見出し画像

1人の保育士さんの声から

帯広市議会議員のやなぎだ健太郎です。

「同じ保育士として、十勝の子どもをみているのに、どうして自分の子は保育園入所できないんでしょうか・・・」
近隣町村で働く帯広市民の保育士さんからご意見をいただきました。


9月19日より決算特別審査委員会が開催されております。
令和4年度の予算が適切に使われたのかどうかを審議します。

私は「待機児童対策費」について取り上げていきました。
(上述した保育士のような方が不利益を被っていないか現状確認のため)

詳しい内容は後日帯広市議会ホームページに掲載されますのでご参照ください。

noteでは結論と私の思いだけを記載いたします。

結論
①帯広市は、年度当初待機児童0人。年度途中からは入所待ち発生。
②認可保育所入所が出来ない場合は、待機児童対策として、認可外保育所施設入所のために認可保育所入所との差額を補助。
③保育所入所に「保育所入所等調整加点表」を用いて優先度を把握している。
 ひとり親や多子世帯及び市内で働く保育士、幼稚園教諭等が加点対象。
④市内在住の近隣町村で働く保育士は加点対象外。

私の思い
・市の答弁では、「帯広市民で、帯広市内で働く保育士」は加点対象となる。
その理由は保育士を優先的に配慮することで、保育所での受け入れ枠の拡大につながり、待機児童の解消を図るということでした。

しかし、「帯広市民でも、帯広市外で働く保育士」は加点対象外。

先の答弁に照らし合わせたら、帯広市内の受け入れ枠には影響がないため、待機児童対策にならないことは理解できます。

しかし、近眼的にこの問題を見るべきではないと考えます。

帯広市民で、帯広市外で働く保育士も、結婚等のライフスタイルの変化などによって帯広市内で働く可能性が考えられます。
そして保育士の確保が非常に難しい中、先行投資という観点からも現状の体制は望ましくないと考えます。

現状の改善を図るよう訴えていきました。
返答としては、検討するという趣旨の内容だったと思います。

今後、11〜12月と進捗状況を確認することが、できる機会があるので再度確認していきます。

今回、1人の保育士さんからご意見をいただき、委員会の場で市の今後の方向性を問うていきました。

是非これを見ていただいた方も、普段の生活で「あれ?これ変だな?」ということがあれば、やなぎだ健太郎までご連絡ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?