2024-03-01 五色幕
●LEAF 0705 五色幕
カンブリアンゲーム(ニューイヤーカンブリアン2024)
五色幕(ごしきまく)とは、仏教の寺院の壁などに掛けられている5つの色の幕のこと。配色には差異があるが、一つの例として白・青・黄・赤・黒などがある。五色はインド哲学の五大や中国の五行思想に基づくとされる。仏教が伝える五大では青、白、赤、緑、黄となり、チベット仏教ではこの逆順の並びと厳密に決められている。
音楽で「五」と言えば「五音音階」というのがある。五音音階は、1オクターブに5つの音が含まれる音階のこと。ペンタトニックスケールとも呼ばれる。スコットランド民謡(スコットランド音楽)などにあらわれる。日本の民謡や演歌にみられるヨナ抜き音階、および琉球音階も五音音階の一つである。
ガムラン音階(ペロッグ「 C, Db, Eb, G, Ab」)も「 ミ, ファ, ソ, シ, ド」となるので五音音階になる。
2012年に制作したアルバム「FANT-ASIA」も、ガムラン音階を使っています。このアルバムは、日本語プログラム言語「なでしこ」で作成した「音色 Ver.2」を使って作曲しました。「音色」は一次元セルオートマトンによるグラフィック譜を生成します。この楽譜を様々なガムランの音色で演奏してみました。
このアルバムのアートワークは、私の個展『実験音楽工房展』で展示したことがあります。
『実験音楽工房2015』展では、2011年から2015年までの間、さ まざまなプログラム言語を使って作曲を試みた実験的な作品の楽譜や演奏CD、作曲した音源を使った映像作品などを展示しました。
セルオートマトンと言えば「ライフゲーム」ですね。プログラミングの課題としてよく使われます。そういえば、BASICで遊んだ時に作りましたね。
これは、私が「P5」(ProcessingのJacaScript版)で作ったものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?