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2024-02-09 龍神の棲む池
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●LEAF 0499 龍神の棲む池
カンブリアンゲーム(ニューイヤーカンブリアン2024)
山形県鶴岡市にある曹洞宗の寺院「善寳寺」に、人面魚で有名な「貝喰池」というのがあります。
善寳寺の山号は龍澤山。貝喰池には古来より龍神の伝説があり、隣接する善寳寺に祀られている。
開基である妙達上人がこの地に庵を結び、日々法華経を唱えているうちに、近隣の者が大勢集まってそれに聞き入った。その中に人目を引く美しい男女の姿があった。ある時、読経が終わってもその男女が席を立たなかったので、上人が声を掛けると、二人は自らの正体を明かした。二人は貝喰池に天下った竜王・竜女であり、上人の読経を聞き仏法のありがたさを知ることが出来たと言う。そこで上人が竜王に竜道、竜女に戒道の名を与えると、二人は風水の災厄から信者を守ることを約束し、龍の姿となって昇天したのである。その後、上人の庵は龍華寺と名付けられ、善寳寺となったのである。
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このような不思議な伝承を持つ貝喰池であるが、平成の世になって、突如脚光を浴びることとなった。平成2年(1990年)頃、写真週刊誌によって紹介された“人面魚”である。頭部の模様によって人の顔に見える「鯉」なのだが、これが大ブームとなった。「鯉」は「龍神」の使いだという。
藤沢周平の小説に「龍を見た男」というのがある。小説の舞台は「善宝寺・貝喰ノ池」です。
――何かが、いる。
と思ったのは、おりくの後から歩き出そうとしたときである。源四郎は立ち止まった。自分の顔色が変るのがわかった。池の、青みどろに隠れた深みの底のあたりに、何かがいた。源四郎の二十数年にわたる漁師としての勘が、その気配を掴んでいる。それは魚ではなかった。もっと巨大なものの気配だった。
龍神は水の神様。山形県庄内町にも、先祖から受け継つがれた 龍神信仰がある。
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昨年の10月8日(日)に「第8回 月山龍神マラソン2023」といのが庄内町で開催された。
カンブリアンゲームの連衆「mki」さんが、このマラソンに参加し、一般女子10kmコースで入賞したようです。
2023年の8月、鶴岡市の加茂水族館でナイトアクアリウム「龍神のなみだ」というイベントが開催されました。私はサウンドプロジェクションも担当しました。
[ サウンドプロジェクション ]
・海+Tibetan Singing Bowl(流し用)(BTSP)
・海 No.1(固定SP)
・海 No.2(固定SP)
・海 No.3(固定SP)
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