ボケた時のためのブログ

25歳。四半世紀生きた。18だったこともあるし、4ちゃいだったこともある。その頃の記憶などほとんどないが、何で覚えてるん？みたいなことは覚えているものです。熱を出して寝ていると、妹がぬいぐるみを並べてくれたこと。スライドパズルがどうしても出来なくて父に頼んだら、徹夜で揃えていてくれたこと。曾祖母に手を握られて“戦争だけはしたらいけないよ”と何度も言われたこと。こんな数行で「あ、察し」となる位に、私の家の家庭環境は良い。が、私はあの家が好きではなかった。暖かすぎた。ひとりが好きだった。贅沢なやつだよね。そんなことで家から逃げるように出たのが高校卒業してすぐだった。工務店に入社し、現場配属。スプリンクラー屋のおじさんに飲みに誘われカラオケで襲われかけた。トイレに閉じこもって熱りが冷めるのを待った。逃げて入った朝マックはトラウマで今でも匂いを嗅いだだけで気持ちが悪くなる（マクドナルドさんごめんなさい）。誰にも相談できず、一年で会社を辞めた。どうせ人と関わるなら金もらいたいと思ってbarで働きだした。求人には20万って書いてたのに、3年勤めても16万だった。詐欺だろ普通に！でも楽しかったしいいです。その頃にお客さんだったのが旦那。お客さんの顔はすぐ覚えるように努力してたんだけど、旦那の顔だけ3回くらい来てもらっても覚えられなかった。バニラの葉巻吸ってて、あーあの人かってなってた。今は見なくても顔わかる。息子はもうすぐ3歳。喋りません。約3年間、顔だけは超可愛い宇宙人と住んでる。好きか嫌いかで言うと嫌い。でも保護者になっちゃったし飯食わして着替えさせて公園連れてって買い物行ったら駄菓子ひとつくらいは買って立派な母してると思うじゃん。料理好きみたいだからちくわ切らせてみたり卵割らせてみたりクッキーの型抜きさせてみたりして立派だよ。怒鳴り散らしてるけど。そんなもんだろ母親。死なせなきゃいい。可愛がるのは父と親戚でやってください。正直超つらい。だって私はひとりが好きだから。息子が昼寝したら過食過食。ストレスで10円ハゲできた。プニプニで気持ちいい。21のころはウイスキーのミニ瓶とタバコ持って朝日見に4時間くらい散歩してた。その頃が一番好きだった。私がボケた時、ふとこのブログの存在を思い出して徘徊老人になりますように。あとちゃんとGPS付けとくように。