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走る 闘うはダサいか?~ジェフレディースの進化

ジェフレディースのチームコンセプトは「走る 闘う」である。私はかなり熱心なジェフレディースサポであるが、このキャッチは、いささか恥ずかしかった。自分の言葉で語るのは気が引けるので、ジェフレディースに在籍していた筏井りさ選手が浦和レッズレディース移籍後のインタビューを抜粋すると「サッカーで走る、闘うのは当たり前。ジェフレディースの強みは、走ることが自分たちの強みであると、信じていること」と揶揄とも聞こえる発言をした。同感だった。この陳腐なキャッチコピーは、オシムのボールも人も動

    • サッカー日本女子代表 世界一の条件~ 変化の先頭に立つ1

      チームスポーツでは偶発的に世界一になることはあり得ないというのが私の持論だ。まず、ライバルチームの分析をしなくてはいけない。そしてそれぞれのライバルチームに勝つための戦術を策定しなければならない。そして戦術におけるタスクを達成できる選手を選び戦術を磨く必要がある。ライバルチームも同じプロセスでチームを作り上げる。その中でこういうプロセスを経ず世界一になる偶然など入り込む余地はないと考える。 日本ではじめてチームスポーツ世界一を達成したのはバレーボールである。女子監督の大松博

      • 女子サッカーは既に選手自身が体格差問題に取り組んでいる

        日本女子代表のベスト16敗退はランキング7位からしても違和感はなくむしろ欧州チャンピオンオランダに善戦したという評価が妥当だと思う。 敗退後、高倉麻子監督、安藤梢選手からフィジカルの改善を敗因とする弁が飛び出し、一部で議論を呼んでいる。二人のフィジカルの定義は内容を読むと異なっていて、高倉監督は体格差、安藤選手はデュエルの強さと定義しているようだ。まあ、結局は体のデカイ選手に玉際で勝てないことを問題としているのは同じなので、その観点から考えたい。 猶本光という選手がいる。浦和

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