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今月の野鳥(JB2016年4月号)

「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。」(マタイ10:29)

日本人にとって、普通に目に留まる鳥といえば、雀か烏であろうと思います。聖句にも登場する雀、しかしこの記事は食用のもののようです。小学生の頃、母が田舎の結婚式から折詰を持ち帰って、中を見たらツグミの姿焼きがあり、ショックを感じたことがありました。野鳥は鳥類保護法で原則保護されているとはいえ、免許を持てば現在一部の鳥は狩猟可能であり、雀も米作の害鳥ということでこの中にあります。写真の鳥はニュウナイスズメといい、頭の色が栗色で頬に黒い斑点(ニュウとよぶ)がありません。森林を好む雀なので見る機会は少ないかもしれません。パレスチナの雀もイエスズメというもので、これも日本のとは違う種類です。
(撮影2013/5/3尾瀬尾瀬沼にて)

2年目の連載は、表紙ではなく、別の場所にしてもらった。当初1年という約束だったので、続けるのはどうかと思ったが、表紙でないので納得した。
ニュウナイスズメは元来夏鳥であり、森林を好むスズメなので、見る機会は多くない。しかし昨今の温暖化で越冬するものも増えているようだ。写真のニュウナイスズメは長蔵小屋の裏手の小屋で子育てをしているようだった。

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