メインストーリーの構成から考えるエリオスRの魅力

こんにちは。2週間ほど前に、エリオスライジングヒーローズ(以下、エリオスR)というアプリゲームに突然ハマってしまったオタクです。

もともと私は"ハマりにくい"オタクである。
「布教」というものもほぼほぼ効かないし、ひとつのジャンルを何年も追っかけるタイプだ。

エリオスRは半年ほど前にリリースされている。その際に一度インストールし、少しだけ遊んだが続かず放置していた。この理由は主に二つある。

①カタカナ名前の登場人物を覚えられなかった②ファンタジーバトルものの、現実世界と異なる内容が頭に入らなかった

という、実に頭の弱い理由である。

そんな私がエリオスRを再インストールするに至った理由だが、詳細は今回は省くが、簡単に言えば気になる子ができた。

彼は名をシャムスという。

シャムスくんのことが気になったオタクは、半年前にゲームに触れたときに観たOP映像の中で、彼が別のキャラクターに抑え付けられているイラストがあったな......というのを思い出した。
推しが抑えつけられている姿に興奮する性質で本当に申し訳ないのだが、私はそのシーンをこの目で見てみたくなった。あれはきっとメインストーリーの中にある。

「......メインストーリーを読んでみよう」

これがエリオスR沼ダイブへの第一歩であった。

現在メインストーリーは第7章まで公開されている。私は第4章を読了したところだ。(全部読んでないんかい)

さてここで、一切資料を見ずに世界観とあらすじを伝えたいと思う。


まず世界観。「なんか大都市『ニューミリオン』。そこには『ヒーロー』という仕事を勤めるすごい力を持ったひとがいる。ニューミリオンには『サブスタンス』というすごいパワーを持った物質があちこちに現れるよ。サブスタンスは街に悪さをすることもあるのでヒーローはそれを回収しながら街の平和を守るのが仕事だよ。ところがそんなすごいパワーを持ったサブスタンスを狙う『イクリプス』という敵対組織も現れて大暴れでさあ大変!」というものである。
次にあらすじだが「晴れてヒーローになることができた新人さんたちがそれぞれ指導者さんとチームを組み新人研修をしていく。4チームに分けられた面々。それぞれ個性的なメンバーが集まるなか、チームワークを築くことができるのか...!?」という具合だ。

いかがだろうか。カンニング無しで記憶だけであらすじを綴ってみたが何点だろうか。間違ってたら大変申し訳ないが恐らくこんな感じである。

これがなんと、第1章から第4章まで4度繰り返される。
どういうことかというと、先程あらすじの説明内で4チームに分かれていると話をしたがその4チームひとつひとつに焦点を当てた話を章ごとに同時間軸で見せてくれるのだ。

これがとてもわかりやすい。

「今なんの話してるんだっけ?」ということが読んでいる最中一度も起こらなかった。今私がノールックであらすじを書くことができたことでその簡潔さをご理解いただきたい。
キャラクターのやり取りをメインに頭に入れていくことができた。
これにより、カタカナ名前のキャラクターを覚えていくことができたし、小難しい話が続かなかったため世界観の理解もスムーズに済んだ。

なんと、私がエリオスを一度やめてしまった理由を全て挽回してきたのである......。

エリオスRがそういう効果を狙って、この同時間軸を別視点で4度繰り返すという手法を使ったのかは定かではないが、私にとってこれは最適なものであった。
読み始めたときはシャムスくんにしか興味がなかったが、読んでいくにつれ推しも増えた。
どの章を読んでも、どの話を開いてもずっと面白かった。みんな良い子だった......。

まだ第5章から未読だが、これは恐らく次の時間軸へと移りそうだ。
第4章まで読んで世界観とキャラクターへの理解がバッチリなので意気揚々と臨めそうだ。まずは、いざ第5章へ。


親愛なるディノ・アルバーニへ
お手柔らかにお願いします




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