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グースグースダックの基本ルール

※マップ紹介、主催者向け設定については準備中

グースグースダックとは何か

グース、ダック、第三陣営の大まかに3つのグループに分かれて生き残りを争う人狼ゲームです。
iOS、Android、Steam(PC)から無料で遊ぶことができます。

人狼ゲームで言うところの
「村人」が「グース」
「狼」が「ダック」
「狂人」や「狐」が「第三陣営」の立ち位置となります。

近年人気のAmongUsによく似たゲームですが、ゲーム自体にボイスチャットが実装されている為、ゲーム中近くに存在するプレイヤーと自由に会話が出来たり、多種多様な役職が用意されていたり、中立の立場にある第三陣営の存在など、オリジナルの要素も沢山兼ね備えています。
そのゲーム性から、しっかりとした人狼というよりは、パーティーゲームとしての側面が強いので、初めての方でもワイワイ楽しめるゲームだと思います。
面白いよ!

「グース」の目標

全員に振り分けられたタスク(ミニゲーム)をこなして、与えられた数のタスクを完了させるか、会議により「ダック」「第三陣営」全てを追放することが出来れば勝利となります。

こんな感じの簡単なミニゲームがマップ毎にたくさんあります。

「ダック」の目標

「グース」「第三陣営」をキル(殺害)しながら数を減らし、「ダック」の生存数が「グース」「第三陣営」の生存数よりも※1 上回った時点で勝利となります。
また、特殊なタスクをこなすことで妨害行為を行えるようになり、妨害の内容によっては成功した時点で「ダック」の勝利としてゲームが終了するものもあります。
※1 ただし、「第三陣営」の役職によっては生き残っている限り「ダック」の勝利とならないケースがあります。詳しくは役職紹介にて。

死体の山を築き上げよう!

「第三陣営」の目標

「自分が追放されること」「最後まで生き残ること」「他の人を全て疫病に感染させること」「死体を食べ漁ること」などなど
勝利条件は役職によって様々です。
通常のルールとは外れた、一味違うゲームプレイをすることになります。

勝利条件が一風変わったものばかり。

グースの遊び方

通常パート

グースは基本ゲーム中、タスクをこなすことを第一目標にプレイします。
マップ上で黄色く光っている点がタスクの位置です。
タスクは全員で総数が決まっており、例えば15個のタスクを完了すれば勝利となる場合、Aさん、Bさん、Cさんにまずはそれぞれ3つずつ、ランダムなタスクが割り振られます。
この時、タスクの内容はAさん、Bさん、Cさんそれぞれ違う内容のタスクが割り当てられる可能性がある為、必ずしも全員同じタスクをプレイするとは限りません。
Aさんがタスクを3つ全てこなした場合、残りのタスク数は全体で12個となり、Aさんには次の新しいタスクが補充されます。
その為、極端な話、Bさん、Cさんがずっとタスクをサボっていても、Aさんが15個タスクをこなした時点でグースの勝利となります。
タスクは左上のゲージにより進捗を確認出来ますが、ゲージが更新されるのは「会議が始まったタイミング」なので、リアルタイムで状況を確認することは出来ません。

左上がタスクのゲージ。タスクリストは選択するとそのタスクの位置が矢印で表示されるよ。

タスクをこなしていると、道端で死体を発見することがあります。
この死体を報告することで、ゲームは会議パートへと移ります。

あなた…やりましたね?報告ボタンを押して会議を開こう。

会議パート

会議パートでは死体をキルした犯人が誰か、全員で話し合う時間が与えられます。
まず、※2 最初の10秒間報告者のみが声を出せる時間がありますので、死体がマップのどの辺にあったのか、直近の状況、例えば〇〇さんとすれ違いましたなど、死体に関する情報を報告しましょう。
※2 ヤカモト主催の会では採用していますが、ルールによっては報告者特権の10秒は無い場合があります。

さあ、話し合いのスタートです。

次に話し合いの時間が始まりますので、全員で自分のアリバイや怪しい出来事等を報告していきます。
この時まず重要なのは、画面右上にあるマップボタンを使用し、自分の現在地を確認しておくことです。
このマップ表示は話し合いの時間が終了すると表示出来なくなる為、必ず最初に確認しておきましょう。

自分の位置(緑の点)をしっかりチェック。

話し合いのコツとしては人数が増えれば増えるほど1人1人の話せる持ち時間が減る為、
まずは死体報告者の話を第一に聞くこと。
次に各メンバーの現在地を聞くこと。
最後に、死体となった人を最後に見た人がいるかを聞くことです。

これにより、死体の位置からどれだけ離れているか、誰かと一緒に行動していてアリバイがある人はいないか、死体がおおまかにいつ頃キルされたかを知ることができ、容疑者を絞り込んでいくことができます。
また、その他、役職に特殊能力を持っている人が役職と情報を開示することで、より真相に迫ることもできます。

最後に投票の時間が始まりますので、怪しいと思う人に投票を行います。
※3 投票は誰が誰に行ったかは明かされず、票数のみが開示されます。
現時点で誰かに絞り込むことが出来ない場合、スキップを選ぶことも可能です。
投票の結果は最多票が採用される為、スキップが最多票であれば誰も追放されません。
また、最多投票者が2名以上いた場合もスキップ扱いとなります。
全く犯人が分からない場合でも、必ずスキップに投票して自分の意思を示すようにしましょう。
※3 ヤカモト主催の会では覆面投票にしていますが、ルールによっては投票者が分かる設定になっている場合もあります。

犯人が分からないときはしっかりスキップに投票することも忘れないようにしよう!

緊急招集

マップに配置されたメガホン(マップによって形はベルやホルンなど様々)によって、1人1回だけ全員を招集して会議を開くことができます。
会議パートで話したりなかった場合や、皆に伝えたいことがある場合に利用しましょう。
また、あまりにも死体が見つからず会議が行われない時間が続いている場合、何者かの手によって死体が消されていたり、知らないうちに大量の犠牲者が出ている可能性もあります。
状況確認を兼ねて一度招集をかける。という使い方も有用です。
ちなみにヤカモトは会議の時間中に聞いた情報を、通常パートで改めて振り返りながらじっくり考えて、怪しい点や犯人が分かった時に緊急招集で皆に伝える。という使い方をよくしています。

ベルやブザーなど形は様々。

妨害行為が起きたら

ダックによる妨害行為には、放っておいたら時間経過で終了するものから、時間内にタスクを完了しないとその時点でダックの勝利が確定してしまうものまで、様々な種類があります。
画面が光り、アラートが鳴っている妨害は、時間内に必ず達成する必要がありますので、必ず達成できるように最優先で動きましょう。
(これらの妨害のことを緊急タスクと呼んだりもします)

赤い色のタスクには要注意。

死んでしまったら

幽霊となって自由にマップ中を飛び回ることができるようになります。
また、霊界では同じ幽霊同士で会話が出来ます。
会話の内容は生きている人たちには聴こえません。

目のマークを押すことで誰か1人に憑依することもできます。
憑依すると、その人の動きを追い続けたり、その人や、その周りにいる人たちの会話も聴くことができます。
ただし、憑依中幽霊同士の会話が出来なくなるので注意しましょう。

憑依中は憑依先の視点になります。生者の声は聞こえますが死者の声は聞こえません。

幽霊になるとタスクは全て偽のタスクに置き換わります。
タスクをこなしてもゲージは増加しませんので、思う存分霊界でおしゃべりしたり、誰かを見守ったりして楽しみましょう。
会議になると幽霊も会議の内容を聴くことができますが、発言や投票は出来ません。

ダックの遊び方

通常パート

ダックはゲーム中、グースや第三陣営をキルすることを第一目標にプレイします。
ダック陣営はプレイヤー名が赤くなる為、味方以外を狙って追い詰めていきましょう。

仲間の名前は真っ赤になる。

ゲーム開始直後、また会議終了直後はキルクールタイムというキル能力が封じられている時間があります。この時間が経過するまでは誰もキルすることが出来ませんので大人しくしていましょう。
また、誰か1人をキルした際にも再度クールタイムが発生する為、連続で何人もキルすることはできません。

クールタイムの時間は役職によって違いがあることも。

キルを行う際は、袋小路などではなく多方向に逃げ道が確保できている状態で行うことがバレにくいコツです。
袋小路だと引き返してるときに誰かとすれ違うとほぼ一発アウトです。
キルした死体は自分自身で報告することも可能です。
こういった行為を「セルフレポート」と呼びますが、例えばやむを得ず袋小路でキルをしてしまった時などは、逃げる際に誰かとすれ違うリスクを考えるよりも、自分で報告して「到着した時には既に死体だった」ことにしてしまった方が助かるケースもあります。
また、誰かにキルの瞬間を見られた場合にも、自ら報告して目撃者が犯行を行っていたと証言することで、1対1の水掛け論に持ち込むことなども可能です。

ダックにもタスクは割り振られていますが、全て偽のタスクとなっている為、タスクをこなしてもグース陣営のタスクゲージには影響しません。
あくまでタスクをこなしているグースのフリをするためのものとなります。
ただし、ダックには赤い点で光っている専用のタスクが存在します。
専用タスクをこなすことで、妨害の能力が解除されて使えるようになります。
専用タスクの位置はグースのタスクの位置とは別にある為、グースにタスクを行っているところを目撃されると怪しまれる可能性があります。注意しましょう。

妨害用の専用タスクはマップに赤く表示されています。

妨害能力は使用毎にキルと同じようにクールダウンタイムがありますが、基本的にデメリットはほぼありませんのでドンドン使いましょう。
特に、電気を消してダック以外の視界を真っ暗にする妨害はとても使い勝手が良いです。
(ダックは明るい視界のままなので、うっかり遠くが見えているような発言をしないように気を付ける必要はあります)
能力によっては複数の妨害を使うことは出来ませんので注意ください。

解除した妨害は妨害発動用のマップからドンドン使っていこう!

会議パート

自分がダックであることを疑われないように話を進める必要があります。
基本的にはよほど怪しい位置にいない限り、正直に話す方が疑われないケースが多いです。
逆に嘘をついて全く違う位置にいた証言をした場合、その位置に他の人が存在していた場合、一気に疑いの眼が向くため、嘘を付くときには慎重に皆の状況を確認しましょう。

もしも仲間のダックが疑われてしまった場合、庇うか見捨てるか選択できますが、庇った場合「ライン」と呼ばれるこの人とこの人は同じダックだから庇ってるんじゃないか?という疑いが出る可能性もある為、根拠のある言い訳が出来ない場合は仲間を見捨てて無関係を装うのも一つの手です。

投票の際にはドンドン適当な人に投票していきましょう。
スキップを選ぶメリットはダックにとっては殆どありません。
スキップ以外の票数によってダックが後何名残っているか判断されるケースもある為、残りの人数を濁したい場合などはスキップ投票もアリです。
また、通常パートで他のダックと次に投票する相手を示し合わすことが出来た場合は、運が良ければその相手を追放出来る可能性が高まりますので、バラバラに投票するよりもおすすめです。

緊急招集

ダックも1人1回緊急招集を行うことができます。
誰かをキルした後、報告される前に緊急招集を行うことで、死体を発見されることなく消滅させることができます。
死体となった人が誰かは画面上に表示されますが、位置や死亡時刻は全く分からなくなります。
上手に使うことで何の情報も与えないまま人数を減らすことが出来る為、ここぞというタイミングで使いましょう。
勿論、緊急招集を開いた理由付けはお忘れなく。

妨害行為を起こしたら

妨害行為には様々な種類がありますが、時間経過で終了するものはキルチャンスになることが多いです。
例えばドアを閉鎖してグースと密室状態になったり、電気を消して暗闇状態になった時などがそれにあたります。
ダックの勝利に繋がる緊急タスクはダック自身で解除することもできます。
緊急タスクが発生した場合、グースは妨害解除の為に走り回ったり、一カ所に集合したりしますが、その時にダックの姿だけ見当たらなかったらとても怪しいですよね。
自分もグースの一員なんだぞ。ということをアピールする為に使用することもできますので、状況によって使い分けましょう。

死んでしまったら

ダックは死後も妨害を発動することができます。
幽霊となりマップの状況をチェックしながら、仲間のダックが上手く活躍できるように妨害を起こしてサポートしてあげましょう。
幽霊と生きているダックの妨害は共通していますので、片方が発動した場合はクールタイムが明けるまでもう片方も妨害を行うことはできません。

第三陣営の遊び方

通常パート

基本的には役職によって全く違う行動を取ることになります。
詳しくは役職紹介で解説します。
ダックと同じく偽のタスクが割り振られていますが、こなしてもグースのタスクには影響しません。

ルールが複雑なのでしっかり役職について理解して挑もう!

会議パート

ダックと同じく疑われないように話を進める必要がありますが、一部役職については追放されることが勝利条件になることもある為、やはり役職によって会話の内容も変わってきます。
また、一部役職はスキップ以外の投票が出来ない職もある為、第三陣営はしっかり役職ごとの特徴を理解した上でゲームに参加することが重要になります。

緊急招集

第三陣営も1人1回緊急招集を行うことができます。
役職によっては会議を行うことでグースやダックをキルすることが出来る役職もある為、場合によっては他陣営よりも重要な行動になることもしばしば。

妨害行為が起きたら

緊急タスクは積極的に解除に向かいましょう。
妨害を放置することはダックが有利になり、最終的には自分がダックにキルされてしまう可能性も高めてしまいます。
グースと一緒に緊急タスクを解除することで安全なフリをすることにも繋がりますし、率先して解除することをオススメします。

死んでしまったら

ダックと違い第三陣営には死んでしまってから出来ることはありません。
グースと同じように霊界のおしゃべりを楽しんだりしましょう。

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