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2024-01-15 金唐革紙

●LEAF 0211 金唐革紙

カンブリアンゲーム(ニューイヤーカンブリアン2024)

金唐革は、唐草や花鳥などの文様を型を使って革の表面に浮き上がらせ、金泥その他で彩色したものである。江戸時代前期の17世紀半ばに、オランダ経由でスペイン製の「金唐革」が輸入されて人気を博したが、鎖国を行っていたためにこれは極めて貴重かつ入手困難な品物であった。そこで、和紙を素材とした代用品の製作が日本で行われた結果、1684年に伊勢で完成した製品が「金唐革紙」の始まりである。

鶴岡市藤島にあある東田川文化記念館には、金唐革紙の壁紙が使われている部屋がある。ここは旧郡会議事堂の応接室だった部屋。

2022年10月22日に行われた「SESSION2022@明治ホール」では、この部屋を控室としてお借りしました。


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