ノートサムネ

マイクロステークスPLOでのベストな戦略?

こんにちは。ヤモリです。今年2020年はPLOに集中したいと思います。
色々悩みながらですが,頑張って参ります。
さて,今回はrun it onceのスレッドにありました

Best strategy for microstakes PLO?

を翻訳してみたいと思います。翻訳することで,このスレッドで議論されていることと,マイクロステークスでの考え方について自分自身が学習することを目的に書きました。英検3級ですが,weblio翻訳等に頼りながら書いてみます。

以下本文。

投稿:plomo
マイクロステークスにいるのはとてもフィッシュらしく,またとても高い参加率のプレイヤーでありショウダウン率も32%以上で停滞している。
そこでは殆どがマルチウェイポットになり,まるでバランスなど全く問題では無いかのように3betには降りずに云々

ベストな戦略はプレミアハンドに近いものだけをプレイすることではないでしょうか?
AAxxスーテッド,ブロードウェイラップ,スーテッドもしくはコネクタ付きのハイポケットペア,そしてダブルスーテッドラップ(最大1ギャップ)のように?全てシングルスートのA456,6644,7643,AKQ7のようなハンドをプレイする理由はありません(ボタン以外で)。私は多くのダングラーつきのものや,3枚全て同じスートの3枚ブロードウェイカードを使いすぎていることがおそらく悪いのだろうと分かりました。即ちKTJ3sssのような。

私はとんとんの直近15000ハンドをプレイしたあとに,もしかしたらフィッシュと弱レグのプレイヤーの中で,ワイドすぎるレンジでプレイしていたのかもしれないと気づきました。

私のスタッツレンジは27/20~24/20です。(ヤモリ:たぶんvpip/pfr)
マイクロステークスPLOにおいて多くのフィッシュを相手に狙った要素(や考え方)はありませんか?
マイクロステークスのハンドレンジは未だに私を混乱させています。

返信:ZenFish
あなたの利益の殆どのうちは強いハンドを作って,ペイオフさせることから来ています。そこに疑いはありません。ナッツ中心の戦略は機能するでしょう。しかしあなたならこれよりもっと良い戦略ができます。

1)
あなたがフロップを複数のルースな相手と見ることが予想される/知っているときには,あなたはとてもタイトでソリッドな戦法でプレイする必要があります。ブラフはすっかり消えてなくなり,大量のマージナルでナッツになりにくいスターティングハンドも同様です。ただ,その時々のナッツっぽいハンドということですけどね。マルチウェイでKK72をセットマインのためにフラットコールすることは自動的に行われることですが(トップセットで稼ぐために),9972ssのような機能しないハンドでセットマインのためにフラットコールしないでください。
マルチウェイポットになりそうなとき,アーリーからはタイトにオープンしましょう(相手たちは頻繁にあなたのレイズにコールすることから)。ポットがすでにマルチウェイのときには,タイトでナッツ中心にプレイし,誰に対しても3Bブラフは試さないようにしましょう(降りません)。これらのシナリオであなたはナッツを作れるようなハンドが欲しいです。4人の敵相手にナッツスーテッドのAKJ2ssをBBでプレイすることは自動的に起きますが,QT93dsではだめです。あなたのポストフロップのスキルにもよりますが,特にマルチウェイのOOPでナッツでないハンドを拾ったときには常に注意してください。

2)
あなたがIPでショートハンドやヘッズアップでプレイするいいチャンスに会ったとき,よりルースにプレイしてください。もしBTNがとてもタイトだとしたら,COではよりルースになってください。フォールドしたときにはあなたがBTNにいることになるので,多くのハンドでオープンしてください(ブラインドにいるのが誰であるかとは関係なく,ボタンにおいて50%以下でオープンすることのないように)。あなたが不揃いなQT93dsのようなハンドを持ってBTNにおり,ルースだけれどもわかりやすいレイザーがCOからオープンして来たとき,ブラインドのプレイヤーがあまりからんでこないのなら時々3betしましょう。
たとえフラットコールしてマルチウェイでハンドをつくるには弱すぎるハンドでさえ,ナッツになりくいハンドであることが確かなQT93dsでも,まだライトアイソレーション3betに使われうることに注意してください。3betはスチールエクイティが追加され,またそれらのハンドはAAからの4betに対してうまくプレイできます。このようなハンドは大量にあるので,全部のハンドで3betすべきではありませんね,やりすぎには注意してください。ただ,3bet>fold>callであることに気づき,調子が良いときにはよりルースになってみてください。

3)
ポストフロップでは,マルチウェイのうち良いハンド・すぐに利益的なブラフ(例えば全員があなたまでチェックで回したときのストレートぼーどでのブロッカーなど)・ターンとリバーでのコールされたときのためのベッティングプランを持たずに,たくさんのフロップでベットしすぎないでください。だれも欲しがっていないようなリンプポットでは1度打ってみてギブアップでもいいですが,1つのルールとして,マルチウェイでは全くのエアーでCbetはしないでください。捨てるようなハンドで大きなポットを作るには高すぎます。彼らは多くコールするので,あなたはブラフを減らしてください。

こちらにPLOの基礎が載っている無料の記事のシリーズがあります
「PLO from scratch」(もう消えてました!なんで!)

返信2:Tim Coldwell(RIO essential pro)
Zenが言っていることに完璧に賛成です。私がちょっとだけ付け足しするならば,あなたは多くのスポットで何かしら小さなバリューベットをするべきです主にHUで,多くの敵がペイオフすることがとっても幸せなコーリングステーションだと容易に見分けられます(これはある種「ブラフをしすぎるな。」の裏返しです)。イコール,必要がないし(どちらにせよコールするので),バリューをとる機会を逃すため,罠を仕掛けたりスロープレイはしないことです。
最終的に良い理由なしに幅広くリバーベットやポストフロップでのレイズにペイオフしないこと。多くの人はこの傾向を持っています。そして我々がさらに情報を得るまでは,そうでない(傾向を持っていない)と仮定することはとても高くつくでしょう。

投稿3:Phil Galfond
もうすでに素晴らしい投稿がありますね。
私は弱いプレーヤーへの対策として少しだけ付け足しすると,あなたはあなたが「ブラフであるはずがない」ときにあなたがレプリゼントしているハンドやブラフのタイプに関して心配する必要はありません。
ほとんど完全にそれらのレンジとハンドの強さとボードのシナリオによってブラフスポットを選んでください。

以上

拙い翻訳を見ていただきありがとうございました。


PLOマルチウェイになりやすいため,相手も何かしらの手を持っていることが多く,ナッツになりやすい(Axsやトップギャップのないランダウンハンド(○T986,✕J987),ハイポケットペア(AA,KK)などのスターティングハンドを中心にプレイすればよいことが分かりました。ポットリミットである分,よりポジションが重要になることがそれぞれの投稿から読み取ることができました。OOPでは比較的ハンドの強さに従わないとならないのとは反対に,IPではレンジやボードを使ってどんどんブラフをしたほうが利益的であることが考えられました。しかし一方でマイクロである分相手がよりコールしてくるため,やはりバリューベッティング中心にするべきかと考えました。
翻訳をしてみて,PLO from scratchのサイトが消えていたのが一番のショックでした。やはりデジタルの世界でも情報というものは永久ではなく,続々と更新・消滅していくものであるということを実感しました。今のうちにPLOに関する有効な情報をキャッチしていきたいです!ではまたお会いしましょう。

ヤモリ

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