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今月の野鳥(JB2015年7月号より)

翼を広げた鳥のように、万軍の主はエルサレムの上にあって守られる。これを守り、助け、かばって救われる。(イザヤ31:5)

あほうどりは損な名前です。アルバトロスなら、白い海鳥というような名前なので普通の名前だと思うのですが。絶滅危惧種として有名な鳥ですが、外洋・孤島にいる鳥なので、見たことある人は少ないと思います。羽のさしわたしが2mを超える大きな鳥です。
主の慈しみは、このように私たちのみならず全世界の人々を覆っているのです。
写真の種は、クロアシアホウドリ。水面に浮いていると風呂に浮かせるアヒルのおもちゃみたいに感じました。(撮影2013/5/18城ケ島沖にて)

海鳥をなかなか間近に見る機会はないものだが、2013年当時所属していた日本野鳥の会で、久しぶりに船上探鳥会が行われた。海鳥も見たいと思っていた私は、申し込みをし抽選で選ばれて、チャーターされた釣り船に乗る機会を得た。三浦半島渡り鳥連絡会(三鳥連)のメンバーが中心となっての企画だった。写真のクロアシアホウドリは探鳥時の中頃に現れた。最初から海面に浮かんでおり、本文にも書いたが、アヒルのおもちゃのようだった。海鳥の観察はフェリーで行うのが普通であるし、これだけ近くでは観察できないと思う。しかし、それは観察する鳥自体にストレスを与えることでもあり、実際このクロアシアホウドリもやがて飛び立ち去ってしまった。


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