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アナログの良さ

DXの促進がメイン事業なところに身を置くけども、私はアナログの良さも忘れないでいたい。
デジタルが駄目でアナログがいい、って言ってるわけじゃなくて、アナログもなかなかええ味出してるし、両方のいいところを大切にしていきたい。無理に融合する必要はないかも、併せ持つので十分と思う。

 アナログの何がいいのか。一言で言うんやったら「バリエーションが無限大なところ」

再現性が低いのが良いねん。同じ人でも、同じ内容でも、同じブラシ使っても、全然違う完成形が生まれる。
どれだけ似せていっても別モンやから、やからこそ書道も絵画も茶道も繰り返し繰り返し同じテーマで取り組んでいって、
そのたびにバリエーション広がっていって、思わぬ出会いもあって、そういう一期一会を大切にして発展してきたのが素敵。これがよく言われるあたたかさ、とかに通じてるんやと思う。これがよく言われるあたたかさ、とかに通じてるんやと思う。

観る側でも、綺麗な作品をパソコン越しに見るのと生で大きさや匂いに圧倒されながら観るのとは迫力違うし、況や創作する側をや。
ほんの少し一部の角度や太さやかすれ具合が違うだけで全体の雰囲気がガラッと変わるし、
個々の特徴とか滲み出てくるし、なかなかうまくいかないもどかしさも含めて、粋なことよね。

生産性の面で考えたとき、トレードオフの関係になっちゃうのかなあ。
でもこれからも、ありがとうって一言とかをラインで済ませるんじゃなくて、手書きの付箋使うとか、会って声に出してトーンとともに伝えるとか、そうしていきたいなあ。そして伝えたいものが伝えられるように表現を磨いていきたいなあ。

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