけないだろ

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という事で感想こんな感じです……ほんと滅茶苦茶好きです……次はいつ行けるかな……

あっ、そうだ

バロガーさんの4

あかりの色紙というかラミカ?頂きました。滅茶苦茶かわいい…いつもの介入マンガも大好きです。

( ●)‿・( ●) <よかったごろ~~~

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