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Trombone ChampでASIOを使えるようにするMODの導入

トロンボーンチャンプ(以下、TC) を快適に遊ぶためのMOD、LowLatencyTromboneChamp を適用する手順について。


LowLatencyTromboneChampとは

その名の通り、ASIOを使ってプレイ音の発生遅延を少なくするMOD。長いので以下LLTCと表記します。
TCはクリックしたタイミングでトロンボーンの音色が鳴る仕様ですが、残念ながらクリックしてから発音までかなりのラグがあり、高難易度の曲が遊びづらくなっています。他の音ゲーで言う"BADハマり"のような状況が発生しやすいです。

ASIOと聞いてピンと来ない方は ASIO4ALL がメジャーなのでとりあえずこれを検索してインストールしておいて下さい。
※ASIO導入の詳細は割愛します。

別のASIOドライバーが既にインストールされていればそちらを利用可能です。

MOD導入の流れ

LLTCをDLする

以下のページから。

Releasesのところにv0.4.0 Fix for Trombone Champ 1.091と書いてあるのでクリックし、LowLatencyTromboneChamp.+.Asio.Driver.zipをクリックしてDLできます。Asioのドライバ―はPCに無ければ適宜使って下さい。

※今後バージョンアップされる可能性がありますので、Latestを追うようにしてください。アプデに気付いたら本稿も随時更新します。

BepInExをDLする

バージョンは5が指定されていたので以下のページから[BepInEx_x64_5.4.21.0.zip]をDL。

ファイルの配置

TCのインストールフォルダーの最上層(SteamLibrary\steamapps\common\TromboneChamp)にBepInExの展開後ファイル一式を突っ込みます。

続いて、LowLatencyTromboneChamp(以下LLTC)の展開後、.dllファイル一式をBepInExフォルダーの中のpluginsフォルダーに突っ込みます。

以上で準備完了です。

TCを起動する

画面左上にASIOの選択ボタンが表示されていれば導入成功です。

インストール済みのものが全部並べられる

上で紹介したASIO4ALLなどお好みのドライバーをクリックしてください。

後は通常通りの流れでプレイします。

注意点

○トロンボーンの音が常に最大音量で固定されます。設定でマスター音量を下げても変わりません。
逆に今まで音量を下げて遊んでいた人は音量差に注意して下さい。特に8-bitはかなりうるさいです。

○起動して最初に選んだ音色で固定されます。選択画面に戻って他の音を選んでも変わりません。必要な場合は再起動しましょう。

○トロンボーンの発音ラグが減るので、オプションからタイミング調整を行う必要があります。なお、ドラム音に合わせてクリックするのは(ドラム音がASIO通った音ではない以上)無意味です。頑張って数値をいじって調整して下さい。

○選択したASIOドライバーによってはTCの終了時にフリーズします。筆者の環境では ASIO Fireface USB を使っていますが、必ず固まってウィンドウが閉じるまで十数秒時間がかかります。

メモ

asioのコントロールパネルを表示すると、buffer sizeを調整できます。小さければ小さいほどラグが少なく済むので、とりあえず限界まで下げることをオススメします。

終わり

バカゲーとしてナメられがちなTCですが、実は音楽ゲームとしてのポテンシャルが激高なので、是非低遅延のTCで演奏感も高めてみましょう。

全曲S狙いなど本気で遊びたい方へ届きますように。

以上

いつでもお待ちしております