何故、現代になっても戦争をするのか。

何故人は戦をするのですか、戦は嫌にございます。
なんてセリフを時代劇でも耳にするが、

答えの一つが土地が命だから。命より大事だから、というのがあると思う。
現代は、自由に現金を持てるし、現金と共にどこへでも行ける。
(自由にお金を持てない人がいるのは承知、ここでは論じない)
しかし、現金が生活の糧として流通していない昔の時代は土地が生きるために必要なすべての根源。今、お金が生きるすべての基盤になっているように。

(昔がいつの時代かという明言も一旦避ける)

命よりお金のほうが大事なんて人はいるだろう。
だから社会的地位が築けないと死ぬ人がいるのだ。
(今お金よりもプライドが大事だという論点は置いておく)

昔は土地が命だった。
現在子どものためにお金を稼ぐために仕事をする。
昔、子どものために土地を守るために戦をする。

これが同義であると考える。

震災が起こって、被災地で住めなくなり、移住したらいいじゃないか、というのは比較的土地を簡単に捨てられる人の考え。
命のための全ての基盤が今住んでいる土地のすべてという人がいる。

それを踏まえ、戦をすると言うのは土地を奪うため。

ロシアだって、生きるためにウクライナの土地が必要だと考えているのだろう。
(いいか悪いかという判断はここではしない)

だから土地を奪うために戦争をするし、土地を守るために戦争をする。

戦は嫌にございます、は大切な人を失うと同等の、大切な土地を失うという意味も含む。

余談:プライドを失うと死ぬ人も、結局はプライドを失うと土地を失うのではないだろうか。
土地=基盤。
以上次回に考える。

人は現在でも命と同等の価値を置く土地のために戦争をするのではないか、という仮説。

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