見出し画像

地味な味のけんちん汁

今日 久しぶりに料理をして、出来上がったものを食べながら、これを書いている。

最近仕事での叱責や親の病気などでストレスが大きくなってしまい、だいぶふさぎ込んでいた。どうしても暗い事ばかり考えてしまうのだ。

気が滅入ると料理が出来なくなるのはわしだけなのか。
いんや さにあらず。人間だもの。休養は大事だ。

ここ数日 料理をしていなかった。最後に作った料理は私の好物のけんちん汁であった。私の父が作るけんちん汁が最高に美味しいので、それを思い出しながらこしらえてみたが、味が薄く、滋味深いというよりは地味なお味の汁が出来上がった。

その汁を数日間、乾いた心で食していたが、あまりおいしいと感じず、総菜や外食に頼って食欲を満たしていた。

今朝は戦略的寝坊を試み、ゆっくりと起きてきた。
夜はあまり眠れなかった。
眠れなかった割には、アクティブな寝癖が後頭部に形成されていて、見た目だけはぐっすり寝た人みたいに見える。視力が悪いので自分の顔の細部を確認できないという、ある意味幸せな状況なのだが、視力が良ければ、皺とかクマなどもはっきり見えて割と不健康な見た目をしていることが明らかになるのだろう。しかし、見えなければどうということは無い。

朝、起き抜けの状態で冷蔵庫を開けて中身を確認する。

1週間前に賞味期限の切れた厚揚げ様が鎮座しておられた。
厚揚げ様がお怒りかもしれない。

厚揚げ様をとりあえず湯通ししてみる。50代女性の胃腸を痛めつけるような危険な香りはしない、いたってフレッシュな油揚げ様に感謝しつつ、お麩と一緒に、私の頼れる友人のようなすき焼きのたれで煮込む。

結果、めっさ美味しかった。すき焼きのたれは生涯の友だ。

冷凍ご飯を峠の釜めし弁当の陶器の器によそい、その上に厚揚げとお麩の煮物を載せていただく。峠の釜めしの器は、一人飯の最高のパートナーで、ごはんの上におかずを載せて食べることを好むものぐさな私には、最適な器なのだ。

こうして平和な朝ごはんを無事に終えた。

今 私は、自己判断ではあるが、自分のうつ病を疑っている最中で
夜寝ようとすると涙が出るとか 嫌なことばかりを考えてしまうとか 短時間で目が覚めるとか おっそろしい夢を見るとか、そういう症状が有る。

それはメンタルクリニック適応案件では?という状態でもあるのだが、
クリニックには行ってない。
理由は メンタルクリニックが苦手だからなのだが、

とりあえず、斎藤一人さんの いわゆる テープ と言われているYouTubeを聴いて、心の安定を図ることを試している。実際ちょっとずつ元気になって来てるので 斎藤一人さんのYouTubeに感謝である。

昔、整体の先生に、メンタルクリニックの薬なんか服用しちゃだめだよ、一生やめられなくなっちゃうよ。という暴言ともいえる言葉をかけられ、ひどくがっかりしたことが有る。整体は医療行為ではないとはいえ、私たち素人から見たら、医療従事者に準ずる人のように見えるから、そういう立場の人に、こんな軽はずみな言葉をかけられてしまうのは、心がますます痛む。

私自身はメンタルクリニックの服薬を否定するつもりは毛頭ないが、今回は受診はせずに、様子見である。

思いつくままに パラパラと書いてしまったが、自分の考えを人に押し付けるのは危険なのだということを肝に銘じておきたいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?