素人のPC音響雑記② 変化、それから。

変化した。
間違いなく変わった。当たり前の事だけど感動するには十分すぎる理由。

兎に角、人の五感で感じるモノ故、ふわふわしがちな現象ではあるけど
この音の響きに対して間違いなく「変わった」と言えると確信出来た。

半信半疑をやめ、しっかりと投資をする事を決意する。

但しこの音響というもの。
遥か古来より連綿と受け継がれてきたジャンル故、沼として悪名高い。
度を過ぎた投資をして得るものが少なければ何の意味もない。
そこで自分に対する枷として

①PCオーディオとしての範疇を守る
②費用対効果をよく考えて投資する
③他人の環境と比べない


この3点を指針とし、自分の音響環境を高めていく事にのみ注力する。
多分これからもそう。と思う。思いたい。




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先述の①で紹介しましたが、DACだけでは音源を拾ったに過ぎず
きちんと整流がされていない状態。

水源→水源湧きから掠め取り→スピーカー な訳で。

この水をきちんと止めて、出力し増幅してやる必要があると。
つまりダムを作ろう的な?(あってるのかな??)
自分の環境では人と通話をしてる時以外ヘッドフォンを使う事がなく
どちらかと言えば小音量でスピーカーを使う事が多かった。
なので所謂「D級アンプ」(ヘッドフォンアンプ)というモノも
気にはなったけど、ここでは割愛。


音楽を聞いたりする事が多い&部屋の手狭さから考えて一般的な
ステレオプリメインアンプを購入する事に。
予算兼ね合い等で2万前後くらいかなあ・・と思っていた所ほぼ新古品と言える状態の製品を14,000円で発見。

Bluetoothもない、DACも積んでいない。特筆するべき機能は何もない。
ドが付くエントリーモデル。2018年冬の新規モデルにも関わらず・・。
逆に不要なものがないから品質本位なのでは?と考え、キャッシュレス還元含めて実質12,000円程度で購入。内容物全部入りの極上品。
仮にハズレでもそこまで痛くないし・・という打算もあったけどね。


ただこれだけでは鳴らすモノが無いわけで・・
並行してスピーカーも様々なレビューを見、調べ、傾向、値段を勘案し
考えに考えて、時にお店へ出向き試聴も行い至った結果が

ヤマハでした。
3万前後、というカテゴリーで勝負しようと思っていた中で
最も力強く、聴き取り易く、華美な音でない。
長い付き合いになるのだから聞き疲れを避けることは重要。

ぶっちゃけ10万以上のスピーカーとか聞いても当時の自分にはなんか凄え!
としか分からなかったしそもそもいきなり10万はちょっと。
後に10万前後のスピーカー達も聞く機会はありましたがそれはまたいずれ。

他にも
・JBL STAGE A130
・DALI SPEKTOR2
・Cambridge Audio SX-50 DWN
・SONY SS-CS5

等を視聴し、各々に美点がある事は理解出来ましたが最終的にこの子に
落ち着きました。唯一の欠点はデカイ事(22/30/30cm(幅高さ奥行))
その大きさが力強さに寄与してるから何も言えないけど!

実はヘッドフォンもヤマハでして、愛着あるんですよ…

これだけ書いてると何だお前ただのヤマハ信者じゃねえかと思われるんじゃないかと思いますがヘッドフォン市場は傾向違いなのでともかく
スピーカー市場ではヤマハ頑張ってるんですよ。規模大きい。
価格ドットコムの統計だけで恐縮なんですけど、老舗だけあってよく市場を理解して、価格に適した手頃な商品を提供してくれてるんです。

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好みは各々として、日本人からは愛されてると見て間違いないと思う。


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そんな訳でようやく役者が整いました。
還元だったり諸々を使いましたが、おおよそかけた値段は
DACに7000、アンプに12000、スピーカーに24000程度で計43000位でした。

そこからケーブルを購入したり別途接続ケーブルを買い直したりしてるので結局50000はかけてるんですが・・。


というわけで環境を整えて今に至っています。

本記事でお伝えしたかった事は、自己の振り返りは勿論そうなんですが
オーデイオは物凄く構えなくてもそこまで金額はかからないって事です。
コロナ禍でギスギスしている昨今、在宅時間が多い中でよく触れる物に
投資したくなる事もあると思います。

ふと、「音を聴く事の贅沢さ」を思い出したりされた時に
考えてみようかな~という誰かのキッカケになってくれたら泣いて喜ぶ。

おわり。

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