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自由に書く部屋

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無理せず飾らず取り繕わない、旅・人間関係・容姿について書くつもりなのですが、もっと自由に書きたいときもある。そんなときの部屋です。
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2018年9月の記事一覧

月で生まれた芸術

学生時代を過ごした街へ久しぶりに出掛けた。電車とバスを乗り継いでの長旅だった。周りの街とは気温の差がある盆地の街。今日もこの街は少し涼しかった。夏はずいぶん暑く、冬はかなり冷える。だからわたしは、この街の秋が一番好きだ。風のにおいや肌で感じる街の温度に懐かしさを覚えながら、少し散歩をした。 なんとなくすぐに帰るのがもったいなく感じ、好きだったラーメン屋に寄って帰った。相変わらず混んでいて、相変わらず美味しかった。満足した頃にはすっかり辺りは暗くなっていた。 携帯の電池も切

休日の予定は日光浴

大学時代に少しドイツ語を勉強してたこともあり、たまにNHKの「旅するドイツ語」を観ることがあるのだが、ある日の放送ですごく気になったことがあった。日曜日のマーケット。その隣の公園には、たくさんの人が日光浴をしに来ているという。休日の予定は日光浴、そんな人たちも多いとのこと。 「日光浴」が「休日の予定」……? 休日の予定といえば、ショッピング、釣り、日曜大工、サイクリング、カフェでランチなど…たくさん思いつくが、「日光浴」が予定として浮かんで来たことはこれまでの人生で一度

1年が経ちました

記念日とか節目とかを、記念日だね、半年だね、とわざわざ確かめ合うのは少し苦手で普段はしないのですが、noteを書き始めてから1年が経ちました。 1週間にひとつくらい、エッセイと呼べないような日記のようなもの、を書けたらいいなというぬるい目標を立てており、結果51記事(と数記事削除)という結果でした。 約1週間にひとつのペースで書くことができたのも嬉しいですし、なんなら一年続けられたことにほっとしています。noteというプラットフォームがとても優しくあったかい場所だったこと

楽しい話をしよう

わたしの書く文章にはうっすらと陰のようなものがある。底抜けに明るく楽しい話はできないものか、というのが悩みである。底抜けに明るくとはいかなくとも、静かで優しい文章だったり、テンポよく鋭い文章だったり。内省しがちなわたしの文章はどうしてもダラダラとしていて、陰りがある。 昨日は職場の先輩と、お昼休みに旅の話をしていた。先輩も旅が好きで、国内をよく旅しているようだ。わたしは新幹線は普段使わないのだが、早割のチケットやクレジットカードの割引の話、飛行機もよく使うそうなので各航空会