●LEAF 0537 十三夜
月齢カレンダーというのがある。これがとても便利なんです。
月齢はおおむね月の満ち欠け(月相)と連動するため、月相の目安として用いることができる。
十三夜は、陰暦9月13日の夜。また、その夜に見られる月。陰暦8月の十五夜に次いで美しいとされる。
2023年10月28日、酒井家庄内入部400年記念事業 NEXT100「七絃琴(古琴)コンサート 十三夜奉納公演」というのが鶴岡で開催されました。
明治の女流作家「樋口一葉」が1895年12月に発表した小説に「十三夜」というのがあります。
樋口一葉は1872年(明治5年)に生まれ1896年(同29年)に24歳の若さで亡くなりました。肺結核で死を目前に控えるなかで才能を全開させ、代表作「大つもごり」(94年)、「たけくらべ」(95年)、「にごりえ」(同年)、「十三夜」(同)を書きあげました。2年にまたがる、この期間は「奇跡の14か月」として文壇史に輝いています。
樋口一葉は本郷と所縁がある。24年間の短い生涯のうち、約10年間文京区内に住んだ。
旧伊勢屋質店は、樋口一葉が生活に困った時にたびたび通ったとされる質屋。本郷・菊坂にあり、蔵や見世、座敷を有した明治期の建物です。建物所有者の跡見学園女子大学と区の協働で、建物内部を一般公開しています。
本郷・菊坂と言えば、イタリアンの「ダ マウ」がいいですね。ビザも料理もフォカッチャも美味しいです。
昭和16年の歌謡曲「十三夜」( 作詞:石松秋二 作曲:長津 義司 歌:小笠原美都子)を、藤圭子が歌っている音源があります。