カートゥーン表現はイイね

 多分僕はカートゥーン調の表現が好きなのかもしれない。最近色々作品を見ていて、その中でも惹かれるのはカートゥーン調の作品。あの独特のポップ感が好き。自分の描くイラストでも、そうゆう表現を取り入れていきたいな、と日に日に思う。

 僕の中の、絵とか、その他芸術表現の良さって、非現実にあると思います。現実にないであろう事が、視覚的に、聴覚的に、その他いろいろ表現として魅せれるのが芸術表現の良さだと思う。
 絵で言うなら、どこまでも写実的に表現するのも、見ごたえがあってイイですが、その表現には、最終的に行き着くのも見ごたえになってしまうのではないか?と僕はなってしまう。すげぇ写真みたい!となってそこで終わってしまうのではないか?と少なくとも僕は思ってはしまう。勿論、写実的な表現を極めるのも、良いとは思います。芸術は自己表現とか自己満足、と聞きますし。
 ですが、僕の思う絵の良さはそこではなく、非現実です。現実であり得るはずのないモノが見れるのが良さだと思う。魔法とか、ドラゴンとか、そうゆうのも非現実だからこその面白さ。その表現の、僕の行き着く先にカートゥーン表現が見つかった。あり得ないくらい足が細かったり太かったり、あり得ないくらいくびれが細かったり。いろいろ誇張して表現する、その描き方が大味ですが、面白いな、と感じる。

 元々、カートゥーン的な、丁寧というよりはポップで大味な表現が好きなのですね。グラフィティアートとか。あんな表現が出来たら良いな、と常々思ってはいました。
 とはいえ、リアル調な絵も好きで、名前を出すならお久しぶり氏のイラストが質感の表現が僕の知っている中では1番上手いんじゃないか、っていうくらい上手くて、良いな、と思ってはいる。
 ポップな表現と、リアル調の間くらいの、ちょうどイイ塩梅のイラストレーターさんだと、ポップ強めだとは思うけど、ちゃっぴー氏は、僕はよく参考にしていました。ちゃっぴー氏のイラスト調に近づける努力はしてみたものの、難しい。どうしてもリアル調が入ってきて強くなってしまう。

 なんの話だ。まあ、僕が思っているのは、教科書とか、美術展とかで見るような、写実的なイラストは僕には合わない、っていうのですね。どこか崩して、現実と絵の区別をつけた方が、僕的には好きかな。そうゆう意味で、カートゥーン系イラストは、面白くてイイ。っていう話ですね。
 まあ先述の通り、芸術は自己満足や自己表現なので、自分のやりたいようにやるのが一番だと思います。なので僕も僕の好き勝手やらせていただく。誰に指図されても続けよう。やる気がわいてきた。

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