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両親に褒められた記憶はないけれど 人を褒めるねと言われることが多い 意識しているつもりはないけれど 脳が主語を理解できないことを 誰よりも知っているからだと思う 人は誰にかけた言葉かに関わらず その全てを自分の体で受け止めてしまう作りになっている 大丈夫、えらいね、すごいね、とあの子を抱きしめながら 私も大丈夫、私もえらいね、私もすごいよ、と心でハグをする 自給自足の慰めパーティ されて嫌なことをしないのは愛すべきスタンスだけれど して欲しかったけどしてもらえなかった
眼鏡をかけていると高確率で“ 裸眼ですか?”と聞いてくる輩がいるが、そもそも眼鏡の役割とは?という事から語らねばならないし、何より私の目が裸かどうかを聞いてどうするつもりなのか逆に?とオーバーオールの紐をパシンパシンしながら君に問い返したい。