見出し画像

建物の配置を考える

さて土地が決まったら次はその土地に何を入れ込むかです。建物はもちろんですがそれだけではありません。地方都市であれば車が必須です。ご家庭によっては1人1台ないと困ることもあるでしょう。私の場合は妻は車を運転しないので私用の1台があるだけです。ですが、将来的に妻も乗るかもしれない、そして子供が大きくなって乗ることもあるかもしれない。友達や親が車で遊びに来るかもしれないなど先々まで考えておく必要があります。

また、せっかくの新築です。ちょっとした庭も欲しいところです。最近は手入れが面倒なのか庭を作らない人も増えているようです。共働きで子供も小さければ手入れが面倒なこともわかります。しかし年齢を重ねていくと植物に触れる欲求が出てくるだろうと私は考えます。以前、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんがやっているラジオ番組でこんな話をしていました。人間の興味は40年周期で変わっていくと。最初の40年(生まれてから40歳まで)は動物、つまり動くものに興味があるそうです。小さい時に乗り物やアニマルの方の動物に興味がわきますよね。20代、30代でも車やバイクを趣味にしている方は多いと思います。そして次の40年(40〜80歳)は静物に興味が転じるようです。最初の40年の動くものに対して次の40年は動かないもの、つまり植物への興味が高まるというのです。ガーデニングを始めたり家庭菜園を始めたり、自然豊かな場所に旅をしたくなるのも含まれるではと思います。そして次の40年はなんと鉱物、つまり石に興味が移ります。静物では動かなくてもかろうじて生きているものでしたが、今度は完全に生命感がゼロのものに興味が湧いてくるいうのです。単純に石と言っても化石や宝石も入るそうです。自分の死期が近づいていることで生命感がないものに興味がわくのかもしれません。話が長くなりましたがとにかく年齢を重ねることで植物に興味が移ることもあることを覚えておいてください。

敷地 = 駐車スペース + 建物 + 庭

今まで土地、土地と言ってきましたが建造物を建てる目的の土地を敷地と言います。ですのでここからは土地改め敷地というようにします。私が購入した敷地は間口が8.5m、奥行きが短いところで21m、長いところで27mの200㎡です。奥の方が変形しています。その変形している先が公園と面しています。そして北道路に接道しています。

まず確保しなければならないのは駐車スペースです。道路側の敷地は8.5mの間口があるので並列で無理をすれば3台停められそうです。現状で1台あり、妻が今後乗るかもしれないこと、子供が車を持つかもしれない可能性を考えて3台あれば十分と考えました。ここで子供が2人、3人といる場合は4台以上のスペースが必要かもしれません。その時は縦列にしてでもスペースを考えた方がいいと思います。

次に考えるのは建物がこの敷地にどのように入るか。西側と東側はそれぞれ1.3mほどスペースを空け、エアコンの室外機を置いたり単なる通路としての空間となります。私の場合は西側に機械類をまとめて、東側を通路としました。隣のお宅と接近しすぎないよう適度の距離は必要だと思いますが、建築をお願いした会社には最低限にしたいと伝え、このような離れとなりました。

南側の残った敷地が自宅の庭スペースとなります。庭としてはそれほど大きくはありませんが、その向こうに公園が続いているので小さくても良いと思いました。それよりも建物を出来るだけ大きくしておこうと思いました。庭にはウッドデッキを作るつもりですが、15畳程度の大きさのものができるようです。こちらはまだ着手していませんので完成したらお見せしたいと思います。

まとめますと我が家の敷地内の構成は以下のようになったわけです。

敷地(200㎡) = 駐車台数3台 + 建坪21坪 + 15畳の庭



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?