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ノンフィクションⅢ

ー始めにー

皆さんこんにちは、こんばんは。
闇夜 紫月。と言います。
この記事はタイトルの通り、ノンフィクションの僕の実体験をまとめたものです。
10年程前の出来事なので覚えてない部分も多いですが、頑張って思い出して書きました。
誰にも理解されない事は重々承知です、でも中々こんな実体験を赤裸々に書く人は少ないと思ったので、勇気を出して一度まとめて書いておこうと思って書きました。
全く面白くないですし、こんな他人の体験を知った所で何にもなりませんが、「世の中にはこういう事もあるんだな」程度にでも、知って下さったら幸いです。

ー注意事項ー

・僕の性別は女です。ですがインターネット内では一人称を「僕」や「俺」にして使っています。今回の記事の本編では、当時の僕は一人称が「私」だった事と、父親と娘という関係値を分かりやすくする為、そしてリアルとインターネットの区別を分かりやすくする為に、一人称を「私」としています。
・小説ではありません。あくまで僕の実体験を文字に起こしてまとめた物です。
・少しでも読んで頂いた方に分かりやすいように、正確な表現とは少し変えている部分があります。ニュアンスは多少違いますが、ほとんど一緒です。
・被害者側からの意見なので誇張表現等があるかもしれません。
・この記事を執筆する際に、頭痛や発熱等の体調不良を起こしながら、「書きたい!伝えたい!」と心を込めて書きました。アンチコメントや他の方が気分を害すようなコメントはお控え下さい。コメント自体はとてもありがたいので、コメントをする際は最低限のマナーは守って頂けると助かります。
・気分を害す方がいるかもしれません。予めご了承を願います。気分を害された方は、ご自分でブラウザバックをお願い致します。

以上の点を踏まえて本編をお読み下さい。
よろしくお願い致します。

ー本編ー

10年程昔の記憶、正直言って全く鮮明に覚えていない。
そもそも小学1.2年生の記憶が鮮明にある人なんて、そうそう居ない。
覚えているのは大きい学校行事ぐらい。
だけど私はこの言葉をずっと覚えている。
「お姉ちゃんの方が上手だったよ」
今でも父親から発せられたこの言葉だけが、はっきりと脳裏に焼き付いている。

小学1.2年生の頃、度々父親の部屋に呼ばれる事があった。
部屋の前を通りかかった時に呼ばれたり、「ちょっと来て」とだけ言われて呼ばれたり、毎回理由は違った。
私が部屋の中に入ると、いつもは少し開いているドアがしっかりと閉められていて、何となく違和感があった。
父親の膝の上に乗せられ抱っこされ、最近あった事を話す。
ここまでなら、普通の親子と何ら変わりないと思う。

最初はスカートの上から太ももや股を触ってくる事から始まった。
これだけでも少し嫌だった。
ただ「何でこんなに触ってくるんだろう」と思っていた。
でも「気のせいか」ぐらいに軽く受け止めていた。
そんな日常を繰り返していた。

ある時「これ舐めて」と父親のペニスを目の前に出された。
物凄く嫌だった。
でも「父親の言う事を聞かないと殴られる」そう思った私は、父親の願いに素直に従った。
小学1.2年生には、これが犯罪だって事は知らないし判断出来ない。
「これが普通なんだろうな」と勝手に私は思い、ある意味一種の洗脳に犯されていた。
そのうちにアナルに指を突っ込ませたりもさせられた。
何回もするうちに父親から指示が入る事が増えた。
「奥まで咥えろ」とか
「歯は立てるな」とか
「もっと舌使え」とか
その中で言われた言葉が
「お姉ちゃんの方が上手だったよ」
だった。
父親は私が当時「上手」という言葉に、凄くこだわっていたのを知っていたのかもしれない。
この時も「上手く出来なかったら殴られる」って思った。
だから父親の期待に応えられるように、必死に頑張った。

いつまでこの部屋に呼ばれる事があったかは全く覚えていない。
いつの間にかに無くなっていた。
この事に対して「おかしい」と気付いたのは小学4年生ぐらい。
でもきっと父親は私がこの事を覚えている事を知らない。
「そんな昔の事は流石に覚えてないだろう」と鷹を括ってるに違いない。
私はずっと覚えているのに。
私は覚えてるから、あの部屋に入るのが大嫌いだ。
呼ばれるのも嫌だし、自ら入るのも嫌。
「もし入ったら何されるか分からない」
そう思っている。
でも用事がある時は、せめてドアを閉められないように常に意識している。

私にとって、父親の部屋は恐怖の部屋。
そもそも部屋が汚い。
天井に届くぐらいまで乱雑に積み重ねられている段ボール。
中を一度も見たことが無いクローゼット。
コードがゴチャゴチャして奥の方は埃が積もっている机の上。
机の引き出しは常に開けっ放しでミニ机状態。
足場もほとんどないから、窓を開け閉め出来ない。
父親にとっては必要なものがきちんと並んでいるのかもしれないが、家族から見てこの有様。
他人から見たらただの汚部屋に見えるだろう。
「そんな部屋、誰もが入りたがらない。」
「そんな部屋、誰が入りたいと思うんだ。」
「そんな部屋、一生入ってやらない。」
そう思っていたのに、入らなきゃいけない時は必ず来る。
でも次入る時は厳戒警戒態勢で入るから、きっと大丈夫なはず。
そう願ってる。

ー終わりにー

こういう性的な過去は周りに言えない事がほとんどです。
というか、言える訳がないです。
言う必要があれば言いますが、出来れば言いたくないです。
ですが自分から言ってしまおうとした事があります。
所謂、「自虐ネタ」として言いそうになりました。
「一度言ってしまえば後は隠さずに済む」って、その時は思ってしまいました。
でも後から冷静に考えたら、「あの時言わなくて良かったな」って思っています。
下手したらその相手との友好関係が崩れる危険がありますし、「気にしない」と言ってくれても流石に少しは影響あると思います。
僕のような性的なネタで無くとも、もし「自虐ネタ」を言ってる人が居たら、心配した方が良いかもしれません。
「自分で言ってるんだから心配する必要なんて無いでしょ」と思うかもしれませんが、多分その方無理してます。
芸人さんでもない限り、自虐ネタを使う人は苦しんでると思います。
「自虐ネタとして言ったらみんなに笑って貰える」って、僕なら思います。
周りの人も、貴方自身も、「自虐ネタ」気を付けて頂きたいです。
使いそうになったら、使ってしまったら、一度自分の好きな事をしたり、休憩するのをおすすめします。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
普通の方からしたらあり得ない内容ですよね。
ある意味、中々出来ない体験をしたと言えます。
でもこういうのも「自虐ネタ」に入ると思います。
本当に気を付けて下さいね。
それではまたどこかでお会い出来たら嬉しいです。
ありがとうございました。