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LUCKY TAPES @Billboard Live Yokohama

2023.1.13、個人的に今年初ライブ。21時スタートの2nd Stageのほうへ行きました。

このライブ、なんとバンド公式HPに情報が載っておりません。自分もこの日21時以降でなんか良いライブないかな?と東京神奈川近郊のライブハウス・クラブのHPを巡回してたら、あれ、LUCKY TAPESビルボードでまたやるんじゃん!とたまたま見つけられたから今回観ることができました。
最近のLUCKY TAPES、繊細かつ仕上りの良いバンドに反して庶務仕事がごじゃっぺすぎるので、非常に勿体ない…。

そんなわけで、告知不足からか若干空席もあったBillboard横浜でしたが、ライブは素晴らしいものでした。
冒頭から「Gravity」のメロウアレンジ。田口恵人さんの弾くエレキのアップライトベースが雰囲気を醸し出します。しかしそこからの「パラドックス」「Punch Drunk Love」「Gimme」は、フロアも一体になって盛り上がりを促すような展開に。
今日は「Get Back」や「Lonely Lonely」のようにビルボードらしい大人なアレンジを施した楽曲もあれば、原曲に近い演奏をする楽曲もありで、バリエーション豊かなバンドの表情を垣間見ることができました。そういう意味ではトータル70分しかなかったのは物足りなかったかも(ビルボードライブあるあるですが)。曲間も短かったので、もっとじっくり堪能したかった。そのあたりは、より大きな会場で…ですかね。

ハイライトは終盤の「MOOD」。高橋海さん(Vo.)曰く、声出しが解禁になったということでスマホのライトと共にシンガロング。ここ2年のライブはステージからこちらが一方的に受け取るだけのものが多かった印象ですが、やっぱりこうやって多くのお客さんと演者がコミュニケーション取りながら開放的に一体となっていくのがライブの醍醐味だよなあ…と噛み締めながら、自分も歌わせていただきました。
高橋健介さん(Gt.)もアンコールで言っていましたが、今年はこういう風にフロア全体で盛り上がりを感じられる場面が増えたらいいな、と切に願っています。

その他、コーラス隊は楽しげかつパワフル、ホーンの2人は華があり、松浦大樹さんのドラムや宮川純さんのキーボードの技術力は的確と、ステージ上の10人全員がしっかり音を演じる、素晴らしいSHOWでした。ここから3月にはコットンクラブでのライブもあるし、バンドは更に仕上がっていきそう。またどこかで観られたらと思います。

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