利き手ぬぐい師への道3
その手習いはお遊び程度のものだったけど、刺し子をしたり、浴衣を縫ったりした。刺し子の柄は麻の葉だった。規則正しく下絵をかく、その無駄のないデザイン、合理性に文字通り"惚れた"。とはいえ普段着は和のものもほどほどにに縁遠いう生活で、やがて浴衣も着なくなり、社会人になる頃にはとくにそんな気配はなくなっていった。(一度ケッコンした時は当然のように神社で和装、黒引きにした。その昔、おばあちゃんの見せてもらった結婚式に衣装が素敵だったから。これからお式をあげる人がいたらおススメします✨)
手ぬぐいは手元に置いておける癒しみたいなものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?