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【#創作大賞】たんぽぽとネコヤナギ *エアドラマ*

エアドラマ「たんぽぽとネコヤナギ」

このドラマは「架空の」ドラマです。本編は存在しません。

イントロダクション


ワタシはたんぽぽの綿毛。
野に咲いていた時、田中に拾われた。
田中はワタシを彼女に託した。
彼女はワタシを連れていく。ここではないどこかへ。

たんぽぽ綿毛瓶パワポ - コピー

帝都大学農学部のとある研究室に保管された、たんぽぽの綿毛「ワタシ」は、名前はまだない。野に咲いていた時、植物の研究者である田中教授に拾われた(採取された)。田中は退職するミヤコという女性に「ワタシ」を餞別がわりに渡し、「ワタシ」をどこか連れていき、風にとばすように伝える。

ミヤコ - コピー

帝都大学農学部の事務部で、契約職員だったミヤコ(38才)は、この春任期満了退職して無職になった。植物学が専門の田中教授に、餞別としてもらった「たんぽぽの綿毛」と共に、長い長いお休み期間を過ごすことをきめた無職生活。平日の昼間に働かない人たちとの出会い、知らなかった世界を経験して、今まで見えなかった風景が見えてくる日々。自分をあらためて見つめなおすミヤコ。
自由な時間を過ごす解放感と社会復帰への焦燥感。老いを感じはじめながらも希望は捨てきれない揺れ動くアラフォーの心。
いろいろなものをかかえながら、新たな道へと進もうと奮闘する、大人の再生物語。

花はんこ - コピー

登場人物

ワタシ
たんぽぽの綿毛。帝都大学農学部田中教授に採取され、ミヤコに渡される。

ミヤコ
無職。38才独身。元帝都大学農学部の契約職員でこの春退職して無職になった。これといった趣味もない。仕事に思い入れもないタイプ。

田中
帝都大学農学部教授。植物学が専門。独身。友人がいない(らしい)。
マイペースでずうずうしい天然。人をこき使い、ふりまわす存在。

加瀬
帝都大学農学部田中研究室助手。田中のおもりに慣れている青年。

マコト
ミヤコのいとこ。元派遣社員。ミヤコの住む市の隣町で、農業を営む実家に住み、現在は飲食店でアルバイトをしながら起業を計画中。

野原耕平
茶房で出会ったサイクリストのおじさん。元商社マン。サイクリング仲間と日本各地を巡っている。

風間と杉浦
歴史の会の会員。定年退職後歴史の会に入会。幼馴染でのんびり屋のコンビ。たまに酒を飲んで歴史の会に参加している。

坂巻
歴史の会の会員。自分の自慢話が長い。長年の会社組織における上役気質が抜けないことから、けむたがられている存在。


歴史の会の会員。専業主婦。夫の転勤で引っ越してきた。子どもはいない。自己顕示欲が高め。

カフェ湖畔のオーナー
元インテリアデザイン会社の会社員。早期退職後に古い商店を改装してカフェをオープンさせた女性。気さくで、長話に花が咲く。


ストーリー

カフェ湖畔用パワポ - コピー

第1話 坂道と階段とカフェめぐり

大学の契約職員だったミヤコは、3月末で雇い止めになり無職となった。平日の昼間、とりあえず部屋でも片付けることにしたミヤコは、断捨離をした。片づけがおわると、ミヤコは部屋の棚に置いてある小瓶に向かって話しかけた。「お前もとばしにいかないとね」
小瓶にはフタがついていて、首からぶら下げられるように革製の紐がついている。中にはたんぽぽの綿毛が入っていた。これは退職する時に、植物学者の田中教授からの餞別で渡されたものだった。田中曰く「気が向いたらどこかへ飛ばしてやってくれ」とのこと。
翌日からたんぽぽをぶら下げて、近所を散歩することにした。坂道と階段の多いこの街は、すこしぶらぶらすると結構な運動になる。途中休憩に喫茶店やカフェに寄ることも増えた。ある日、いつものように散歩をしていると、住宅地の中でカフェ「湖畔」を見つけた。古い商店をリノベーションした様子のそのカフェは、まだオープンして間もないらしく、客はミヤコひとりだった。そこで、女性オーナーと話がはずみ・・・。


踊る歴史の会パワポ - コピー

第2話 踊る歴史の会~探しものはなんですか?~

カフェ「湖畔」のオーナーの話に触発されて、ミヤコは、市民講座「歴史の会」に参加してみることにした。
参加者は年配者がほとんどを占め、初回は会員の自己紹介からはじまった。
「ひとり1分まででお願いします。」と言われているのにもかかわらず、ベルが鳴っても会社員時代の自慢話を続ける坂巻、噂好きでおせっかいな主婦の久保、古株らしい仲良しおじいさんコンビの杉浦と風間といった面々が揃い、ミヤコは彼らの言動に戸惑いを隠せない。自己紹介も中盤になり、湊というミヤコと同世代の女性が勢いよく立ち上がった。
「私ただの主婦ではおわりたくないんです。今はいろいろ勉強してビジネスチャンスをうかがっているところです。いずれは起業しようと思ってます。」と宣言した。
それを聞いた杉浦と風間がちゃちゃを入れ、歴史の会はざわついてしまう。湊は「あなた同じ女性としてどう思います?」と、ミヤコに発言を求められ、困ったミヤコは・・・。


あじさい開花はじめ_1_1920 - コピー

第3話 なにものでもない時間

ミヤコは、ミヤコの発言に腹をたてた湊と顔を合わせるのが嫌で、せっかく入った市民講座を辞めてしまった。
ある日いとこのマコトと電話で話している時に、カフェ「湖畔」で居合わせたカップルに「ミヤコさんは何をされている方なんですか?」と訊かれて言葉につまったという話をしていた。するとマコトに「独り身で無職なんだし、趣味でもないとだめだよ」と言われる。カフェめぐりや散歩をしていると反論するミヤコに「カフェめぐりも散歩も何か実績を示めせるものでないとだめだ」と指摘される。そこでミヤコは、新たな趣味さがしを模索し始める。
とりあえずSNSでブログをはじめることにしたミヤコ。花の写真や、近所の風景、市内の名所旧跡の写真等を載せていたが、マンネリ化してきたので、ネタを探しに、一駅先の公園で行われる野外美術展へ行ってみることにした。
野外美術展では、老若男女が各々広い公園内を散歩しながらアートを鑑賞していた。子連れやカップルもいるが、ミヤコと同じように独りで訪れている人も見受けられた。平日の昼間に野外アート展に訪れる人たちを見て、ミヤコはほっとする。皆マイペースで、すれ違えば会釈や挨拶程度はするものの、あなたは何の仕事をしているのか?なんて訊いてくる人はいない。何者でもない自分でいられる時間を過ごすことに気づいたミヤコだったが、帰り際に意外な人物と鉢合わせして・・・。


たんぽぽとネコヤナギ入浴剤 - コピー

第4話 無給のアルバイトと意外なプレゼント

野外アート展で、偶然田中教授と会ったミヤコは、暇ならちょっとアルバイトしてもらえないか?と、近くにあるビオトープへ誘われた。助手の加瀬が休みで困っていたそうだ。歩き回って疲れているミヤコに、おかまいなしに用事を手伝わせる田中。ふりまわされながらも仕方なく手伝いをさせられたミヤコ。ひととおり作業が済んだところで、田中はファミリーレストランで食事をご馳走してくれた。そして、アルバイトと言ったけれどバイト代は出せないと言う。「食事代とこれをバイト代がわりにあげる」と小さな小包をプレゼントされた。ミヤコは少し飽きれたが、渡されたプレゼントを受け取り帰宅した。
汚れた服を洗たくしながら、田中から渡された小包を開けると、そこにはハーブが入ったカラフルな色の入浴剤がいくつか入っていた。どうやら共同研究の会社からもらった試供品らしい。
部屋でくつろぎながら、田中に対する不満をたんぽぽの綿毛に話しかけるミヤコを、たんぽぽはガラス越しにみつめるのだった。翌朝ミヤコはあることに気づく。昨晩は、昼間体を使って疲れていた事と、ハーブの入浴剤が効いたおかげか、ぐっすり眠れたこと、そして・・・。


植物男子 - コピー

第5話 ゴーヤとビールとベランダと

ビオトープでの手伝いから数日後、田中に呼ばれたミヤコは、半年ほど研究室の手伝いの仕事をしないかと誘われる。入浴剤をくれた製薬会社と共同研究契約が成立して、アルバイト代が出せることになったという。田中の強引さに負けて手伝いをすることになったミヤコだが、仕事のある日は決まって、たんぽぽの綿毛に向かって田中に対する愚痴をこぼすようになっていった。
ある日、田中の手伝いで研究室の植物の引越し作業をしていると、自宅へ鉢植えを運ぶことまで手伝わされることになったミヤコ。マンションで、田中の隣人と対面することになる。彼はベランダで植物を育てるのが趣味で、田中とは植物談義をしながらビールを飲む仲らしい。田中は隣人に増えすぎたゼラニウムを強引にプレゼントすると言い出し、それを運ぶのをミヤコにも手伝わせる。流れで田中と隣人とミヤコは3人でビールをいただくことになる。隣人はゴーヤが沢山なりすぎて消費したいと、つまみにゴーヤ料理ばかり並べた。そこでゴーヤが爆発する話で盛り上がり、3人はすっかりうちとけた。夕涼みとベランダガーデニングを見せてもらうためにベランダに出たミヤコは、2人にむかって「なんてことない話ができる相手がいるって大事ですよね」と伝えるのだった。飲酒したため田中はそのまま隣へ帰宅。電車で帰ることになったミヤコは、車内で少しウトウトしてしまった。すると、何か声が聞こえてくる。どこからなのか探すと、それは自分が首からぶら下げている小瓶のたんぽぽの綿毛から聞こえてくるものだった。たんぽぽは、田中の隣人のベランダにいるネコヤナギという植物に一目ぼれしたのだという。それを聞いたミヤコは・・・。


かき氷とヘルメット - コピー

第6話 おじさんと自転車とかき氷

たんぽぽの声が聞こえたミヤコは、ちょっと世界が狭くなりすぎてノイローゼになっているかもしれないと思い、いつものカフェではなく、少し足をのばして評判の茶房へやってきた。日光の天然氷を使ったかき氷を出す茶房は、近くのサイクリングロードを走るサイクリストたちの間でも有名で、ヘルメットを片手に入ってくる客も多かった。
ミヤコが訪れた日も、サイクリストのおじさまの団体が訪れていた。隣り合わせたミヤコは自然と話の輪の中に入ってしまった。団体の中のひとり、60代ぐらいの野原という男性がサイクリングをはじめたきっかけを話し始めた。
「別に好きで走ってるわけじゃぁないんだよ。俺が家にいるとカミさんが具合わるくなっちゃうんだよ。」と言う。
彼は元商社マンで、転勤族、単身赴任も長かったという。定年退職後は、妻といっしょに田舎暮らしで家庭菜園をしながら老後を過ごすつもりでいた。ところがいざ退職すると、妻が夫在宅ストレス症候群になってしまい、田舎暮らしをあきらめた。自宅になるべく長居しないためにサイクリングをはじめてもう6年になると言う。その間に仲間ができて、日本各地を巡っているそうだ。「自転車で、もう全国2週目!」と言うと野原はニッと笑った。それを聞いたミヤコは・・・。


マコトバイト先テーブル席 - コピー

第7話 ジンジャーエールとバイト代

ミヤコは従妹のマコトに呼ばれ、彼女のアルバイト先の飲食店にやってきた。ミヤコはジンジャーエールを頼んだ。そこでマコトがお弁当屋を始めようとしている話を聞かされる。お弁当のおかずの試作品を作ったので試食をしてほしいと頼まれると同時に、ミヤコの携帯がなった。
電話は田中からで、仕事のことだった。ちょうど助手の加瀬と一緒にビオトープに来ているというので、打ち合わせをかねてマコトの店で昼食をとりに来る。そして田中と加瀬も試食につきあうことになる。
マコトの実家は農家で、お米とトマトを栽培している。原材料は実家で調達できるとのこと。トマトを使った料理をメインにすればリスクは少ない。そして今度この店で、試作販売させてもらえることになったそうだ。
「実家の農業を手伝えばそれでいいのに、なんでわざわざ他の仕事をするのか」と尋ねるミヤコに、「自分の力で稼いだってことが大事なんだ」と説くマコト。
ミヤコはそれを聞いて、自分もブログをやっているから「アフィリエイトとか1円でもいいから稼ぐという実績をつくりたい」と言い出す。「それがやりがいのある仕事で生き甲斐につながるのだ」と。田中はそんなミヤコの意見に懐疑的だ。「じゃあ、先生にとってのやりがいのある仕事とか、生きがいってなんですか?」とミヤコが訊くと、「健康じゃなくても、お金がなくても、お金にならなくても、1円も稼げなくてもやりたいことかな」と田中は答えた。
「どんなに少なくてもお金をもらって働くってことが重要だってことがあるんですよ」と引かないミヤコ。それを聞いていた加瀬は、田中と2人きりになった時に「少しは周りの人の気持ちを考えたらどうか」と忠告する。


夕日 - コピー

第8話 たそがれどき夕暮れ時

ミヤコは田中の研究室の仕事にも慣れ、加瀬と共に上手に田中のわがままを扱えるようになってきた。先日の「やりがいのある仕事」のやりとりを思い出しながら、加瀬と「お金にならなくてもやりたいことってなんだろうか?」という話をしていた。予定表ボードには田中の今日の予定は午後から出勤と書かれている。「いいご身分だよねぇ~、だからお金にならない仕事でもなんて言えるんじゃないの?」なんていう雑談をしていると、田中が喪服姿で出勤してきた。理由を聞くと、里中先生が亡くなったとのこと。里中先生のことはミヤコも少しは知っている。帝都大学の文学部教授だった女性だ。田中とは親交があったらしく、葬儀に出席してきたとのこと。お清めの塩をふるミヤコに田中は「これ読んどいて」と1冊の本を渡した。
植物の本かと思ってみてみると、ロシア文学の本だった。里中先生の遺品のひとつらしい。「文学には疎いから」「君がかわりに読んで、感想聞かせてくれ」とのこと。「なんで私なんですか?」と訊いても返事をしない田中。無理やりに押し付けられた本を返そうとするミヤコに、加瀬がやめといた方が良いと説いた。
田中は黒いジャケットを脱ぐとすぐに白衣に着替えて、作業を始めた。
ミヤコはその日、帰宅途中に公園に寄った。夕暮れ時になると公園のベンチはうまる。老夫婦、中高生、カップル。この公園は湖に面していて、水辺に近いベンチで夕日を眺めることができる。ここで黄昏れる人は多い。ミヤコは空いているベンチを見つけて座ると、移動販売車で買ったコーヒーを飲みながら、ぼんやりと今日の田中の様子を思い出していた。ミヤコは夕日を眺めながら「(田中には)研究という生き甲斐があるじゃないですか」とつぶやくのだった。その時、たんぽぽの瓶に夕日の光が差し込み、オレンジ色に染まった。


京都タワー京都駅

第9話 日帰り独り旅

ミヤコは研究室の手伝いをする中で、少しずつ植物の管理や、実験室の管理などの仕事も覚えていった。資料の整理や植物の知識も少しずつ増えていき、こういう仕事を本業にするというのもありだな、と思い始める。そんな時、田中に一通のメールが入る。知り合いの研究者が働いている京都の植物園で、人手が足りなくて困っているという。田中はミヤコの履歴書をひっぱり出してきて、加瀬に相談をする。
数日後、ミヤコは田中から、京都の植物園で契約職員の募集をしているという話をきく。推薦書を書いてあげるから応募してみないかと言われ、ミヤコは迷う。せっかく近所に馴染んできたのに、遠くへ引っ越さなくてはならないこと、もし応募して駄目だったら立ち直れなくなるのではないかという不安も押し寄せる。マコトやカフェ湖畔のオーナー、歴史の会で知り合った杉浦、サイクリストのおじさんにまで相談しまくるミヤコ。結局みんなに背中を押してもらい、応募することに決める。そして、面接の知らせが届いたのは秋の紅葉深まるころだった。せっかくだから一泊して旅行でもとおもったが、紅葉の時期の京都はどこも予約でいっぱい、値段も高い。仕方なく新幹線のチケットだけ買って、日帰りで行くことにした。そこで、ミヤコは自分が独りで新幹線に乗ったことがない、旅行にも行ったことがないことに気づく。そんな自分にガクゼンとするミヤコだった。


京都植物園 - コピー

第10話 君に幸あれ

京都の植物園の仕事が決まり、引っ越すことになったミヤコ。
田中は、隣人のベランダで2人並んでビールを飲みながら何やら話していた。「みんなどこかへ旅立っていくもんなんですよ」と隣人は言う。「強くたくましく育ってくれることを祈るよ」と田中は言った。2人は隣人のベランダの鉢植えを見ながら「君に幸あれ」といって再度乾杯した。
数日後、研究室の荷物を片付けに来たミヤコは、田中が隣人からネコヤナギの苗をもらったこと、それをビオトープに植えようかと思っていることを加瀬に話しているのを偶然聞く。その時、以前夢にみたたんぽぽの声を思い出したミヤコは、たんぽぽの綿毛をビオトープに飛ばしに行こうと決めた。
たんぽぽの綿毛を飛ばしにビオトープへやってきたミヤコ。田中との思い出がよみがえる。たんぽぽはビオトープに飛ばされた。飛んでいく綿毛を目で追いながら、ミヤコはいろんな人たちとの出会いも思い返すのだった。


たんぽぽ_1920 - コピー

第11話(最終話) たんぽぽとネコヤナギ

ミヤコが京都へ出発する日、田中は突然駅まで見送りにやってきた。
そこでミヤコに「これは選別だ」と、ビニール袋を渡した。

ミヤコは断る間もなく電車は発車のベルがなる。田中は無言で電車を見送るのだった。電車からミヤコは田中に小さく手をふった。
ミヤコがビニール袋の中を確認すると、中には植物の苗と手紙が入っていた。内容を確かめると、苗はネコヤナギでビオトープに植えるのをやめたから育ててほしいとのこと。育て方のURLも記載されていた。
「え~~~?」と、困惑するミヤコ。車窓から見上げる空は、雲ひとつない晴天だった。
ビオトープではたんぽぽが芽を出した。田中がいつものようにやってきて加瀬と話している。その話でネコヤナギがミヤコと共に京都へ行ったことを知るたんぽぽ。
根がついたたんぽぽは、「さよならネコヤナギさん。私はここで根をはって暮らすんだ。」と思うのだった。
その頃ミヤコは、京都で鉢植えにしたネコヤナギに水をやっていた。
「いつかビオトープに植え替えてあげるからね」と優しく語りかけるミヤコだった。

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【オープニングテーマ曲】

たんぽぽ@ツヅリ・ヅクリ(オリジナル)

【エンディングテーマ曲】

第1話 坂道と階段とカフェめぐり 
風になる/つじあやの【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第2話 踊る歴史の会~探しものはなんですか?~
ルージュの伝言/荒井由実【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第3話 なにものでもない時間 
やさしさに包まれたなら/荒井由実【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第4話 無給のアルバイトと意外なプレゼント
ロビンソン/スピッツ【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第5話 ゴーヤとビールとベランダと
運命の人/スピッツ【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第6話 おじさんと自転車とかき氷
デイ・ドリーム・ドリーマー/忌野清志郎【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第7話 ジンジャーエールとバイト代
ばらの花/くるり【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第8話 たそがれどき夕暮れ時
I Don't Want To Wait/Paula Cole【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第9話 日帰り独り旅
初花凛々/SINGER SONGER【カバー@ツヅリ・ヅクリ】

第10話 君に幸あれ
旅立ちの日に/合唱曲@ツヅリ・ヅクリ

第11話 たんぽぽとネコヤナギ
ネコヤナギ@ツヅリ・ヅクリ

テーマ曲、アーティストはドラマのイメージとして選曲しました。
ツヅリ・ヅクリさんの曲はyoutubeチャンネルで聴く事ができます。
各回のあらすじ、テーマ曲からイメージを膨らませてドラマを想像してお楽しみください。


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ミヤコとたんぽぽ - コピー


見出し画像、作中の画像(写真・イラスト)は、私、犬のしっぽヤモリの手が制作しました。

<©2022犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>


#創作大賞2022

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