年始の落ち込みからのぶち上げ

 年明け2日は大好きな同じ会社の先輩♀と何人かで新年会をやった。全員独身、彼氏なし、立場も年齢も同じくらいなのに、色々話を来ていると、みんな何かしらの恋愛イベントがあって、私だけ何もなかった。私以外のみなさんで男談議がはじまり、話に入れず、にこにこ話を聞いているしかなかった。

 そしたら先輩の一人から「ヤンマーさんはどういう人がタイプなの?」と聞かれて、ちょっと困ってしまった。

 もちろん、こういう人が好き、というのはいくらでもあげられる。しかしそれを他人に教えたくない、というか言いたくない。かといって言わないのも感じ悪いし、と考えすぎていつも笑ってごまかして終わってしまうんだよな。

 軽い気持ちで言えばいいのに、こうも考えすぎるのは根底に「私みたいなくそデブスが男性を選ぶなんてとんでもない!」という考えがあるから。

 その後も別の先輩の兄弟がなかなか彼女ができなくて婚活してるって話をしてて、「ヤンマーさんうちの兄弟どう?」って紹介してくれそうだったけど、「そんな、私にはもったいないですよー!相手にも選ぶ権利があります!」って言ってうやむやにしてしまった。

 紹介されて、初めて私の姿を見たときの相手の「うわ…」という声が聞こえてきそうな表情が頭に浮かんできて怖い。

 今日は仕事始めだったけど、そんなにやることもなくて久しぶりに職番の女性陣と一緒にランチに行った。そこで年末年始なにしたかって話になって、みんな家族と過ごしたり、友達とみんなで過ごしたり、すっごく楽しそうな話をしてて、こんな鬱々とした気持ちを出したらひいちゃうだろうなって思って、自分も楽しく過ごしたフリをした。でも、もしかしたらみんなも本当は充実してないけど楽しいフリをしてたのかもしれない。だとしたら、このうわべだけの会話をしてる状況、めちゃくちゃ滑稽だな、と思ったり。

 ランチから帰りながら4つ年上の同僚♀が「またみんなとランチ行けてうれしー💛」って本当に嬉しそうに言ってて、こんなどうでもいい話する時間の何が楽しいんだろうって思ってしまった。

 鬱々とした気分の中で、なんと、もうもらえないと思っていた休日出勤の振り替え休日を急遽もらえることになり、家に帰ってすぐに空いてる温泉宿を探したら私が前に行ってもう一回行きたかった旅館が空いてて速攻予約した。

 やっと、やっと一人旅に行ける…!11月に行ったばかりだけど、本当にずっと行きたかった旅館にもう一回行けるのが嬉しすぎる…!

 ちょっと年末年始暗い気持ちだったけど、ちょっとだけ元気がでてきた。明日仕事に行けばとりあえず3連休だし、この休みは1人でやりたいことをやろう。美容院と、マッサージと、買い物に行くぞ!!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?