景気循環と干支で読み解く、経済危機
シュンペーターという経済学者をご存知ですか?
有名なのはイノベーションという言葉を生み出したのは彼なのですぞい!
イノベーションは、日本語で訳すと"技術革新"です
先月お亡くなりなられたクレイトン・クリステンセン教授が提唱した「イノベーションのジレンマ」など、イノベーションがいまかなり大事ってことは何となく分かりますよね。
そんなイノベーションの話だけでも、面白くなるので、また後日話そうと思います!
さて、今日はそんなシュンペーター先生のイノベーションではない、景気循環のお話をさせてください。
と…思っていたのですが…
まず最初に謝らせてください。
僕が今日話す予定の景気循環は、シュンペーターさんの景気循環の話ではありませんでした…
完全なる僕の間違いです。
ということで、シュンペーターさんのお話はここで終わりです(笑)
また今度、お話ししますねー
ここからは、景気循環についてのお話です。
これがなかなか個人的に面白い話なんです!
まず、景気循環とは「キチンの波」「コンドラチェフの波」「ジュグラーの波」といった景気のサイクルのことを言います。
まず初めに、キチンの波についてです。
キチンの波!?
約40ヶ月の周期で起こる景気循環の波です。
だいたい3年半くらいですかね?このキチンの波は企業の在庫と関係しています。
波なのですごく上昇する時があるけども、やがて下降してしまうというもの。
企業が新しく作ったAという新製品がめちゃくちゃ売れ出したとします。
すると企業はその生産をバンバン増やします。
倉庫にはたくさんの在庫がありますが、売れるのでいいのです!
しかし、その売れる(需要がある)というのもやがて少しずつ減少していくのです。
すると、在庫が過剰となり、企業にとっては売れ行き低迷…在庫にも費用がかかるので、企業の利益減、やがて景気が悪くなります。
これがだいたい4年に一度のキチンの波です。
次にジュグラーの波についてです。
キチンの波が4年なので、イメージ的に何年だと思いますか?
10年くらい?
正解です!!!!ジュグラーの波は10年です。
10年ということで、10年国債じゃん!と思った方は感が鋭いですねー
投資とかと関係もあるのですが、専門外なので語れません(汗)
フランスの経済学者ジュグラーが発見した理論です。
この循環の根拠は、設備投資です。
設備投資??
企業はだいたい、新しく資本(お金を稼ぐためのもの)を生む機械を10年単位に買い替えます。
そこで、設備投資として景気が良くなるというものです。
クズネッツの波は20年で、建物が根拠です。
以上っ!!
最後にコンドラチェフの波です。
これがなんと、50年の波です。
50年の波!?と驚かれると思いますが
これは技術革新のことです。
50年に一度、とんでもない技術が登場します。
いまだと、2000年に登場したITだということです。(2010年頃のスマホも技術革新だとは思うけどね…)
産業革命とも言えますよね。IT革命が来て、最近は第4次産業革命なんて言われてますよねー
これからはAIという大きな技術革命が登場します。
インターネットの発展によって、50年に一度と言われていた技術革新が速くなりつつあると思うのは私だけでしょうか??
さらっと景気循環について確認しましたが、
ここから本題です!!
それは干支についてです。
今年は干支でいうと子年(ねずみどし)です。
この子年は実はなかなかのキーとなる干支なのは知ってました??
キーになる??
そう、パンドラの箱です。
だいたいこの子年の前後でとんでもなく経済危機が生まれます。
もしかすると、今起きてあるコロナショックがその一つになるかもしれないという話です。
言ってしまえば、10年のジュグラーの波な訳ですが、干支(12年)として考え見ると
2020年 子年にわ経済危機があると仮定すると
12年前は2008年。
2008年!?あ、
そうです。2008年は、リーマンショックです。
世界的な投資銀行が破綻し、世界が経済危機に陥りました。
では、2008年の12年前は?
1996年。
あっ、1997年はアジア通貨危機なんですよ…
その12年前は
1985年…
プラザ合意ですよね…(日本が円高になったきっかけでこれがバブルに関係する)
その12年前は
1973年…
石油危機(オイルショック)です…。
こうやって並べてみると
やや信用性がありますよね…
となると、やはり子年の前後には何かあるな…
と思いませんか??
それがコロナショックなのか?
それとも……
ちょっと不安ですよね。
2020年か、2021年のどちらかに世界的に大きな経済危機が起こる可能性があるのです…
東京オリンピックが終わった後が怪しいですよね…
頑張ろうね…
(終わり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?