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頭割り4サークル参加備忘録

2022/9/11 二次創作リモート同人即売会「頭割りだョ!ヒカセン集合4

お疲れ様でした!
今回もとても楽しく準備したり当日過ごしたりすることができました。主催・運営の方々はじめ全ての頭割り参加者の皆さんに感謝~!

第2回の初参加をきっかけにして同人活動をまた色々とすることになり新しいこともしてきたので、久しぶりに振り返りを書いてみようと思います。
主にサークル参加・通販に際したこまごましたことについてです。

▼参考:第2回頭割りの記録
(主に「いかにカツカツ期間で本作ってサークル参加するか」の話)


これまでの活動

▼弊サークルについて
主にオルシュファンのことばかり考えている漫画本を出しています。
蒼天を膝に受けた者です。
CP要素はなく、オルシュファンが黒チョコボを育てる話、絶竜詩戦争で光の戦士が(主にオルシュファンのことを考えて)葛藤する話など。

https://twitter.com/ullrrrrrrh14/status/1568615280477184002?s=20&t=AqutPdDAiB8ThTB79L6Shw

要約:頭割りがきっかけで久しぶりに同人誌を作ったら1年ちょっとで5冊出してることになった。
イベントの力って偉大だ……。

  • 2020年冬 頭割り(初回) 一般参加

    • 会場をうろついたり本を買ったりして「14の同人誌…作りたい…!」になる

  • 2021年夏 6/6 頭割り2 サークル参加

    • 開催日を6/26だと勘違いし余裕をこいていたら、絶アレキをちょこちょこやりながら約1か月で原稿をすることに

    • なんとか完成、黒チョコボ本1冊目無事頒布!

  • 2021年秋 11/14 頭割り3サークル参加

    • 前回の反省を生かししっかり開催日を確認、黒チョコボ本2冊目頒布!

    • 書店委託に初挑戦

  • 2022年冬 2/20 オフラインイベントサークル参加

    • 「頭割りで作った既刊2種、机に並べられる…!」と思い数年ぶりにオフイベサークル参加(FFジャンルオンリー)

    • 1月末に辺獄零式をクリアした後、行けるんちゃうかという気持ちになり新刊(絶竜詩戦争本)も作って参加

  • 2022年夏 6/26 オフラインイベントサークル参加

    • 14オンリー初開催ということで「絶竜詩あるけど既刊あるし行っちゃおう…!」になり参加

    • 結局ほぼ毎晩の絶竜詩戦争固定をしながら新刊(絶竜詩戦争本)を作成

  • 2022年秋 9/11 頭割り4 サークル参加

    • 7月中旬まで絶竜詩戦争を主にしていたのでその後から本格的に原稿開始

    • 「まだ描きたい話がいくつかあるから久しぶりの黒チョコボ本!作るぞ!」で黒チョコボ本3冊目を作成

オフイベにまた参加するようになったのも頭割りに参加していたからという側面が強いです。同人戦士の魂を呼び覚ました頭割り……。

頭割り3以降でやってみたこと

書店委託

「事前サークルチェックしてなかったサークルでも特設ページで出会って気になった本、結構ある…!」

頭割り2で各種書店委託のページを見ながらそう思い、頭割り3では初の書店委託にチャレンジしてみることにしました。
書店委託といえば審査もあるって言うし、上手な大手サークルだけのもの…のようなイメージがあったのですが、今って少部数からでも受け付けてるし審査といえど本文数ページなんですね…!!!

というわけで、体感一番作品数がにぎやかなとらのあなさんに書店委託をしてみることにしました。QAもアナウンスも充実しているし、やってみたら意外となんとか!なる!!!!

【とらのあな書店委託 雑備忘録】
▼最初にやること
・サークルポータルにサークル登録
▼新刊登録
・委託したい作品の登録(既刊でもいい)
・男性向け(一般向け)か女性向けか決める
  両方に出す、とかもできる(後述)
・表紙とサンプル数ページを用意
  全文できてなくても登録できる!
  あとから差し替えもできる!(重要)
・専売か併売を決めておく
  BOOTHでも通販するので併売でした
・値段を決めておく
  そのためにだいたいの仕様とページ数は決めておく必要がある
・キーワード登録で頭割りのタグを追加する(重要)

▼納品
・印刷所から送る
・自宅から送る
  送り状が印刷できるようになっている
  URLを印刷所の備考欄などに記載したり問い合わせから送ったりする

【最近気づいたこと】
「男性向け(一般向け)と女性向け」にどっちも登録できる…!!!!

それって……ココ!!!


新刊登録の際に「どちらのページにも出す」が選べることに最近気づきました。(今までなんとなく絵柄が女性向けなので特にCPものじゃないけど女性向けページを選択しており、そちらのみに作品ページがあった)
既に新刊登録済の作品ページからは、この対象読者の変更はできません。
(今回は問い合わせから「これとこれとこの作品を、こういう理由で両方の通販ページに掲載したいのですが…」とダメもとでお願いしてみました。スムーズに一般向けの通販ページを作成していただきました…感謝…)

オフイベでも男性の方にも手に取っていただけたりして、幅広い層に見ていただける作品になっているかな…と思ったので、より多くの方に見ていただける機会が作れるならそうしたい…!と思ってのことでした。
みんな!オルシュファンと黒チョコボ好きだよな!!!

【納品のタイミング】
また、納品手続きの都合上、とらのあなさんだと1週間程度早い〆切のつもりで原稿する必要があるので、がんばろう。(自家通販だと頭割り当日に届けば当日に発送できる)

キーワード(タグ)登録や事前予約/公開どうするかについてはアナウンスもあるのでしっかりチェックだ!いつも手厚いアナウンスありがとうございます。
あとで見返したいアナウンスはブックマークしておくのがよいですね。


まとめページ

頭割り3から「とらのあなWebオンリー」でサークルページを作りました。
店舗からのリンク先をここに設定して、新刊既刊とコンテンツが一覧で見られる&各種通販サイトに飛べる状態に…!

https://event.toranoana.jp/web-only-circle/175753/

こんなかんじ!

◆いいところ
・とらのあなにサークル登録してなくてもページを作れる!
・委託作品は自動でサンプル画像が載るので楽!
・委託作品以外も色々まとめられる!(ネップリとか)
◆がんばる必要があるところ
・過去参加イベントでの登録情報をコピーとかできない(たぶん)
 ので、また1つずつ作品登録する必要がある

Html打って調整したりする必要がなくてとても楽でした。しかもタグや参加サークル一覧からまた色々な作品に飛んだり飛んできてもらったり、スタンプやメッセージ送れる機能もある…すごいぞ…!
スタンプありがとうございました!嬉しい~

BOOTH通販について

単サークルだと手数料分が割安だし、BOOTHの方でフォローしていただいたりする方もいらっしゃるかなというのだったりでとらのあな委託と並行してBOOTH通販も続けました。
ただし発行した種類が増えたり発送数が増えると、発送作業に一層気を配る必要がある…!!

気を付けたのは以下の点でした。

▼梱包まで
・注文一覧からCSVをDLし、スプレッドシート等で色分けして管理
  新刊のみ(最も割合が多い)はそのまま、既刊と同時注文は色分け
  Boostいただいたご注文は太字
まず厚紙封筒に全ての注文番号と種類をペンで書き込む
  油性ペンで
  新刊のみはなし、他は仄かに意味が分かる程度にメモ
  数字や一文字のみなど
  送り状貼り付け位置と被らないはじっこがオススメ
封筒のメモを見ながら本をピックアップ・袋詰めして封筒にIN
  このとき一覧スプシも見ながら作業する
  封もとじる
注文順が崩れないようにする
  最終的に「上から注文早い順」になるように重ねて作業

▼発送
事前にスマホブラウザでQRコードをスクショしておく
  注文早い順に順番にひとつずつ
  写真フォルダからすぐ次のやつが開けるのでスムーズでした
・なるべくヤマト営業所のネコピットが使えるときに発送!
  ピッしたらすぐ送り状が出てくるので、
  「この番号の送り状がこの封筒の!」を一致させやすい
・ネコピットは外カメラの方がQR認識早い
・封筒の番号と送り状が一致しているかよくよく確認

頭割り3のときは「注文番号とQRコードを一覧にして印刷して封筒に張り付ける」をしてみました。これはスマホと反復横跳びしなくてよいので楽…!
ただ事前準備のコストも鑑みると上記の「封筒もQRスクショも同じ順番になるようにしておく」がやりやすかったかな~と思っています。

▼ラベルシール作る用のテンプレート
https://github.com/8796n/boothcsv

▼印刷する方法の一例note

印刷所から自宅に早めに届くと、早めに予約いただいた分は通販の準備をしておけるのでちょっと早めに発送できる。そうすると、場所にもよるけれど頭割り当日にお手元に届いてたりすることが…できる…!
これは自宅通販の融通の利くいいところだなあと思います。イベント当日に本あったら、嬉しいなって。当日早速ボードから届きました~!のお声もいただけて嬉しかったです!

あとたしか頭割り3から厚紙封筒を仕入れて梱包に採用しました。2の時はOPP袋+普通の封筒だったので、もしかしたら何かあったかも…と反省しています。厚紙封筒はAmazonとかでサイズごと・枚数ごとで色々売っているし、レターパックみたいに糊が付いているものが殆どなので梱包も楽!!
自宅通販は厚紙封筒が絶対イイ!!(個人の意見です)


既刊再版

ありがたいことに、新しくイベントに参加したり新刊を作ったりするとそこで初めて見つけてもらって既刊も併せて手に取っていただける機会が多かったです。数字をつけたシリーズものにしていることもあり、前の巻がないのはなんとなく手に取りづらいかな…とも思い、再版!しました!

▼再版時に気を付けること
・誤字脱字があった場合はしっかり直しておく
印刷所を変える場合はテンプレートや仕様、奥付に注意
  本文はどこもそのままでよいことが多い(塗り足し3m)
  表紙は各社のテンプレートに合わせてデータ作り直すのがいい
  奥付の印刷会社はしっかり更新!
  再版という旨も書いておけるといいのかも(2版とか2刷みたいな)
仕様が変わる場合は通販ページに追記
  再版は予算の都合上、初版と同じような箔押しはできなかった
・早割活用!!!!
  データはあるのだから、早めに準備して早割で刷ろう…

スプレッドシートで在庫数等管理

自宅と書店委託の数がそれぞれあったり再版したりオフイベントで数が出たりして、在庫数の管理が必要になってきました。
そこでスプレッドシートを活用。
「どこに何部納品したか/残り在庫は何部か/何部出たのか」「頒布した際に入る単価一覧」「売上合計」「かかった経費」等をそれぞれ表に。
残部や合計はセルに計算式仕込んで自動で出るようにしたんですが、途中で追納したり再版した分があったりでよくわからなくなって結局手打ちにしたセルとかがちらほら……。

続けたこと

原稿スケジュール関連

同人手帳が無いと原稿できない体になりました。

「同人手帳くんが『1.5倍遅れています』って言ってるから地図は遠慮するわね……」みたいなかんじで生きていました。友人には「あっ!同人手帳に生活を支配されてるやなまるだ」と呼ばれていました。

ただ、同人手帳は進捗を記入した分の記録(この日にどれくらいなにした)は付けられないので、自分で手帳などに記録しておけるとよさそうです。
ざっくりと、
 「1.5hくらい 1p線画 5~6P吹き出し」
みたいな。
自分の作業時間とタスク消化キャパの把握は大事…。

頭割り4の新刊は絶竜詩戦争の消化等を週2~3日くらいしていたので、無い日+土日にガッツリ原稿…というかんじでした。ある日は固定に専念か、元気あれば固定の通話繋いだまま30mくらいだけちょこっと作業、みたいな。
同人手帳のスケジュールは「火曜は作業時間0時間」とかにしてたかなと思います。

正直、6月末に絶やりながら新刊出して7月~8月中旬も引き続き絶と消化しながら次の新刊の原稿して、はなかなか…ようやったなと思いました…。
「いかにカツカツスケジュールのなかで本出すか」みたいな観点に関しては前回の記事で色々書いたので割愛します!作業環境もほぼ変わりありません。(左手デバイス導入してみたけど作画入ると結局あんまり使わなかった)

一旦だいたいの構成と写植を済ませたらページごとに下書き~仕上げを一通り完成させるタイプなので、「今日は筆が乗ってるから下書きたくさんしちゃお」「今日は疲れてるから吹き出し描く単純作業だけしよう」「今日は重めのページ描くぞ/このゆる雰囲気のページなら描けるな」などのタスク調整が出来たのもあり、ちょっとずつですが確実に原稿を進められたな~と思います。
尚、ルレとトークンは概ね犠牲になりました(煉獄篇は〆切と駄々被りだったのもありさすがに今回はノータッチだった)

通販とサンプル準備

初参加時に作ったお品書きや通販用キャプション、店舗画像やサークル参加表用の画像ファイルなどを活用できたのでかなり時間短縮できました!

ドット絵でゲーム中の場所再現の店舗もあこがれがあるのですが、今回も「歩いててパッと何置いてるサークルか分かる店舗画像」に

店舗オブジェクトが表示される箇所は白っぽくしておくとわかりやすい気がする!

ドラゴンヘッドの部屋再現とか教皇庁の廊下再現とかも楽しそうだな……

次にむけて

頭割り5開催決定おめでとうございます!ありがとうございます!

何をするかは検討中ですが、また参加したいと思います。
アンソロジー企画もたくさん立っていて素敵だな…アンソロに何か参加してみるのもしてみたいし、体力があったらなにか企画してみるのもしてみたいな~と思っています。
(アンソロ参加は別所で経験があるのですが、アンソロにしろ何かしらの企画にしろ主催経験はないので本当に実行できるかは不明ですが…)

また来年にかけて何かしら本を作れたらいいな~とも思っているし、ひとつ自分の中の目標として「ちょっと分厚いシリーズ再録本を作りたい」というものがあるので、頭割り5に向けて色々構想を練れれば…と思います。

色々な参加の仕方や企画(アンソロはじめ、プチやペーパー企画、Webアンソロなど)があるからこそ色んな楽しみ方があるからこそ、「自分もなにかやってみたい!できるかな…!?できるかも……!」と思える頭割り。

次もまたなにか挑戦できたらなとわくわくを膨らませています!

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