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化石ナッシーの話

人に言うと「面白いですね」とは言われるけどそれだけのデッキ、化石ナッシーの話をします


化石ナッシーとは

ナッシーの相手の技を1つ選び使えなくする効果のある技「ドタマわり」

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ユレイドルの相手が状態異常なら逃げられなくする特性「ゆらゆらしばり」

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オムスターの相手のベンチポケモンが自分のベンチポケモンより多ければグッズを使えなくする特性「かせきのしがらみ」

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の3つを使い何も出来なくなった相手ポケモンを1匹ずつ倒していくコンボデッキです

しかしこのデッキには欠点が多く、他のネタデッキのような華も無いためあまり有名ではありません


構築と運用方法

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デッキコード:nNnLnL-W0g9Gc-LggLLN

これはジムバトルに持っていって全敗した時のデッキです、コンボが決まっても決まらなくてもすぐサイドを全部取られて負けたので遅延にはなりませんでした
もっと良い構築はあると思いますが化石ナッシーを真剣に考察する構築が上手な人なんて存在しないのでこの記事ではこれを基本として話をしていこうと思います

このデッキの勝ちパターンは

1.ポケモン研究所を使いオムナイト、リリーラを出す

2.タマタマ、オムナイト、リリーラを進化させる

3.ナッシーにアロマ草エネルギーを付けおうえんYホーンを使う

4.ドタマわりを使う

5.ドタマわりを使い続け相手を倒す
(倒す際に後続のナッシーを育てておく)

6.ナッシーが倒される

7.後続のナッシーを出す

8.サイドを取りきるまで3~7を繰り返す

という流れか粘って相手の山札切れを狙うかしかありません
なので使用デッキにも勝ちパターンを高い確立で再現するためにネットボール、しんかのおこう、スタジアムナビ、ダートじてんしゃ等の山札から必要なカードを持ってきたりカードを引いたりする手段を多く入れてあります

エネルギーは枠が足りずアロマ草エネルギーを4枚と必要最低限の基本草エネルギーしか入れられていません
基本草エネルギーはネットボールで持ってくる事が出来るので1枚入れておいて損は無いと思います、状態異常を防げないデメリットはタマタマからナッシーに進化する際の状態異常回復でカバーしましょう

ポケモンいれかえはボスの指令で逃げエネの重い化石ポケモンを呼び出された時のケアに入れてあります、相手の返しへの対策はこの2枚とマリィ3枚だけです

他にカードを入れるとすれば特性で相手にベンチ埋めを強制するクチートGX
サーチ用と対戦準備でたね無しを無くす用のジラーチとジラーチを戻してベンチ数を減らすための回収ネット等が良いと思います

化石ナッシーのために有用カードを揃えるモチベーションがあるならの話ですが


化石ナッシーの欠点

大量にあるのですが大まかには

・サポートカードに打つ手が無い
・コンボに必要な条件が多い
・決まっても勝てない

あたりがあげられるので順に説明していこうと思います

「サポートカードに打つ手が無い」
まずサポートカードなんですが、このデッキは相手ポケモンに効果をかける性質上ベンチに逃げられ効果を消されるとそこでほぼ負けが確定してしまいます
そのためユレイドルやオムスターを出すのですがユレイドルは逃げるロック、オムスターはグッズロックなのでサポートは対処できていません
しかしとりつかいやマオ&スイレンでベンチに下がられたり、ボスの指令で後ろの化石ポケモンを呼び出され次のターンドタマわりが打てなくなるなど、サポートを使われての負け筋がかなり多く、さらにどれもかなりの確率で起こり得ます

「コンボに必要な条件が多い」
化石ナッシーのコンボを行うには手札に

・ナッシー
・ユレイドル
・オムスター
・ポケモン研究所
・アロマ草エネルギー(基本草エネルギー)
・おうえんYホーン(キョウの罠)

の6枚のカードがある事と山札にオムナイトとリリーラがある事が絶対条件です。
もちろん他のデッキもある程度の数のカードを手札に揃えなければいけませんが
他デッキが「決まったら強い」程度で決まらなくてもサブプランが用意されているのに対して化石ナッシーはサブプランが存在せず「決まらないと負ける」なので重要性が段違いです
化石ナッシーにとってリリーラかオムナイトが全部サイドか手札に行くのは他デッキにとっての「切札が全部サイドに落ちた上に間違えてサブプラン要のポケモンのかわりにポニータをデッキに入れてきてしまった」くらいの絶望です

「決まっても勝てない」
前述した通り化石ナッシーを決めるにはかなり限られた条件が必要ですが、もし運良く決まったとしても確実に勝てる訳ではありません
というのもドタマわりのダメージは30で、例えばHP340のムゲンダイナを倒すには12回技を打つ必要があります
そうなればポケモンを1匹倒すのにもかなりの時間を費やす事になり、公式大会なら最悪の場合時間切れで両者負けになってしまいます
他にも相手のポケモンが全て非V,GXポケモンだった場合や鋼鉄のフライパンなどダメージ軽減カードを付けられた時など、決まっても勝てない状況は星の数ほどあるためストレートに勝てる事はほぼ無く、相手の山札切れを狙った方が確実な程です
さらに言えばそもそもドタマわりは相手の技を「1つ」選んで封じる技なので相手の攻撃技が2つ以上あればそれだけで負けです。なので先程例に出したムゲンダイナVMAXなど限られたポケモンにしか効果がありません
ここまで来るとナッシーでデッキを作ろうとした事自体が間違いだと言っても過言ではないでしょう


化石ナッシーの利点

散々貶してきた化石ナッシーですがもちろん利点も存在します
それは「パーティーグッズになる」という事
対戦では全く使えない化石ナッシーですがポケカ仲間との集まりに持っていけば注目を集める事間違いなし!高いカードも使ってないためすぐに組む事が出来ます!
それだけ


終わり

終わりです、ボロクソに言いましたが個人的にはナッシーのイラストは好きだしアロマ草とおうえんYホーンのコンボも(フレーバー的にはよくわからないけど)綺麗に出来ていて気に入ってます、もうデッキ崩したけど
もし良ければ化石ナッシーの事をポケカ仲間との話のタネにでもしていただければと思います、5分くらいしかもたないと思うけど

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