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「すとぷり」とは?オリジナルアニメ映画化も決定したインターネットの活動者たち

2023年12月31日にはNHK紅白歌合戦への出場
も果たし、2024年1月27日には活動を休止して
いたメンバーが活動に復帰したすとぷり。
2024年夏にはアニメ映画が全国で公開される
事が決定しました!

そこで今回は、今後さらに様々な場面で話題
になるであろう「すとぷり」って何?という
方のために、紹介記事を綴っていきます。

※こちらの記事は、2023年11月 13日に投稿した
「祝!紅白歌合戦初出場!「すとぷり」って
何?」という記事をリメイク、アップデート
したものです。

「すとぷり」とは?

インターネットを主戦場として様々な活動をする
人たちで結成されたエンタメユニットです。
名前は「すとろべりーぷりんす」の略です。
メンバーは6名です。

「すとぷり」のビジュアルは?

こちらのイラストが公式の彼らのビジュアル
です。

インターネットや主なメディアにはこのような
イラストの姿で登場します。時々写真をSNSに
載せたりカメラを使って配信することもあります
が、顔は映らないように加工しています。
また、イラストのビジュアルを3D映像に反映
させたバーチャルモデルを使っての活動もして
います。

「すとぷり」って何をしているの?

①生配信

インターネットでは主にYouTubeやツイキャス
での生配信をし、多くの視聴者を楽しませて
います。毎週日曜日に「公式放送」をメンバー
全員で行うほか、平日は個人で、週末はメンバー
2名での「コラボ放送」、これらを組み合わせて
24時間、48時間、72時間をつないでいく長時間
のリレー放送を行うこともあります。
毎週YouTubeちゃんねるにて配信の予定を告知
しています。

生配信は近況報告やお悩み相談など様々な
おしゃべりをする「雑談」や「ゲーム実況」、
生で歌を披露する「歌枠」など様々な企画が
あります。
どの放送もリスナーからのコメントをリアル
タイムで表示しながら、時折それを拾っては
会話をするように進行し、リスナーと一緒に
放送を作っていく楽しみを共有してくれます。

基本的に彼らは自宅に配信機材と専用の部屋を
確保し、そこから配信をします。そのため主な
活動場所は自宅で、配信の準備も放送画面の
管理や操作もメンバーが自分で行っています。

②音楽活動

それぞれ既存の曲をカバーした「歌ってみた」
動画を投稿する「歌い手」として活動もして
いましたが、次第にオリジナル曲の投稿をする
ようになり、CDアルバムの制作を手掛ける
ようになりました。

現在彼らは自分たちでレーベルを持ち、これまで
ミニアルバム1枚、フルアルバム4枚をリリース
しました。
2022年12月21日に発売されたアルバム
「Here We Go!!」はオリコン週間ランキングで
1位を獲得しています。

また、メンバーがソロでもアルバムをリリース
することもあり、2023年9月13日にはメンバー
のさとみくんのソロアルバムが発売されました。
このアルバムは2023年9月度のゴールドディスク
に認定されています。

③ライブ活動

音楽活動の一環として、結成当時からライブ活動
も積極的に行ってきました。リアルでリスナーと
触れ合えるライブでは彼らは顔を隠すことなく
生身で登場します。

最初は300人程度を集める小さな会場でのライブ
からスタートし、結成から3年後の2019年には
西武ドーム2days、2022年には5大ドーム
ライブツアー、2023年には全国11か所をめぐる
全44公演を行う大規模なアリーナツアーを成功
させています。
歌ったり踊ったりアイドルのライブのように
ショーアップされたステージもこなす一方で、
リスナーにはファンサの応酬で距離感なく
コミュニケーションを取ったり、仲のいい
メンバー同士の掛け合いが楽しいMCなど、
彼らのトーク力の高さとリスナーへの愛が
あふれる多幸感は唯一無二です。

現在は3Dモデルの姿でのライブを日本だけで
なく海外にも同時生配信するという試みも積極的
に行い、海外のリスナーへも彼らのライブ
ならではの楽しさを発信しています。

「すとぷり」メンバー紹介

赤色担当:莉犬(りいぬ)

「歌ってみた」やオリジナル曲の投稿、CD
リリース、オリジナルアニメ動画の脚本を作成
し動画を投稿しています。

YouTubeチャンネル登録者数は162万人。
TikTokのフォロワー数は120万人。
かわいらしさとカッコよさの両方を表現できる、
誰もが一度聴いたら忘れられない魅力的な声が
特徴的。
自信がデザインに携わった多彩なキャラクターが
登場するオリジナルアニメは脚本、アテレコも
自分で行っています。
また、歌ってみた、オリジナル曲の投稿も精力的
に行い、2024年に入ってからすでに3曲のオリジ
ナル曲、3曲の歌ってみたを投稿しています。

声優としても活躍しており、2023年7月21日
公開予定の映画「Re:STARS ~未来へ繋ぐ2つの
きらぼし~」では主演をつとめました。
生配信ではインターネットの中で悩みを抱えたり
生きづらさを感じている人たちに寄り添う
親しみやすいトークを聴くことができます。

水色担当:ころん

生放送や動画では主にゲーム実況をしています。
YouTubeチャンネル登録者数は129万人。

明るくハイテンションなゲーム実況のほか、
日常のひとコマを切り取ったショート動画で
見せる飾らない人柄が魅力。「歌ってみた」や
オリジナル曲の投稿もたくさん行っていますが、
話し声と歌声の衝撃的なギャップに驚かない人は
いないはず。

人懐こくて憎めないキャラクターと「リスナー
さんを楽しませたい」というサービス精神で、
すとぷりを結成する前から人気配信者として
活動。ころんくんみたいな活動をしたいという
若手の活動者からの憧れの存在でもあります。

黄色担当:るぅと

「歌ってみた」やオリジナル曲の投稿など
「歌い手」としての活動のほか、作詞作曲などの
音楽クリエイターとしても活躍。

自信のソロ曲のほか、すとぷりのグループ曲、
コラボ曲も制作。また、すとぷりの音楽活動、
CD制作の中心的な役割を担い、最近は
すとぷり以外のグループへの楽曲提供も
行っています。

生配信ではその音楽スキルをふんだんに発揮した
「歌枠」や、実はグループ内トップなのではと
言われる腕前を見せるゲーム実況が人気です。
癒し系の穏やかな声で優しく語り掛けるトークで
女子の心をわしづかみにする一方で、メンバー
とのやり取りでは時折見せる切れ味鋭いユーモア
センスや負けん気の強さがピリリといいスパイス
となっています。

ピンク担当:さとみ

ゲーム実況を中心に動画投稿や生配信をして
います。
YouTubeチャンネル登録者数は127万人。

さとみくんの実況はゲーム自体のうまさに加え
その解釈の仕方や説明能力の高さ、さらに誰もが
納得する聴きやすい声の良さが評価されています。

グループでは最年長ということもあり大人の
落ち着いた視点から冷静にメンバーを支える
頼れるお兄さん的存在。でも、ゲームや企画に
なると年下メンバーも手に負えないくらいの
はしゃぎっぷりを見せるかわいらしい一面も。
ライブでは愛のあふれたファンサービスで、
リスナーのみならず付き添いの母親たちまで
次々に陥落させていきます。

オレンジ担当:ジェル

YouTubeやTikTokに投稿されたオリジナル
アニメ動画「遠井さん」はすとぷりを知らない
人にも有名なコンテンツ。

すべてジェルくんが台本や動画編集、登場人物
ほぼすべての声を担当し作成・投稿しています。
2022年に健康状態を考慮してグループとしての
活動を休止しましたが「遠井さん」の動画は
不定期に作成、投稿を続け、現在は活動復帰し
すとぷりとしてのグループ活動にも参加して
います。
YouTubeチャンネル登録者数は226万人、
Tiktokのフォロワーは200万人。

生配信はそのイケボを生かしたセリフ読みに
癒され、また雑談においてもクレバーで優しい
人柄から醸し出す温かい空気と独特な視点での
おしゃべりが楽しく多くの視聴者が集まります。

ムラサキ担当:ななもり。

すとぷりのリーダーであり、プロデューサー、
彼らが所属する株式会社STPRの代表者でも
あります。 

すとぷりの活動を支える裏方としての仕事、
個人での生配信、「歌ってみた」やオリジナル曲 
の動画の投稿、STPRの代表者としてすとぷり
以外のグループの活動を支援する仕事もこなして
います。

もともと配信者としての人気が高い人でもあり、
今もそのトーク力やリスナーを巻き込んで盛り
上げていく力には圧倒されるばかり。
自身の私生活に関する問題で表立ったグループ
活動を休止していましたが、それでも彼の社長
としての手腕や信頼はゆるぎませんでした。
すとぷりメンバーとして活動復帰してからは、
リスナーにもそのアグレッシブな活動量と
リーダーとしてメンバーを引っ張る力を
見せつけてくれています。

「すとぷり」の魅力とは

①新しい

とにかく他のアーティストととは主戦場も、
見せ方も、これまでになかった新しいグループの
あり方で、彼らの活動内容を的確に表す言葉が
見つかりません。インターネットで活動を始め、
メディアでは素顔をさらしていないにも
かかわらずドームツアーをSOLDOUTさせて
しまったりテレビの冠番組などを持つように
なったのも新しいのですが、そもそもインター
ネットで活動する「YouTuber」「Vtuber」
「Streamer」「歌い手」など様々な肩書を
どれも兼ね備えた存在であるのがすとぷりの
新しいところでもあります。
2023年のNHK紅白歌合戦ではバーチャル姿で
リアルタイムのNHKホールに登場し、全国の
お茶の間をざわつかせたのが記憶に新しい
ところです。

ジャンルにこだわらず楽しいことは全部やって
いこうというのが、彼らの活動のコンセプトで
あり、従来のタレント、活動者ではなかなか
できなかったことであり、新しいことなのです。

②わかりやすい

彼らの活動の基本は「リスナーさんに「楽しい」
を届ける」、そして「リスナーさんの居場所で
ある」ということ。これ以上でもこれ以下でも
ありません。
日々動画を投稿したり、長時間の生放送を
したり、短期間に何曲もレコーディング作業を
したり、ライブのためにダンスレッスンを夜中
まで行ったり、彼らが頑張る理由はとても
シンプルでわかりやすくストレート。
迷いがありません。
また、リスナーは彼らの活動に力をもらい、
応援し、メンバーはその応援によってさらに
活動を頑張る、という支え合う関係を常に
意識して、素直に言葉にして伝えあっています。
そのため、どのタイミングでどの入り口から
彼らを知ってもすぐになじんでその輪に加わり
やすいのです。

③楽しい

とにかく動画も、放送も、ライブも、テレビ番組
も「楽しい」気持ちになれる空気感に満ちて
います。「ピリピリ」も「バチバチ」も無縁です。
彼らのしていることは魔法の国ような夢の世界を
見せてくれることではなく、ごくごく普通の
男の子たちのたわいもない会話の延長線上。
ゲームやクイズをしたり、運動会やかくれんぼを
したり、コメントに答えながら話をしたりして
いて、ものすごくお金をかけているようには
見えないし、時には荒削りにも見えます。でも
それは日常生活で苦しい思いや辛い気持ちを
抱えている人や、普段の生活に少し飽き飽きして
しまったような人にとってはちょうどいい温度感
の優しい世界。そんなすとぷりを見ていれば
凝り固まった心が和らいで、ちょっと辛い日常
に向き合っていける力になるのです。
そんな彼らが熱くなるのは自分たちの未来を語る
ときと、外部から傷つけられたり自分たちが
してきたことが思うような方へ向かずリスナーに
悲しい思いをさせてしまったとき。
時折見せるそんな表情も、リスナーの「楽しい」
を守りたいから。
リアルでコミュニケーションが取れるライブでの
動員力も、普段のインターネットでの活動の
楽しさがあるからで、その時ばかりは「夢の
世界」をしっかり見せてくれるのも、また癖に
なる彼らの「楽しい」活動です。

最後に、これからの「すとぷり」は・・・

すとぷりはすでに結成7年を経過しています。
ここまでに多くの「新しいこと」に挑戦して
リスナーを楽しませてくれました。インター
ネットの世界から活動を始め自分たちで運営、
プロデュースを行いながら大規模なライブ
ツアー、CD販売、地上波テレビ番組の制作、
紅白出場、オリジナルアプリゲームの配信、
映画化など様々なことを成し遂げてきています。

近年は活動の広がりだけでなく、
そのクオリティの高さも評価されるように
なってきました。

変化の激しい世の中で、また、日々進化している
インターネットの世界では1年先には全く違う
文化が起こってきます。
これまでのように、新しい挑戦をするたびに
様々な声があったり、思うようにうまく
いかなかったりすることもあると思います。
それでも彼らが挑戦をやめないのは「リスナー
さんを楽しませたい」から。いつも声を上げて
「好き」を伝えて自分たちを支えてくれる
リスナーさんと最高の景色を見たいからです。
独自のアプローチで挑戦を続ける彼らの姿は、
様々なことがやりつくされたように見える
日本のエンターテイメント業界に様々な
可能性を感じさせる存在として、歴史に
残っていくはずだと確信しています。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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