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私にとってのさとみくんの存在が、最近ちょっと変化した、という話。

2024年6月19日、すとぷりのさとみくんが
久しぶりに歌ってみた動画を投稿しました。

曲は「ハオ」

YouTube投稿から約2週間の2024年7月
4日にこの曲は100万回再生を突破しました。

楽曲紹介

この曲はDECO27さんによる楽曲で、投稿された
のは6月14日。

さとみくんはそこから5日でこの曲の歌ってみた
動画を投稿しました。
歌い手さんの中にはオリジナルから1日程度で
歌ってみたを投稿する人もいるくらいですが、
さとみくんはこれまであまり早さにはこだわら
ないタイプの印象がありました。今回はピカピカ
の新曲ということで、それだけさとみくんが
とてもこの曲を気に入って制作したのがわかり
ます。

タイトルの「ハオ(好)」という言葉の元は
もちろん中国語。最近は日本でも若い世代を
中心に「好ハオ」という表現がよく使われている
とか。意味としては「好き」「優れている」と
いう中国語の意味から派生して好きなものや
推しに対して使われています。

この曲も中華風な服装の女の子が登場するMVや
サウンドをモチーフにして展開されていますが、
歌われている内容は万国共通、ポジティブや
ネガティブに揺れ動く恋心。主人公は自分の
気持ちに翻弄されつつも「これでいいなのだ 
好(ハオ)」と明るくまとめていくHappyな歌
でもあります。

途中、気持ちの揺れ動きと共に曲調やテンポも
あちこちへ飛び回っていくのですが、悩んだ挙句
開き直るようにはっちゃけていく感じも気持ち
よくて、歌詞に使われている言葉も覚えやすく
耳に残ります。

あちこちに散りばめられたさとみくんのこだわり

さとみくんの歌ってみたを聴いてみて、最初に
思ったのは「私の好きなさとみくんが全部
つまってる!」ということでした。

さとみくんの歌ってみたといえば、歌のうまさと
声の良さはもちろんのこと、「演じてみた」と
いう要素も特徴のひとつ。歌の世界を細部まで
読み込んで解釈して、その中に生きる人になり
きって的確な表現に落とし込んでいくテクニック
にいつも驚かされます。

この曲は全体的には恋愛感情を歌う女の子が出て
くるのでかわいらしく歌っていますが、その
かわいらしさもバリエーションが豊富。

たとえば1コーラス目の最初に出てくる
「忍ぶ修業は効率が肝心だ とか分かってるもん」
はかわいく口をとがらせて得意げな感じなの
ですが、そのすぐ後の
「心の乙女があれこれ言っちゃうの」
は語尾にハートが付きそうな、甘えるような
かわいさになっています。

そのほかにも同じフレーズが繰り返される
「もう嫌い 大嫌いとか思ってみたい」という
部分でも、1回目はちょっとそんな感情に
あこがれているみたいな淡々とした歌い方
なのが、2回目は本当にネガティブモードに
堕ちた経験をした後なので、本当に頭を抱えて
振り乱して歌っているかのような表現になって
いたりと、一つ一つのフレーズにさとみくんが
状況や感情のうねりを繊細に投影していて、
聴けば聴くほどいろんなさとみくんの思いが
掘り起こされて、考察したくなってしまいます。

さらに、途中で曲調が変わって「ローな自分」と
「ノーマルな自分」が交互に顔を見せる様子を
歌うところでは、ダークでかっこいい一面が
見れたり、「感情が爆散」「残念が爆誕」という
感情の切れ目の境にあたる部分では、ロボットの
コマンド的な歌い方にするなどユーモラスな
ところもあります。

おそらく投稿して2週間で100万回再生を
突破した理由の一つは、3分ほどの曲の中に
たくさんのこだわりをつめこんださとみくんの
表現を、まるで宝探しをするように何度も聴いて
楽しんだリスナーが多かったということでも
あるのかなと思います。

これまでの歌ってみたと違うところ

これまでもさとみくんの歌ってみたには、
カッコいい系

ダーク系

かわいい系

さわやか系

情熱系

などいろんなパターンがあって、そのどれも
豊かな表現力が素晴らしいのですが、今回は
そうしたものがすべて1曲の中に詰め込まれて
いる贅沢なものでした。

さらに、その表現の味付けの濃さが今回は
とてもちょうど良かったです。ハオという曲は
気持ちは重めでもサウンドは軽めというバランス
が絶妙だったこともあり、さとみくんの表現も
しっかりと伝わるボリュームでありつつ、
重過ぎないというか、サラッとさりげない感じも
して、普段さとみくんの曲を聴かない人にも
すごく届きやすいものになったのかもしれません。
私はさとみ節全開の味濃いめのが大好きでは
ありますが。

また、歌声そのものもこれまでよりはっきりと
粒が立っているように聴こえたことも、これまで
とはまた違うと思った点でした。
元々さとみくんは聞き取りやすい声なのですが、
歌の中では時々ハスキーになることがあります。
そういうはちょっとオケに埋もれて聴こえる
こともあったのですが、今回は一歩前にでてる
ような感じでよりクッキリとしている印象でした。

久しぶりの横動画投稿

この動画が投稿された時、約4ヶ月ぶりの歌って
みたに歓喜したと同時に、さとみくんの
YouTubeチャンネルに横動画が投稿されるのも
約2ヶ月間が空いていたことに驚きました。

さとみくんといえば元々私の中ではゲーム実況者
というイメージで、以前はコンスタントに動画
投稿もしていました。私がさとみくんを好きに
なったのにはそのゲーム実況動画の面白さも
あったので、最近なかなか新作が投稿されない
のを少し寂しく感じていました。

でも動画投稿がなかったからと言って、リスナー
はすっかり取り残されていたわけではなく、
毎週1回は生配信があり、ほぼ毎回メンバー
シップ限定の放送もプラスすると5時間~7時間
も連続で放送するなどたくさん楽しませてくれて
いました。またすとぷりとしては毎日のように
動画の投稿があったり、放送や歌、テレビ番組に
とたくさんのことを届けてくれています。

今のさとみくんに対して私が思っていること

そんな日々を過ごしながら最近私の中では
「さとみくん」という人物そのものが魅力的な
エンタメのカテゴリになってきている気がしています。

生配信で大人の私もなるほどなぁと思える話を
リスナーからの悩み相談に対して答えていたり、
今回ご紹介した歌ってみたでも細部まで
こだわって、その様子をチラッとSNSで見せて
くれてそこからいろんな考察を放送で熱く話して
くれたり。

そして、熱くやる気がみなぎっていたと思ったら
時には気分が萎えたり落ち込んだりしてることを
淡々と明かしてくれたり。
気分で深夜急にメンバーシップ放送を始めたと
思ったら、放送を切らずにそのまま寝てしまったり。

ものすごい集中力で丁寧に作品づくりに粘り強く
頑張ったかと思えば、納得いく頑張りができない
とあがいたり落ち込んだりして気分にムラのある
ところ見せてくれたりする、はっきりした物言い
はするけれど、人との距離の取り方が絶妙で
配慮がものすごく細やかだったり自己犠牲も
いとわないという…
「人間味」だけじゃ括れない、つかみどころのなさ。

好奇心が向く方向も熱量もくるくると
目まぐるしく変わる「さとみくん」だけど、
そのつかみどころのない彼の日常を見ている
だけで、十分に楽しくて、自分もいろんなことを
考えたり笑ったり、一緒に映画を見てコメントで
感想を言い合ったり、彼の言葉や行動によって
自分の行動が少し変わったりする毎日がとても
楽しいな、幸せだなって思えるのです。

最初は活動からさとみくんのことを知っていって
好きになったのだけど、今はその彼そのものが
中心にあって、そこから派生して歌や動画や
グループ活動という形にして届けられるものを
楽しむという風に逆転している気がします。

だから、今この時間にも同じ世界でさとみくんも
一緒に生きてるんだってことこそが、私自身の
幸せだなぁなんて、最近特に思います。

だからやっぱり月並みな言葉だけどさとみくん
には「いつもありがとう」という気持ちで
いっぱいです。
楽しい思い出をこれからも一緒に作れたら嬉しいです。

久しぶりの歌ってみた動画の投稿を受けて、
改めてさとみくんへの今の私の思いをまとめて
みました。

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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