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イベントバー「エデン」の1日店長楽しい、1回やってみれ

 先日イベントバー・エデンで1日店長をやってみたのでお礼も兼ねたメモを。

 友人にはちらりちらりと漏らしてたんだけど、異国飯、未知飯を提供する店をやってみたいという気持ちはあるんですよ。とはいえ店を開いたところで儲け続ける人は僅かだし、勝ち目は少ないわけで。

 そんなときに友人からイベントバー・エデンを教えてもらった。ほかにも場所借りできるところは検索すればかなりある。でもエデンの良さは損しない

■エデンのよさみ1.利用料は利益(=売上ー材料費)ー1万円を店と折半。ただし利益が1万円に届かない場合はマイナスにはならない。

 これによって、たいして人がこなかったら場所代をひかれて大赤字という心配がきれいさっぱりなくなる。

 エデンの素晴らしさはそれだけではない。エデン関係者がADHD系に非常に理解がある。ユルい。おおいに店で焦っても、それなりの笑われることはまずない。

■エデンのよさみ2.発達障害だろうと初心者だろうと優しい

 ユルく信頼関係が成り立っているので、終了時に店長が来て集金金額を確認したら細かく確認などせずその場で精算して終了。これがまた緊張感がなくていい。

 エデンのノウハウは積み立てられているので、メッセージや当日の直接の説明は初回でもわかりやすい。アピールについても言われた通りにやっていれば、フォロワー数が少なかろうとちゃんと見てくれる人がいて来てくれる。

■エデンのよさみ3.客が手伝う

 二人以上で運営すれば集金注文係とホール係で分担できるので、逆に言えば1人でやりくりはオーバーホールする。これもまたノウハウというか、客が多くなれば、客がすっとカウンターに入ってやりくりをサポートして手伝う流れになる。

 正直人気もそんなないだろうと思ってたんですよ。なにせ僕ではないんだが、商品の紹介ツイートで数千RTをもらいながら1つも売れないで大赤字という事例をツイッターで見たので、そんなこないだろうと踏んでたんですね。ところが蓋をあければ、開店から1時間でカウンターが満席になるほど来てくれたので、ありがたいなあと。

 さっそくお願いして手伝ってもらった。ひとりがマストだったらおわってたわ。


メニューを考える

 メニューは異国飯。個人的にイチオシのクスクス+業務用カレーを主食に、トルコのバクラヴァをデザートに、あとお菓子はアジア各国のをピックアップして、少しずつ食べ比べてもらうことにした。

 ネット仲間の言葉を借りると「大量パックでしか売ってなくて試しづらい謎食材を、試食的に少量多品種提供する」スタイルだ。

 本当はエデンさん的に材料費は5000円上限と聞いていたが、買い出しは楽しいもので、あれも提供したいこれも提供したいという挙動(初心者あるあるなんだそうだ)を繰り返すうちに1万円近くなってしまった。売れなければ自分で蓄えてちまちま食べられる量だし大丈夫かとついつい買ってしまった。これもエデンさん相談し、ある程度負担という形にしていただいた。

 このたくさん買ったものから、「東アジアセット」「西アジアセット」「しょっぱいおつまみセット」「甘いスイーツセット」とわけてそれぞれ500円で提供することに決め、メニューを作り印刷した。家のプリンターでカラープリント久々にしたなあ。

  とりあえずなんかよくわからんものをつまんでもらうので、よくわからんという感想をいただくんだが、それでおっけーです。満足。

 あと著書などの物販コーナーも置いた。これもお客さんが買ってくれてありがたし。

■で、儲かるの?

 本当に借りたら儲かるのか怪しいところだけど、かなり盛況だったけど、本業のライター仕事の1日平均売上ととんとんくらいの利益に。今回は15時から20時の5時間だったけど、これを毎日継続するとなると、簡単じゃあないですわね。

 外食のごっこ遊びというか体験できたことで、今後外食で金を落としたくなりました。

 ほんと楽しいし、しかも損しないので、1度やってみるといいと思いますよ。その節はありがとうございました、また利用しますわ。

 東京だと神田がキラキラ、池袋(要町)が意識低いほうで、客層がわかれるそう。僕は池袋だな。平日も前もって告知すれば少しはお客さんが来そうだ。


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