見出し画像

観る将日記〜2023.6.4関西将棋フェスティバルin MBS〜

こんにちは、やなはらです。
人生2回目の遠征日記、ある井田先生推し観る将の右往左往です。イベントエピソードもありますが、やなはらの反省日記でもあるのでその辺は適当に読み飛ばしてください。それではどうぞ。

関西将棋フェスティバル。
今年は対面イベントのみで当初は行けない予定だったのだが、予定が変わって参加できるようになったので申込。今回もよろしくひのとり(近鉄が6月限定で2日間フリー乗車切符3000円で販売してたの運命だと思った)

そして当日。
大まかな流れはサイン会→物販販売開始→席上イベント→写真撮影会。

まずはサイン会。
申込時は勢いで何も考えていないと言っても過言ではなかったやなはら。サイン会がいざ始まると超絶緊張してしまった。
受付で渡されたブロマイド印刷済みサイン帳を握りしめて順番を待っているうちに内心大パニック。
そんな状態で順番が。先生が机に一列で並んで順番にお一人ずつサインをいただくスタイルで初めは奈々先生。すっと差し出された試し書き用紙にたくさん書かれた動物たち。
「サインと一緒に好きな動物さんを描きますので選んでください」
あっ女神だって思いましたね(全力の賛美)。可愛らしい絵にほっこりして緊張もほぐれてお話のきっかけも作ってくださってあぁすごいスキルだ…と感激すると同時に自分の磨いてこなかったスキルだなぁ頑張ろうと思いました…。(ちなみにとりさんの絵をお願いしました)
その流れに乗って徳田先生も絵を描いてくれるということで一番自信のある絵でお願いします、とかいう今思えばよくそんなこと口にできたなという無理攻めを敢行。ねこさんの絵を描いてくれました(ご本人曰くピカチュウみたいになっちゃったとのことですが、とてもかわいい絵でした)
3番目は井田先生。
おかしい、ほぐれていたのに緊張が秒で復活した。なぜなのか。推しを前に人はあまりにも無力。かろうじて"お…お写真撮らなきゃ……"という情熱だけは忘れていなかったのでその一声は絞り出すことができた。平常心って難しいね…修行しよ……。
4番目は西田先生。
西遊棋Twitter卒業寂しいですって言いたかったのに言えなかった…西田先生のツイート好きです、チーム千田ツイートでどんどんお願いします(遅すぎる告白)。
5番目は糸谷先生。
素敵な笑顔でサイン帳を返してくださってこちらも思わず笑顔。so cute…
6番目は山﨑先生。
サイン帳のブロマイドを見ながら「この写真なぁ……」とぼやかれていて、話を聞いてみると写真を高槻市のポンポン山で撮ったのに肝心の看板が写っていないことを悔やんでいる様子。サインの時ご自身の写真を見るたびに気になっちゃってたのかなぁなんて思いながら、「(たぶん山の?)案内ツアーとかイベントしたいけど経験ないから却下されちゃった(意訳)」と悲しむ山﨑先生にすかさず横から「私は諦めていませんよ(原文ママ)」とお話に加わってくれる糸谷先生との関係が尊すぎてすでに大満足ですごちそうさまです(拝)
最後は福崎先生。
この前の叡王戦大盤解説の感想を伝えようと思ったのにすでに感情が飽和状態でちゃんと伝えられなかった…楽しい大盤解説ありがとうございました(遅すぎる告白2)

なんかもうすでに午前だけで興奮状態でフラフラになり、とりあえずご飯を食べて落ち着こう…と同じ建物のタリーズに入店。そこのお会計で何気なく出した現金。
お会計を済ませたやなはらは急に我に帰る。

あれって物販用に持ってきた現金では…?

物販は現金のみ。ご飯やらなんやらのお金はカード払いとかで済ませるからいいかと現金は最低限しか持ってきていない。
アホすぎる…計画性が無さすぎる……平常心がないと人間は碌なことをしない………
現地から徒歩30秒でATMがあったから助かったものの場合によっては物販を諦める羽目になったわけで自分に呆れてしまった…わたしの計画性パロメーターはまだまだ伸びしろあるわ…うん頑張ろうね……
なんやかんやありつつ物販では無事に井田先生と徳田先生の色紙と撮影会チケットを購入できたのでほくほく。すると後ろに井田先生が。思わず色紙を買ったことを報告してちょっとだけお話ししたけど自分またなんか変なの態度だったのでは!??とその場を去ってから浮かぶ後悔。推しを前に人はあまりにも無力(天丼)。

そして午後の席上イベント開始。
席上イベントの流れはトークショー→大盤解説会(福ちゃん劇場)→ゲームコーナー→席上対局。
まずはトークショー。
糸谷先生が安心の司会進行、西田先生、井田先生、徳田先生がご出演。和やかで楽しくトークは進み、井田先生と徳田先生があぁ幼馴染なんだなぁぁぁぁぁと尊くなるエピソードやら山﨑先生から下された西田先生への笑撃指示(糸谷先生にとっては衝撃)やら棋士の何でも勝負師エピソードやらどれもとにかく面白かった。

トークショーの様子

次は福崎先生解説、奈々先生聞き手で行われた第71期ALSOK杯王将戦の第2局の大盤解説会。福崎先生の持ち味が存分に生かされすぎてお腹痛い、大盤解説会なのに。あっという間に時間も過ぎて当然のように尺も足りなくなってしまったが、これだけは覚えてほしいという総括ポイントはばっちりお伝えしてくださって自分のような観る将でもとても親しみやすいコーナーだった。
次はゲームコーナー。
審判長は山﨑先生。挑戦者は西田先生、井田先生、徳田先生。
ゲームは2つで観客参加型の借り物競走と箱の中身は何だろなゲーム。2つの合計ポイントで次の席上対局コーナーでの役割が変わる(対局者、大盤解説者、記録係)というルール。
借り物競走はお題に沿ったものを観客から借りるだけではなくなぜそれがお題に沿うのかをプレゼンする必要があり、提供する観客側のセンスもかなり大事。とりあえず「無人島に必要なものは?」のお題に井田先生の著書を提供された貴方に心からのMVPを贈ります(リンク参照)。

あと同じお題にレードル(かき氷のシロップとか掬うやつ)を提供した方がいたり、フライパンを掲げてる人もいてイベントを盛り上げようとする歴戦の猛者達の深すぎる研究を目の当たりにして次は頑張らないと…と謎の使命を燃やすやなはらであった。
2つめは箱の中身は何だろなゲーム。恐る恐る触る西田先生、両手でガッツリ当てに行く井田先生、前振りに怯える徳田先生、三者三様。
ちなみに西田先生はぬいぐるみまではわかったが、何のぬいぐるみかまで当てなければ正解にならないので残念ながら不正解(正解はMBSマスコットキャラクターのらいよんチャン)。

種類まで当てるシビアさに困る西田先生

井田先生は豊島先生か斎藤慎太郎先生のボブルヘッドまでは絞れたが手触りでどちらかを判断するの流石に無理ゲーでは??状態で残念ながら不正解(正解は豊島先生のボブルヘッド・絶賛発売中)。

推しと推し(の人形)の共演

徳田先生だけは謎の操作補助が井田先生に託されいったい何が中に入っているのか戦々恐々。正解はカエルのおもちゃだったのだが、正解に向け熱が入ってしまいカエルのおもちゃが箱から脱走。審判長判断でマイナスポイントとなってしまった…。

わちゃわちゃする挑戦者達

ポイントマイナスが響き、徳田先生は3位が確定。西田先生と井田先生が同点のため、1位と2位を決めるのに最初は会場の拍手の大きさで決定という話だったが、山﨑審判長の一声で「小指を触ってそれが僕のか徳田くんのか当てられたらその人が勝ち」という即席ルールが設けられた。そしてこの画である。

どうしてこうなった
どうしてこうなった2

いやまぁ多分二度とない貴重な画だと思う。でもこれ冷静に見てどういう状況なん???ってなるこのシュールさがたまらない。審判長ありがとう。ちなみに両者不正解だった。真剣な先生方には申し訳ないがイベント的にはとてもおいしい。最終的には審判長が控室での席上対局へのやる気を買って井田先生1位、西田先生2位と決まった。
井田先生の対局だぜーーーーやっふぅぅぅぅ!!!審判長ありがとう!!!!

そして席上対局。やはり盤に向かう先生方はかっこいい。目の前で見られるなんてすごく価値ある時間。でもそこはイベント対局。背後で繰り広げられる福崎劇場、思わず反応してしまう対局者、冷静かつ落ち着いた声でツッコミつつ話に乗りつつ解説繰り広げる西田先生。西田先生の大盤解説とてもよかったのでABEMAさんいかがですかね(露骨な売り込み)。次の一手クイズを出題後、山﨑先生と奈々先生に交代。
山﨑先生の糸谷将棋への理解の深さに尊くなりつつ、局面は井田先生が主導権を握れているとのこと。それでもそこは糸谷先生なのでそう簡単には終わらない。終盤となった局面で突然井田先生が頭を抱え、程なく投了された。棋力のない自分はただ混乱するばかりで、山﨑先生の解説で少しずつ状況を理解していく。終局後の悔しそうな井田先生が印象的でとても胸に迫った。これからもとにかく応援します。それしかできないですが頑張ります。両先生熱戦をありがとうございました。

参加賞の棋譜用紙、これすごく嬉しい

最後に抽選会と締めの挨拶。
抽選では幸運にも山﨑先生の色紙が当選して直接お渡ししてもらい感無量でした。応援のお声がけをしたかったけどただただありがとうございますを連呼してお辞儀しまくる人で終わった。仕方ない。
ちなみに井田先生は当選者に色紙を渡す時舞台に膝をついて目線を低くしてそれは丁寧に渡してました、素敵です(見過ぎだろ怖いわ)
締めの挨拶はなぜか糸谷先生は2回順番が回ってきて本人も締まらないですねぇなんてぼやいていて笑ってしまった。

宝物いっぱい

イベントはこれにて終了。
最後に物販購入者特典の写真撮影会、順番は最後の方だったので待ち時間にまた緊張が再燃。でも撮影ポーズだけは絶対ダブルピースがいいと思っていたのでちゃんとお伝えして希望通り最高の一枚をいただけました。

長丁場のイベント、先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで最高の時間を過ごすことができました。頻繁には来られないけどまた来たときは目一杯楽しませていただきますのでぜひよろしくお願いします!!

長文最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?