ビットコインの昨年のボラを振り返る

旬な時期が終わったので無料公開に移行しました、2020年1月31日。

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メタトレーダー5を使うようになってデータ分析が楽になってきました。クリプトGTのデータを使って、1時間足あたりのボラを調べてみました。

ローソク足実体部の最大長、平均。上ひげの最大長、平均。下ひげの最大長、平均。これらを見るとなにかとわかりやすく振り返ることができます。

2018年1月から3月のボラ
ローソク足実体部最大935ドル、平均103.6ドル
上ひげ最大641ドル、平均52.5ドル
下ひげ最大615ドル、平均57ドル

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2018年4月から6月
ローソク足実体部最大781ドル、平均32.9ドル
上ひげ最大300ドル、平均18.1ドル
下ひげ最大357ドル、平均19.9ドル

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2018年7月から9月
ローソク足実体部最大406ドル、平均23.7ドル
上ひげ最大205ドル、平均13.6ドル
下ひげ最大171ドル、平均13.8ドル

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2018年10月から12月
ローソク足実体部最大681ドル、平均20.6ドル
上ひげ最大348ドル、平均10.6ドル
下ひげ最大185ドル、平均10.5ドル

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昨年は10月が閑散としてた記憶があるので単月で調べてみました。一瞬だけ上がった時はボラがありましたが、平均値をみるとひどいものです。1時間足の始まりと引けを取って、平均13ドル、1500円位でした。最大値が数字を稼いでるので実際は10ドル以下の場面が多かったと思われます。

2018年10月
ローソク足実体部最大681ドル、平均13.3ドル
上ひげ最大348ドル、平均5.7ドル
下ひげ最大95ドル、平均5.7ドル

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今年2019年の1月から2月も見てみましょう。なんと!昨年の10月より悪い数字です。春節明けの上げはゆっくりだったということですね。

今年2019年1月から2月
ローソク足実体部最大317ドル、平均9.4ドル
上ひげ最大78ドル、平均5.2ドル
下ひげ最大71ドル、平均5.2ドル

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これらを振り返ってみると、昨年前半はスキャルだけでも値幅は取れていました。平均100ドルから30ドル、ありました。しかし、今年からは時間軸を長めにとらえていかないと値幅が取れない。手数料のある取引所使うなら特に注意する必要があります。クリプトGTでのBTCUSDのスプレッドは3月1日現在5ドル前後です。1時間足平均9.4ドルの半分以上をスプレッドで取られてしまうのです。

ボラが大きくなる時間を狙うか、時間軸を長めにとって取れる値幅を読むという、一段高度なトレードが要求されるようになってきました。

ボラが大きくなる時間は、ここ最近は、午前0時前後から2時過ぎ、早朝5時前後から7時前、夕方16時半過ぎから19時前、このあたりでしょうか。パターンがはっきりしてるのは朝9時前後からの動きですが、残念ながらボラがありません、9時から12時すぎまでで15ドル前後というところでしょうか。

クリプトGTはスプレッド5ドルで、指し値は最低13ドル離せという仕様になっています。(なかなか13ドルでは指し値は入りません、16ドルから19ドル離さないと厳しい、しかも日によって変動します)、合わせて最低18ドルなので午前中の天底とっても利食い指し値まで届きにくい。動く時間帯だけにしたほうがいいですね。

以上、お読みいただき、ありがとうございました。

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