見出し画像

【中国動向観察】昨年の殉職警官は480人!

 中国の警察庁の広報担当部局に相当する公安部新聞宣伝局は昨年全国の公安機関で315人の警官と165人の警官助手が公職中に殉職したと追悼動画を発表した。そして公職中に4941人の警官が負傷し、助手も3886人が負傷したという。この数が多いのか少ないのかよくわからないので調べてみると日本では明治時代以降、5500人の警官が殉職しているとの記事を見つけた。10年前の記事だから今はそれより多いだろうが、150年ちょっと前と考えると年間平均50人には届かない数だといえそうだ。それを考えると日本の10倍の人口の中国とすると警官としての危険さは日本も中国もそれほど変わらないのかもしれない。

スクリーンショット 2021-04-03 4.31.41

 1949年の中華人民共和国成立以来、全国の警察機関で殉職した警官は1万6000人に上り、うち3700人が「烈士」の称号が授与されたという。この10年でも3800人あまりが殉職し、5万人が職務中に負傷した。

スクリーンショット 2021-04-03 4.31.47

 でもやはり年間500人近くが死亡しているって、多いんじゃないかと思ってしまうのは自分だけだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?