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すとぷり史上最大規模のアリーナツアー 私がスゴイと思ったこと8選

すとぷり史上最大規模の全国アリーナツアー
「Here We Go!!」が2023年4月30日の北海道
真駒内セキスイハイムアイスアリーナで幕を
閉じました。最終公演後にはYouTubeすとぷり
ちゃんねるで公式生放送を行い、1月21日から
13週間で全国11か所44公演をやりきった思いを
メンバーたちが話してくれました。

口々に「よくがんばった」「みんなありがとう」
と繰り返し、お祭りのような日々が終わって
しまう寂しさもありがながら、大きな挑戦を
やり遂げた充実感でいっぱいのようでした。

今回は、ツアー参戦の感想も踏まえ、このツアー
の何がすごかったのかを8つ挙げ、総括して
いきたいと思います。

その1:4人体制での初めてのライブツアー
2022年の初めに6人でのドームツアーが
スタートし、途中から5人でのライブに切り
替わったことでその大変さを実感していた
メンバーたち。その後ジェルくんがお休みに
入ったことでクリスマスのバーチャルライブ、
そして2023年のアリーナツアーは4人での実施と
なりました。人数が減るということは、それだけ
一人一人の負担が増えるわけで、単純に歌の
パートが増え、舞台に立つ時間も多くなり、
お客さんの視線もより集中し、見られている
ことへのプレッシャーも大きくなるでしょう。
今回のツアーが始まる前、メンバーたちは
アルバム発売、冠番組のスタートと4人で新しい
ことを始めることへの期待と共に、不安も吐露
していました。

絶対的リーダーと最強エンターテイナー不在の
4人のすとぷりは、私も正直最初は大丈夫かな?
と不安な気持ちで見守っていました。でも、
彼らはそれらの心配や不安を必死に振り払うかの
ように、たくさんの活動に邁進し、自分達を
そしてリスナーを鼓舞していきました。
ツアー後半では2人のいない隙間を埋める、と
いうのではなく、最初からメンバーは4人だった
のかも、と思わせるほどの完全体のステージ
を見せてくれました。

さとみくんが、ツアー終了後の放送で「全員が
頑張れるメンバーが揃っていることが奇跡だ」と
いうようなことを話していました。自分達の
頑張りでピンチをチャンスに切り替えた、彼らの
強さが本当にスゴイです。

その2:土日昼夜4公演
今回のツアーはすべて、ひとつの会場で土日
2日間、両日とも昼夜2公演を行いました。

さとみくんは1日で2公演することについて
「自分の気持ち的には、昼夜公演の間の休憩
なしで続けてやりたい」と話していました。
一つの公演ごとの所要時間は2時間ほどで、
決して長い時間ではなかったと思いますが、
昼公演終了後約3時間後に夜公演が始まるという
短いインターバルの中で、クールダウンして、
ふたたび本番というスイッチの入れ替えは、
とてもエネルギーがいることと想像されます。
また、昼公演のリハがあるため前日入りが必要な
会場も多く、また終了後もライブ翌日に帰京と
なると、平日は火曜日~木曜日しか終日稼働が
できず、動画作成、生配信を自宅で、歌収録、
テレビ番組収録はスタジオで、という
スケジュールをこなすのはとてもハードだった
はずです。
限られた時間の中でも「自分たちはインター
ネットの活動者だから」と本来の活動でも
リスナーさんを楽しませるコンテンツの提供を
止めず、土日昼夜4公演をやり遂げたのは
スゴイ!と思いました。

その3:会場の空気を大事にしたMC(ファンサ講座、コール&レスポンス、ウェーブ)
今回のライブでは、MCは主に衣装替えの時間を
使って2人ずつ交代で担当するというパターン
でした。しかもその組み合わせはじゃんけん
だったり希望制だったり、その場で決めていま
した。また、MCの内容もその場で決める
そうで、何度も見に行くリスナーでも「今回は
どんなメンバーの組み合わせでどんなことを
するんだろう」というワクワク感を味わえました。
私が参戦したライブでは、客席をエリアで分けて
声出し合戦みたいなことをしたり、「女の子!」
「男の子!」とコールしていました。個人的には
最推しのさとみくんに「お母さん!」と言って
もらえて感無量。

また、ぶっつけでウェーブをやってみたり、
最高のファンサを実践してくれたり、普段から
放送や動画でリスナーを盛り上げて楽しませる
のが得意な彼らは、あれこれ飛び出す装置に
頼らずともしっかりとお客さんを満足させられる
のですから、スゴイことです。

その4:ライブ直後も公式生放送
これまでもライブ後にその会場からそのまま
メンバーのスマホを使って余韻放送をすることは ありましたが、今回のツアーの中では通常の
公式放送に近い環境で放送を行うこともたくさん
ありました。
しかも、メンバーのツアー中のオフショットを
紹介し合う「悪い顔選手権」や、「ランキング
当てクイズ」「すとぷりあるある王決定戦」など
自分達で発案して準備した企画も放送し、大いに
盛り上がりました。

関東圏の会場でのライブ後は夜公演終演後即帰宅
したり、遠方でのライブ後には宿泊先のホテル
から放送機材を現地に持ち込み放送するなど、
後半に行くに従い放送環境を整えつつ、またその
放送がうまくいかないとなるとiPhoneからの放送に切り替えるなど、常に今できる最大限で
リスナーを楽しませるならどうするか?を考え
行動している姿がすとぷりらしい優しさ。
自分達の頭で考えた自由な活動ができるのは
すとぷりにしかない強みであると思います。
一部スタッフさんの協力も得ていましたが、
ほとんどはメンバー自身が企画を考え、出演して
送出もしているのですから、そのがんばりが
スゴイ!です。

その5:新しい演出も大成功!
 今回のツアーから彼らのライブに導入された
スタンドトロッコ、略してスタトロ。実施できた
会場は限られましたが、会場によっては客席の
間の通路を徒歩でメンバーが歩くという演出も。
とにかくリスナーの熱意に応えたいメンバー達
ではありますが、それはあくまでもステージと
客席、フェンスを隔てた距離感が保てた中での
関係。それが一切取り払われた時、リスナーも
どうなってしまうのかなと心配もあったはずです。
それでも実際はリスナーのマナーの良さと
メンバーのサービス精神がうまく噛み合って、
節度を持ってトラブル無く終えられたのは、
できそうでできないスゴイことです。

ライブ後の公式放送で莉犬くんが「リスナーさん が素晴らしかったとライブのスタッフに言われて
嬉しかった」と話してくれました。
今回の実績で、次回以降のライブでも同じような
演出がまた見られるようになったのではないでしょうか。

その6:ステージパフォーマンス
今回のツアーは、すとぷり史上もっともメンバー
が動いていたライブであったと思います。
もちろんよくあるアイドルグループのライブなら 当たり前なことですが、彼らはもともとインター
ネット配信者。写真審査や踊りや歌のオーディ
ションで集められた人たちではないわけです。
それでも素敵に見せたい、みんなに楽しんで
もらいたい、そして何より自分達が楽しい!
それでここまでやれるものかと本当に感心
しました!ホントにスゴイ!
しかも、私はツアーの前半、中盤、後半と3会場
を見て、その成長の凄まじさにも驚きました。
「見られる」から「みせる」パフォーマンスに
進化する様子を目の当たりにした、貴重な
ツアーでした。

その7:メンバー同士の関係性
より濃く、親密になったような気がします。
4人というシンプルなメンバー構成であったから
かもしれませんし、また、主にMCを2人ずつで
したことも影響しているかもしれません。
また、声出しOKになってリスナーの反応が
ダイレクトに届くようになり、メンバー同士の
絡みに沸くリスナーの悲鳴も凄まじいため、
ノリのいいメンバーがさらに濃厚に絡み出す…
おそらく最初はメンバーたちもリスナーを盛り
上げるためにそうしていたように見えましたが、
次第に自分達からメンバー同士でわちゃわちゃ
するようになり、もともと仲のいいメンバーが
さらにリスナーの目前で絆が深まっていくのが
わかりました。

たくさんの人の注目を集め、意識が外側に向き
がちになるはずなのにどんどん内側の結束も
固まっていくし、パフォーマンスはどんどん
洗礼されていくのにメンバーだけで話している
と身近なお兄さんたちという親しみやすさが
高まっていく、そんな他にないすとぷりならでは
の魅力がツアーの中でより高まったと感じました。

その8:でもやっぱり6人の頑張りがあってこそ
表立った活動者として頑張った4人のほか、
このツアーの成功は、休止中の2人の存在が
あったからこそ、と感じさせることもありました。
まず、ツアー開始前に個人としての活動を再開
したリーダーのななもり。さん。所属会社の社長
として、自身が活動休止になる前からこのツアー
の準備は始まっていたはずで、ツアーの会場には
ほぼ同行し、物販の運営がうまくいっているか
実際にスタッフに紛れてチェックしたり、屋外の
撮影ブースに設置したオブジェが強風で倒れそう
になり急遽屋内に移動させるなど、大きなこと
から細かいことまで裏からたくさんのこと支えて
いたようです。自身の放送では「サイコーだった」
と自分が出ていたライブかのように嬉しそうに
話していて、すとぷりの活動をたくさん
届けたい、というななもり。さんの熱意により
このツアーが実行できたものと思います。
また、もうひとりのメンバー、ジェルくん。
彼はすとぷりの活動が好きで、すとぷりが
好きで、すとぷりの活動を続けたいと思って
いる人です。それでも自分の体や心のことを
今は優先してお休みする選択をしています。
そんな思いを知っているメンバー達は、ジェル
くんがまた戻ってこられそうになった時、
一緒に活動できる場所を守りたい、そんな風に
思って4人での活動を続けようという話を
していました。ジェルくんの大事な決断が4人の
メンバーが頑張る理由のひとつであるはずで、
大阪のライブを見に来てくれたジェルくんを迎え
たメンバーがライブの感想を声を弾ませて尋ねる
様子がそれを物語っていました。
そして、ジェルくんが今のすとぷりの活動を
純粋に楽しんで応援していることも、
4人のメンバーの励みになっているのだと
思います。
やっぱり、リスナーさんを楽しませるために
頑張りたい、という思いでつながっている6人が
スゴイ!のです。

以上が私が感じた、今回のアリーナツアーのスゴイこと8選でした。

ツアー終了後の公式放送で、るぅとくんが
「メンバーもリスナーさんもこのツアーを乗り
越えて強くなったと思う」という話をして
いました。
少し不安げにしていた2023年の初め頃に比べて
それだけの自信を得られたことがとても嬉しく、
頼もしく感じます。

これから先の活動も、他の誰とも違う彼らなりの
やり方で逞しくしなやかにインターネットの海を
泳いで行くであろうすとぷりのメンバー達に
私も置いていかれないようについていこう!
そんなふうに思います。

改めて、全国11ヵ所、44公演にわたるアリーナ
ツアー完走!おめでとうございました!

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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