見出し画像

僕がこの世に存在していなかったら
きっと僕の周りの人は
今より幸せだったと思う

僕から一番近い存在は家族

父親はきっと僕が居なかったら
働く量が減っただろう
金を稼がなくていいから

母親はきっと僕が居なかったら
今より自分のことに時間を使えただろう
僕の面倒を見なくていいし
僕と関係していることをしなくていいから

十個年上の姉はきっと僕が居なかったら
好きなことをして生きれただろう
僕が生まれた所為で出来ることが減ったから

僕の家族は僕に対して
生きて
とか
生きててくれてありがとう
とか
そういう言葉は一度もくれなかった

だから僕はずっとこの家に必要無いと思っている
多分彼らは
僕がこの家から消えても
迷惑することは無いのだろう
寧ろ僕が死んだらになるのだろう
ただ僕と過ごす時間が減るだけ
ただ僕という存在が消えるだけ
それだけだ

僕が今まで辛かったこと
全てこの家にある

苦しいって思う発端
死にたいって思う理由
全部この家にある

そしてこの家の中で
幸せだと思ったことはない
幸せだと思ったことがあったとしても
多分家族のお陰じゃない

だからこの家は僕には要らない

必要が無い

ずっと僕はそう思っている

家という存在自体は
とてもありがたい存在だと僕は思っている

理由は凄く簡単で
家は暑さや寒さから守ってくれるから

あと
家は知らない人から守ってくれるから

僕にとっての家はただそれだけ

だけど友達の家に行くと
家という存在自体がもっと違う物に見える

その違いはなんだろう
そう考えた時に思い浮かぶのは
僕の家には温もりが無い
僕の家には安心感が無い
ということだった

#闇夜の物語 #家 #闇夜のメモ