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中国における個人情報保護の最新動向と実務対応

開催セミナー詳細 - 金融財務研究会・経営調査研究会 (kinyu.co.jp)

 中国では、「個人情報保護法」の公布と施行に伴い、個人情報の越境移転を含む取扱いルールが徐々に明確化しており、主管当局による取締も厳格化しつつある。特に個人情報の越境移転について、標準契約(SCC)の締結及び個人情報保護影響評価(DPIA)を、2023年11月30日の是正期限までに実施し、主管当局に届出るよう迫られたことから、各社とも慌てて対応せざるを得ない状況であった。
 しかし、2024年3月22日に公布、同日施行された「データ越境流動の促進及び規範化に関する規定」を受けて、個人情報を含むデータの越境移転に関する企業側の負担を減らしており、データの利活用に対する促進効果が期待できる。
 そこで、本セミナーでは、日中間で活躍中の中国弁護士が、中国の個人情報保護規制の内容、最新の動向及び実務上の対応を中心に、中国における個人情報保護に関する最新のトピックスを紹介します。

1.個人情報保護の基礎知識

2.個人情報の取扱規制

  (1)個人による同意と個別的同意
  (2)法定の取扱事由
  (3)個人情報主体の権利
  (4)個人情報取扱者の義務

3.個人情報の越境移転
  (1)クリアランス要件
  (2)最新の動向
  (3)越境EC

4.特定の活動における個人情報保護
  (1)M&A
  (2)不正調査
  (3)生成AI
  (4)防犯カメラの設置

5.個人情報漏洩・流出時の責任(民事、行政、刑事)

6.個人情報保護の対策


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