超・初心者向けぷよぷよ講座 第8回 「ぷよぷよのここが面白い! ~ぷよぷよは格ゲー!~」
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皆さんこんにちわ。やんまるです。いなり寿司が好きです。
今回もぷよぷよの面白い所をまた違った角度で紹介出来たらなと思っております。
今回はぷよぷよの中に眠る格ゲーの読み合い要素について触れていきます。
なんと読み合いが好きならぷよぷよをやっても楽しめるということなのです。
私自身格ゲーは全く上手くないのですが、
格ゲーは相手のしてきた行動に対して的確に行動することが大事というのはなんとなく分かっています。
相手が攻撃してきたらガードするのが大事だし、ガードばかりしてくる相手がいれば近づいて投げればダメージを与えられる。
かといって投げばかり狙ってくるような相手は隙を見て攻撃を入れるのが大事。みたいな。
そういったいわばジャンケンのような3すくみの関係性がぷよぷよにもあったりするのです。
次の雑な画像をご覧ください。
これです。(胸を張って堂々と)
これがぷよぷよの3すくみになります。
ぷよぷよでは格ゲーと同様、この3すくみを前提とした読み合いで戦っていくことになります。
そして今日はこの解説をしていきます。
※注意!
ここは超初心者講座なのですが
読み合いの話になるとどうしても上の画像にもある中連鎖、大連鎖と言われるような
大きい連鎖を前提とした話が必要になります。
実際にこれを組む必要は全くないですが(大変なので)
なんかそういう話もあるんだなぁぐらいに思いながら読んでいただければと思います。
それぐらいに思って読んでもらうだけでも上手い人の対戦を見た時に
何を狙ってそういう行動を取っているのかが分かりやすくなるはず。です。
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あらためて3すくみの解説をします。
ちなみに今回は自分で勝手に「小連鎖=2~3連鎖」なんて色々と定義してみています。中連鎖、大連鎖も同じで勝手に決めてみました。
実はぷよぷよの世界にはカッチリと決まった連鎖の長さの定義が無いのです。
とは言え、大体これぐらいで合っているとは思っているので
この前提を基にして話を進めます。
まずは分かりやすい所から。
①中連鎖(4~9連鎖)は小連鎖(2~3連鎖)に強い!
ぷよぷよは連鎖が長ければ長いほど攻撃の威力が増していきます。
2連鎖と3連鎖なら大体3連鎖が勝ちますし、
同じように3連鎖と4連鎖では4連鎖側が勝ちます。
小さい連鎖でも威力を増す方法はあるにはあるのですが、
どうしても小さい連鎖はそれよりデカい中連鎖には不利であると言えます。
小さい連鎖で攻撃してくる相手にはそれより大きい連鎖で圧倒せよ!ということなのです。
②大連鎖(10連鎖以上)は中連鎖(4~9連鎖)に強い!
そんな中連鎖も大連鎖の前には為す術がありません。大連鎖の方がより威力があるからです。
私は無理ですが、ぷよぷよって超頑張ると19連鎖打てるらしいです。これが最強です。
もう19連鎖打ったらどんな連鎖も霞んでしまいます。絶対勝利。それぐらい大連鎖は最強なのです。
中連鎖ぐらいの攻撃をしてくる相手ならさらに上の連鎖を叩き込め!ということなのです。
と、ここまではそりゃそうだという話だと思います。
連鎖は大きければ大きいほど強いよねということです。
問題は次です。
③小連鎖(2~3連鎖)は大連鎖(10連鎖以上)に強い!
「そ、そんなまさか…!」と膝から崩れる大連鎖の姿が見えます。まさかの逆転勝利。
実はぷよぷよ、連鎖が長ければ長いほど強いのですが、長すぎると小連鎖に弱くなるのです。
理由は2つ。
簡単な画像で説明します。まずは1つ目。
何やら今まで見たことが無いレベルで連鎖が繋がっているようです。
きっとこれを打ったら凄い量の攻撃を喰らって死んでしまうのでしょう。
しかしこれ、同時に空きスペースがどんどん少なくなっているとも言えますよね。
試しに小連鎖の攻撃を落としてみるとこんな感じになります。
はい死んだ!今の君もう死んだよ!
なんと2列程度のおじゃまぷよであっさり埋もれてしまうのです。
大連鎖を打つ必要全く無し。なんという完全勝利。これが1つ目の理由です。
大連鎖は打ったら強いのですがちょっとの攻撃で簡単にやられてしまうという危険も伴っているのです。
ぷよぷよで落ちてくる色はどうしてもランダム。
攻撃されたタイミングで即攻撃出来る状態で無い場合、まんまと攻撃を喰らってしまうのです。
しかもです。
仮に大連鎖側が即攻撃出来たとしましょう。
それでもまだ大連鎖側の勝利とは言えない部分があるのです。
それが2つ目の理由になります。
2つ目の理由。
それは『連鎖中は時間がかかる』ということ。
時間がかかるということは、相手に反撃のチャンスを与えることになります。
ぷよぷよは、連鎖をしている最中は何にも出来ません。操作を受け付けません。マジです。お手上げです。
連鎖中はぷよが素敵に消えていく演出を見る時間であって、
この操作不可時間も連鎖が長ければ長いほど長くなります。10連鎖で大体10秒ぐらい。
その間にも対戦相手はぷよを操作出来ますので、
10秒もあると上手い人なら更に大きな連鎖を作れたりしてしまうんですね。
相手が操作不可タイムであるということは上の画像のような小連鎖の攻撃を気にする必要もナッシング。
10秒経った頃には相手を上回る連鎖を作って逆転勝利、ということになるのです。
ちなみにさっきの上の画像、たった2列のおじゃまぷよでフィールドを埋めることが出来ました。
スピーディに相手を埋めようとするなら、
時間のかかる大連鎖よりもすぐに攻撃出来る小連鎖の方が有利になれます。
相手が反撃出来なければ即こちらの勝利、
相手が反撃してきても操作不可タイムを利用して逆転すればこちらの勝利、どっちにしても小連鎖で勝利。
大連鎖よりも小連鎖が活きるシーンというのがぷよぷよにはよくあるのです。凄いぜ小連鎖。
ちなみに、この超初心者講座では3連鎖の作り方までをやってきました。
なんとその3連鎖で相手を倒せるのも夢ではないということなのですね。
冗談抜きで3連鎖をポンポン打てるようになればそこそこ強い人にも勝てる試合は結構ある。
以上の2点が、小連鎖が大連鎖に強い理由になります。
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改めて再び。まさか3回同じ画像を出すとはね。
さて、今日は読み合いについて、ぷよぷよの3すくみを紹介しました。
ぷよぷよではこの3すくみを読み合いながらの駆け引きで試合が進みます。
相手が大連鎖を伸ばしているなら小連鎖で攻撃しようとする。
逆に小連鎖で攻撃しようとしているのが見えたらそれより強い中連鎖を構える。
その中連鎖が見えたなら小連鎖をキャンセルして更に強い大連鎖に組み替える。
それが見えたらまた小連鎖を用意して…
と、ぷよぷよはリアルタイムでそんな読み合いをしながら試合が進んでいきます。
youtubeなどにあるぷよぷよの上手い人の動画ではそういうやり取りが常に行われています。
ぷよぷよの試合を見ると「なんか異次元で何やってるか分からねぇ…!」となることもあると思いますが、
基本的にはこういった読み合いをして戦っていると思ってもらえるといいと思います。
大連鎖を伸ばし続けないのはそういう理由があったりするのか、など発見してもらえたら幸い。
そんな感じで、格ゲーの要素もふんだんに入っているぷよぷよです。
格ゲー好きな方でも楽しんでいただけますので是非お試しあれ。
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