2024-03-04 地母神
●LEAF 0742 地母神
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豊穣の女神(地母神)とは、世界のどの文化圏にも存在することが多い女神である。縄文時代の遺物である土偶は、地母神を象って製作されたものとする考えもある。
アルテミス( Artemis)は、ギリシア神話に登場する狩猟・貞潔の女神である。多産をもたらす出産の守護神の面も持ち、妊婦達の守護神としてエイレイテュイアと同一視された。地母神であったと考えられ、子供の守護神ともされた。
昔の出産は医療が発展している現在とは状況が違う。出産は母親にとっては命を懸けた大事業。エイレイテュイアのような出産と産婦の保護を司る神がいるのも納得できる。エイレイテュイア崇拝の起源はクレータ島と考えられている。
小アジアの古代の商業都市エフェソスは、アルテミス女神崇拝の一大中心地で、この地にあったアルテミス神殿はその壮麗さで古代においては著名であった。世界の七不思議のひとつに挙げられる。
また、この神殿は現在遺跡が残るのみであるが、近くの市庁舎に祀られていた女神の神像は現存している。この像は胸部に多数の卵形の装飾を付けた外衣をまとっており、あたかも「多数の乳房を持つ」ように見える。この像は一般に「多数の乳房を持つ豊穣の女神」として知られ紹介されるが、異説として女神への生け贄とされた牡牛の睾丸をつけられているともされる。
山形県には舟形町西ノ前遺跡で出土した「縄文の女神」と呼ばれている土偶があります。縄文時代の土偶造形の一つの到達点を示す優品として代表的な資料で、学術的価値が極めて高いとされる。
2014年に制作した「JOMON」というアルバムがあります。縄文の土笛をイメージした音と自然の音をミックスして作った作品です。
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