【音楽コラム】レコード・ストア・デイ 2016

2016年。Yahoo!ニュースのコラムを前提に途中まで書いたけどあまり面白くもないし、続きを書いても悪口にしかならないのでボツにしました。

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2016年4月16日（土）はレコード・ストア・デイだった。
レコード・ストア・デイとは2008年にアメリカから始まったキャンペーンで、非常に簡単に言ってしまえば“レコード店に行ってレコードを買いましょう”という日だ。2016年の時点で世界21カ国の数百にのぼるショップが賛同しており、さまざまなアーティストによる限定盤が店頭オンリーで発売されて話題を呼んでいる。アメリカやイギリスでは有名レコード店の前で徹夜組が出ることも珍しくはなく、昨今のアナログ盤復活の起爆剤になったともいわれる。日本でも2011年から“レコード・ストア・デイ・ジャパン”が開催されている。
音楽ファンのあいだで徐々に知られるようになってきたレコード・ストア・デイだが、規模が大きくなるにつれ、疑問の声が上がってきたことも事実だ。
まずレコード・ストア・デイというものが売り手の立場から作られたものため、買い手である音楽ファンからするとピンと来ないことがある。 毎日のようにレコード／CDショップに足を運ぶ音楽リスナーからしてみれば、「別に日にちを指定されなくても、行きたいときに行くよなぁ」という感じだろう。
さらに創始国であるアメリカと後発の日本では、レコード・ストア・デイのロゴは同じであっても、その性質が大きく異なっていることがある。