4月12日のビットコイン急騰の原因を知った手法を公開します

旬な時期が終わったので無料公開に移行しました、2020年1月31日。

4月12日の急騰のきっかけとなったのは、米国債売りビットコイン買いとツイートしました。

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これをどうやって知ったかについて説明します。

急騰後のツイートでビットコイン出来高過去最高と流れていました。
これは仮想通貨クラスタ外のどこからか資金が流入してきたことを意味します。
どこから流れてきたのかがわかれば一時的な流入での上げなのか、相場転換なのか、判断できます。

これを知る簡単な方法はトレーディングビューを使うことです。
世界中の金融資産のデータが集まってるサイトで、動きの選別スクリーニングやチャート表示など金融マーケットの動きを把握するのになくてはならないツールです。ここをクリックすると画面が開きます。

トレーディングビューのサイトでは、画面操作中、不定期に会員登録の案内が表示されますが、無料の会員登録すると消えます。今回は無料会員登録の範囲で済むやり方を説明しています。https://tradingview.go2cloud.org/SH2A8

トレーディングビューが初めての人だと次の画面が表示されます。すでに会員になっている人はトップ画面からの説明画像まで読み飛ばして下さい。

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画面左上端からトップ画面に移ります。

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以降の記事は、一度知れば今後もずっと使えるやり方です。知りたい方は100円払って購読して下さい。


HOME画面は英語ですが、日本語ブラウザを使ってると日本語にしますかとの画面が表示されます。

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日本語画面へ切り替えます。

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画面左上端のオレンジ色で囲ってるところがメニューバー表示アイコンです。ここをクリックしてメニュー一覧を表示させます。

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「市場」を選択して下さい。

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次に「国債」を選択して下さい。

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次に「アメリカ大陸」を選択して下さい。

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国債市場のアメリカ大陸の画面が表示されます。少し下にスクロールして下さい。

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アメリカ大陸の銘柄一覧が表示されています。画面右端の「評価」をクリックして並び順を変えて下さい。売りが最初にでるように変更すると、強い売りが最初にでてきます。この記事を書いている4月22日時点では5年債ではなく10年債が売られていますが、12日の変化は5年債で起きていたので、画面をスクロールさせて、米5年国債「US05」の青字をクリックして下さい。

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US05画面が開きます。

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画面右側に「インタラクティブチャート」の青字をクリックして下さい、チャート画面が開きます。

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これが米国5年国債の4時間足チャートです。見やすくするため、ローソク足からラインチャートに変更します。画面上部の「4時間」と表示されている右側のローソクアイコンをクリックして下さい。

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メニューから「ライン」を選択して下さい。

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ラインチャートに変わりました、次にこのチャートにビットコインチャートを追加して重ねていきます。さきほどクリックしたローソクアイコンがラインアイコンに変わりました、さらにその右側のてんびんアイコンをクリックして下さい。

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長いメニューが表示されます。「比較、またはシンボルの追加」を選択して下さい。少し選択しずらいやもしれませんがマウスポイントを外側から回り込ませるようにして選択して下さい。

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選択後、画面が表示されたら、「シンボルの追加」をクリックして下さい。

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入力欄に、半角英字で BTCUSD と入力して下さい。候補が表示されますので、一番上のBTCUSDを選択して下さい。

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BTCUSD 対ドルのビットコインのローソク足チャートが追加されました。これだとわかりにくいので、これもラインチャートに変更します。ローソク足チャートを選択して、マウス右ボタンをクリックするとメニュー表示が出ます。

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メニューから「設定」を選択して下さい。

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表示された画面のタブ、「スタイル」を選択して下さい。

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次に「ローソク足」をクリックして下さい。

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スタイルを、「ライン」に。ラインの色を赤色に変更して、太さを一段上げて下さい。

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最後にOKをクリック。

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これでチャートが完成しました。どうです。見事な逆相関でしょう。アメリカ5年国債が売られて、ビットコインに資金が入ってきてるのです。このチャートを初動で見た人は相場転換を悟ってすぐビットコインの買いに走ります。しかしビットコインのチャートしかみていない人はまだまだだと思って買えなかったりします。

ビットコインは値動きが激しいので投資対象金融商品として適格性を認められていません。そのためこれまでは国債を売ってビットコインを買うといった動きがありませんでした。しかし昨年末から今年初めにかけてアメリカのウォール街に本拠を置く大手投資銀行たちが次々にファンドチームを立ち上げています。過去データにない、新しい動きが現れはじめたのです。この動きを待っていた人々もいれば、過去にない動きがたまたま発生したと見過ごす人もいます。やがて時がたてば、たまたまの動きだったのか、あるいは金融トレードの教科書に載る動きだったのか、歴史が証明してくれることでしょう。

その時、あなたは勝ち組になっているでしょうか。楽しみですね。


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