人が比べたがる理由は資本主義にあった
こんにちは!
しがない美大生やみこです。
今回は人が何故比べたがるのかについてお話ししていきます。
**1. 世界に一つだけの花
**
(以下引用)
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?
そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
「もともと特別なオンリーワン」という素敵なフレーズで
見事平成を飾る名曲になったSMAPさんの世界に一つだけの花の歌詞です。
人は何故比べるのか、認められなくても大丈夫と励ましてくれる歌詞に多くの共感が集まりました。
2. 誰かと比べたがること
ひとは何故誰かと比べたがるのでしょうか?
理由の1つに義務教育や体育系の競争があると思います。
私たちは成長して行く過程でたくさんの競争に触れてきました。
テストの点数だったりかけっこの速さだったり、
お習字のうまさであることもあったと思います。
このように評価されることが当たり前の海で生きてきたら自分と他人を比べることになんら不思議はありません。
それは水を飲むのと同じように当たり前のことになっています。
これまで生きてきた中で評価がないことなどなかったはずです。
比べることや比べられることが習慣になっているのです。
3. 比べることによるデメリット
自分と他人を比べること、他人を評価することによるデメリットには何があるでしょうか。
・自尊心が傷つけられる可能性がある(個人の視点)
・友人の中でも上下関係ができる可能性がある(集団の関係性)
比べることにより優劣がはっきりつくことで個人的に傷つく人がいたり、
その評価によって上下関係ができる可能性もあります。
4. 比べることによるメリット
それでは逆に、比べることによるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
・他人より秀でている人が(正当に)評価される(個人)
・客観的な評価から得意を見つけられる(個人)
・得意が分散すれば分業で最適化し効率化が図れる(集団)
5. 資本主義社会
比べることのメリットを考えた時に、まず思ったのが「資本主義ならではなのではないかな」ということです。
もしこれが能力で給与に差がなければ人を比べる必要もなかったのではないか。
資本主義と社会主義について、今回は触れませんが関わりが深いなと思いました。
資本主義だから、業務の効率化をして会社を大きくしなきゃいけないから、またはそれぞれの専門分野でトップに近いところまでいけばいくほど収入が増えるから、
資本主義社会において比べることは必要なのではないでしょうか。
6. 資本主義社会で傷つかないために
誰かと比べられることで傷つけられる人が必ずいる社会で悲しまないように、
人はどう生きることができるでしょうか。
少し考えてみました。
・能力への評価であり人格への評価でないことを理解する(自己解釈)
・自分の得意をのばす(努力)
・未知なる分野を創造する(発想)
おわりに
いかがだったでしょうか。
資本主義は傷つく人が多くも成果が正当に認められる(可能性が高い)制度だと思います。
傷つくことを少しでも減らせれば幸いです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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