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2024-01-14 杉玉の内部構造

●LEAF 0197 杉玉の内部構造

カンブリアンゲーム(ニューイヤーカンブリアン2024)

日本酒造り酒屋の軒先に飾られる杉玉の内部構造が、画像生成AIにより明らかになった。非破壊により内部の構造を調査する新たな手法として注目されている。(嘘)

実際の作り方は、針金で芯となるボール(できあがりの半分ぐらいの大きさ)を造り、杉の葉を下方から順に差し込んで固定していく。上まで刺したら、球状になるようにきれいに刈り揃えて完成。

杉玉は、奈良県にあるおの神様を祭る大神神社の文化だったといわれる。大神神社では、毎年11月14日に「おいしいお酒ができるように」という願いを込めて杉玉を飾ってきたが、その習慣が江戸時代初頭から全国の酒蔵へ広まった。

杉玉はおおむね2月から3月に飾られるが、この時期は新酒の季節であり、「今年も新酒ができましたよ」という目印になる。吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。緑色(2月から6月頃)は新酒の季節、薄い緑(初夏から夏頃)は夏酒、枯れた茶色(秋頃)はひやおろしの季節というように、日本酒造りの時期と杉玉の色は同調しており、杉玉の色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を伝える。


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