2023年8月19日(土)

起きた瞬間
過去の記憶なのか夢なのか分からなくなって泣いた。
結局ただの悪夢だったけど。

舞台は小学校。
でも恐らく僕は中学生だった。
もう既に起立性調節障害だったらしい。
ただ布団の中でぼーっと天井を眺めていた。
横目でリビングにある時計を見る。
針は既に12時を回っている。
またぼーっとする。
頭がガンガンする。
瞼を閉じる。

急に6限に数学のテストがある事を思い出した。
嫌だけどそれは受けにいかなきゃな って思って
行く準備をして昼休みから学校に行った。

校門をくぐる。
たむろしている奴らが居る階段を登る。
騒がしい教室。
自分の机にやっと着いた。
リュックの中から教科書を出す。
後ろから声が聞こえた。
あれ?笑 なんでお前いるの?笑 って
クラスの男子に言われた。
そいつの周りにいた男子も続けて
確かに〜!笑 とか
昼から来るって意味なくね!?笑 とか
なんの為に来たの?笑 とか
明らかに僕を馬鹿にしていた。
僕の味方してくれる人は教室には誰も居なかった。
一気に頭の中がぐちゃぐちゃになった。
ここにいちゃ駄目なんだ。
途中からでも来たのに意味無いんだ。
来ただけ偉いと思ってたけど何も偉くないんだ。
こんなとこ居ても何も楽しくない。
そう思った。

次の瞬間パッと何も考えられなくなった。

キャパオーバーで何も分からなくなったらしい。
そうだ家に帰ろう って家に帰っても良い事無いのに
それだけしか考えられなくなった。

昼休みのチャイムが鳴る中
最低限の荷物全部持って
廊下早歩きで階段駆け降りた。
案の定近くにいた先生が
ちょっとどこ行くの!!勝手に外でちゃ駄目でしょ!!って
言いながら後から追ってきて
捕まったらまた文句言われる って思って怖くて
泣きながらとにかく全力で走った。
でも先生が違う先生に連絡してたらしく
踊り場で挟み撃ちにされて
学年主任の先生に捕まって腕を後ろで組まされる。

僕の邪魔する奴は皆んな死んじゃえ って
心の奥からそう思った。
だから先生を階段から突き落とした。
僕はまた全力で走った。
靴箱にやっと着いた。
靴を履くのも時間かかるから
上履きを脱いで靴だけ持って靴下のまま走る。
段々靴下がズレてきて邪魔になって脱いだ。
最初は家に戻れば良いと思ったけど家には帰りたくない。
何から逃げてるのか分からないけど
何かから逃げているかのように
知らない道を走って走って走る。

ここで夢は終わった。

この後またこの夢を見た。
なんで2回も全く同じ悪夢を見なきゃいけないんだって思った。
先生がどうなったかは知らない。
死んでるんだったら僕は夢の中で人殺しになった。