見出し画像

父方祖母のホロスコープを読んでみた4

さて、あっと言う間に第四弾になりました。
サカエちゃんとは、一緒に暮らしていましたので(笑)
謎なほど良く知っているので、語りばかりが多くなります。
皆様の鑑定のソースの一助となれば嬉しいです。

ほぼ、この企画。
自分のリーディングUPの為の企画ですので、お付き合い戴いている皆様にはとても感謝しております。

さて、父方の祖母サカエちゃんのホロスコープをまずは出してみましょう。

さかえ出生図

今回は、7ハウスからです。やっと半分ですね(笑)

さて、7ハウスといえば”その人が社会で見せる顔”または”他人への接し方”などが出ると言われています。恋愛や、結婚。パートナーシップ(お仕事も含め)も、ここで読みます。結構広い意味を持つハウスではあります。

ちなみに、今まで読んできた1ハウスから6ハウスまでは、プライベートを示す場所。いわゆるお家の中のアナタです。

出生図を読む場合、上半分は社会の中での事を見ます。

出生時に地平線の下に有った星達が1ハウスから6ハウス。
地平線より上にあり、暗ければ見えた筈の星達が7ハウスから12ハウスに入ると言うわけです。
この円は、実際に生まれた時のリアルな星の配置なのですよ。
面白いと思いませんか?

ですから、太陽と月の位置を見れば・・・。
その日の、月の形も分かる訳です。

では、サカエちゃんの出生図を見てみますと・・・。
太陽は上半分にあり、てっぺんに近いことから、午前中の正午前生まれたと読み込めるのです。。
太陽のマーク(〇に真ん中に点が付いているもの)が有る位置を見れば
だいたい何時頃の生まれか判断が付くのです。

脱線したので、話を戻しましょう!

サカエちゃんの7ハウスは、天秤座。
天秤座という名前通り。
一歩社会に出れば、色々な出来事のバランスを取ることが上手い人と言えます。時には、自分の感情を抑えてでもいざこざを起こさない一面があると読めます。

ただ、彼女。
プライベートでは、夫に火鉢投げつけたり。
兄夫婦に、好き勝手言って働きに出ている人ですから。

いざこざ起こしてるじゃないか!と、思うかも知れません。

ただ、いざこざを起こしているのは家の中だけでして。
一歩家庭から出れば、実は意外と周囲をよく見て、人間関係がスムーズに行く様に気を使える人でした。
習い事を沢山していましたが、そこでは集金を請け負ったり。
皆で、衣装を揃えようと言うと、衣装を手配したりと世話焼きさんだったのを私は実際に見ています。

基本的な性格は変えられませんので、自分自身が「不公平」だと思ったり、「これは違う」と思う時はガンガン発言するのは外でも同じですが。
最終的には、周囲を丸め込んで揉め事を押さえていたようです。

結果、周囲との調和は図れた模様(笑)

土星が入っているという面も見え隠れしています。
土星は、秩序を保つことをしますから。
最低限の社会的なルールは守るようです。

その代わり、毎度ガンガン言うわ、バシバシ行動するわで、度が過ぎてしまい”猛烈”といレッテルは貼られていたようです。

ですから、サカエちゃんは、ご近所では知らない人は居ない有名人でした。
まあ、一風かわった天秤座7ハウスです。

後でも触れますが。
オリジナリティーを求め、人と違う事を良いとする太陽星座の水瓶座ですから。一番影響の強い水瓶座気質が、どのハウスにも波及していたように感じています。

サラッと流してしまいましたが、次の8ハウスに行ってみたいと思います。
また、8ハウスも読み方が難しいハウスでして。
遺産とか、先祖とか。

2ハウスが自分で稼ぐお金で、真逆の8ハウスはパートナーの稼ぐお金ともいわれています。実際の鑑定になると、相談者さんの相談内容で答えは変わってくるとは言え・・・。
出生図は、基本的な部分になりますので性格読みを前提に8ハウス蠍座、という視点で考えてみます。

色々なワードを総合して考えると。
先祖や、遺産などという物と、パートナーのお金、という点から「親密な相手」「限られた狭い関係の相手=運命共同体=経済を共にする関係」との、生きる上で避けられない特殊な出来事(死や、遺産相続、もう少し緩く見ると転職や転居など)に遭遇した時に、どんな感じで乗り越えていくのか。を読んでいきたいと思います。ここのハウスがさそり座ですから、さそりさんの特徴が出ます。

限られた大切な人とは、深く結びつきたいと思い。
とことん、信頼した人には素の自分も見せるし。何があっても、守り通す。そんな感じになってくるようです。アナタのためなら、どんなことでも!
というのでしょうか。あばたもえくぼで、どんなダメなアナタでも全部愛しちゃう的な所も出てきます。

実際、サカエちゃんは夫が転職をして挫折しないために。
正社員で働きながら、トリプルワークをしていました。
(夫は堂々としているけれど、実はガラスのハートを持つ人でした)
ですから、アンタはアタシが守ってやるから、心配すんな!的な感じでしょうか。気に入らないと火鉢を投げつけるわりには、本当に大事だったらしく。夫が心筋梗塞で急死した後は、現実が受け入れられず。
「出掛けているだけ」と自分に言い聞かせていたのか。
夕刻になると、玄関に立ち日が暮れても家に入らず。
家族で工夫して、部屋に戻って貰うという日々が続きました。

かなり時代は戻りますが、息子で転職したいと言った時。
本人そっちのけで、ツテでの仕事口を探したのもサカエちゃんです。
成人した息子が、家業が嫌だと会社員に転職し。
そこが、働きにくいと辞めたら「ほら見たことか、家の仕事をしていれば良い物を」と言い出しそうですが。
サカエちゃんは、知り合いに声を掛けて歩いて息子の転職先を見つけてきた事も有りました

もう一人の息子が、全国転勤の大手ビール会社に入社し。
全国ぐるぐる転勤で回っていて。
「地元の味付けしか食べたく無い」
そうワガママを言っていると、息子の嫁が泣きついてきたら。
定期的に、地元で自分の使っていた調味料の詰め合わせを段ボールに詰め込み。延々送り続けたという逸話もあります。

これが、8ハウスさそり座である母親であり妻である人の人生で起こる「イレギュラー」の解決方法なのかも知れません。

父とサカエちゃん(祖母)

★宣伝になりますが、私 占星術師 宮城珠夕として活動しております★
ご相談や、出生図の鑑定なども行っております。
ご興味を持たれましたら、どうぞお声かけくださいませ。
ご依頼お待ちしております。