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IRAFのためにMacにLinuxの仮想マシーンを入れる方法

IRAFをMac入れたくって、というか、昔入れたはずなんやけどなんかうまくいかへん
(eclしたらうまくいったと思いきや、やっぱりxtermしかむりでimexamのrは文字化けされて表示されないとか)
てことでいろいろぐちゃぐちゃしてみた。

原因が32bitアプリケーションがmac catalinaでサポートされなくなったことらしくて、
それじゃあLinuxのバーチャルマシーン(仮想マシーン/VM)を入れよう、と取り組んだ備忘録。

基本的にこれを参考にしつつ、Aさんに頼りました。本当にいつもありがとうございます。

1. VirtualBoxをダウンロード

ここからダウンロードをクリックする。箱をこれで用意する感じ。

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2. Ubuntuデスクトップをダウンロード

ここからダウンロードする。中身をこれで用意した感じ。

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3. VMを作る

VirtualBoxのGUIにいって、"New"を押して、VMの名前(好きなもの)を入れる。Linuxを選ぶ。メモリーサイズは4096MB、ファイルサイズは100GBにしておくと安心。ハードディスクファイルタイプはVDIにして、物理的なハードディスクのストレージはDynamically allocatedを選択。最後に右下のCreateボタンをおす。

4. VMにUbuntuをインストール

VMインスタンスをNormal Startモードで始めて、2.でダウンロードした.isoファイルを選択。画面が小さすぎるので、scale to 200%に変えると見やすい。Install Ubuntuを押して、キーボードレイアウトはJapanese machintoshかな?適切なものを選ぶ。Install nowを選んで進んでいく。適宜タイムゾーンとかユーザーネームとかパスワードとか入れる。

ここまででVMは作れた!と言える段階。ここにIRAFを入れてく。

5. Minicondaを入れる

以下のようにダウンロードする。terminalはアプリケーションのところから選ぶ。

$ wget https://repo.anaconda.com/miniconda/Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh

以下のようにインストールする。

$ bash ./Miniconda3-latest-Linux-x86_64.sh

あとよくわかんないけどdependenciesを以下で入れる。

$ sudo apt-get install libc6:i386 libz1:i386 libncurses5:i386 libbz2-1.0:i386 libuuid1:i386 libxcb1:i386 libxmu6:i386

6. iraf27という環境を作る

まずastrocondaチャネルを作って、iraf27環境を作る

$ conda config --add channels http://ssb.stsci.edu/astroconda
$ conda create -n iraf27 python=2.7 iraf-all pyraf-all stsci

適宜yesを選択。noを押すことはまずないでしょう〜

$ conda activate iraf27

これを入れて環境を変えられていたらバッチリ。一度別のターミナルを開いて確認すること。

7. IRAFを入れる

$ mkdir iraf
$ cd iraf
$ mkiraf

ターミナルはとりあえずxtermで。

$ pyraf

としたら完成、というかIRAF使うのスタート!!

8. おまけ:フォルダの共有

MacOSからフォルダを共有しておくと便利なので、Settings > Shared Folders に共有したいフォルダを入れておくと良い。/mediaに入れた。

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